クリスマスまで待たせないで
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
12月22日。
雪がしんしんと降る中、玄関を開ける音が聞こえる。
『ちわーっす。』
鍵は開けとくから勝手に入ってきて。と小さい頃からそう言ってきたので、何の躊躇もなくこっちに向かってくる音がする。
そして、ちょうど準備し終えた鍋をこたつの上に移し終えた所で、その声の本人が現れた。
「おかえり、影山せーんしゅっ。」
『おう、ただいま。』
どんなスーパースターになっても昔から変わらない。
そんな飛雄を見ると嬉しくて思わず笑みがこぼれる。
『今日、お父さんとお母さんいねえのか。』
「うん。温泉旅行だってさ。娘を差し置いて。」
『お前は行くって言わなかったのか。』
「まあ、影山選手久しぶりに帰ってくるし?」
『その影山選手やめろ。気持ち悪い。』
「ふふ、ごめんごめん。あと、飛雄の誕生日だし?お祝いしたい慈悲の心ってもんがあるじゃないですか。」
そういうと飛雄は一瞬目を見開いて少し驚いていた。
『お前、やっぱちゃんと覚えてんだな。』
「幼馴染ってそういうもんでしょ。毎年LINEは送ってるじゃん。」
LINEは送っていても当日を一緒に過ごすなんて学生以来か。
学生の時だって、学校で顔を合わせるってだけでわざわざ2人きりで会ってたわけじゃないけど。
「さ、鍋食べよ。」
雪がしんしんと降る中、玄関を開ける音が聞こえる。
『ちわーっす。』
鍵は開けとくから勝手に入ってきて。と小さい頃からそう言ってきたので、何の躊躇もなくこっちに向かってくる音がする。
そして、ちょうど準備し終えた鍋をこたつの上に移し終えた所で、その声の本人が現れた。
「おかえり、影山せーんしゅっ。」
『おう、ただいま。』
どんなスーパースターになっても昔から変わらない。
そんな飛雄を見ると嬉しくて思わず笑みがこぼれる。
『今日、お父さんとお母さんいねえのか。』
「うん。温泉旅行だってさ。娘を差し置いて。」
『お前は行くって言わなかったのか。』
「まあ、影山選手久しぶりに帰ってくるし?」
『その影山選手やめろ。気持ち悪い。』
「ふふ、ごめんごめん。あと、飛雄の誕生日だし?お祝いしたい慈悲の心ってもんがあるじゃないですか。」
そういうと飛雄は一瞬目を見開いて少し驚いていた。
『お前、やっぱちゃんと覚えてんだな。』
「幼馴染ってそういうもんでしょ。毎年LINEは送ってるじゃん。」
LINEは送っていても当日を一緒に過ごすなんて学生以来か。
学生の時だって、学校で顔を合わせるってだけでわざわざ2人きりで会ってたわけじゃないけど。
「さ、鍋食べよ。」