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学校は楽しい。でも、時々つまんない。
みんなみーんな毎日同じような話ばっかり。
彼氏、推し、コスメ、スイーツ、SNS
ぐるぐるぐるぐる同じトピックを飽きずにひたすら消耗、消耗。
<ねえ〇〇ちゃん話聞いてんの?まーたそうやって自分の世界入って。>
ミクはいつも私を現実世界に引き戻す。
「聞いてるよーん。」
<はいダウト。聞いてないでしょ。> {うん、絶対聞いてないね。}
モモネは大体ミクの味方。この2対1の構図になると少しめんどくさい。
<〇〇ちゃんって絶対mbtiだとiだよね。> {分かるー!iでしかない。}
「何ソレ。」
モモネのクシで前髪を梳かす手が止まり、ミクが取り出しかけたリップを落とした。
<{えー!本当に知らないの!}>
わざわざ携帯でmbtiを調べて見せてくる2人。そんなに驚く?
画面をのぞき込み、大体を察する。
はいはい。性格診断的なやつね。
2人が前のめりになった瞬間、ちょうどよくチャイムが鳴る。
<時間あるときやって結果教えて!>
うーん、めんどくさいなあ。
次の授業はクラスの大半が寝ちゃうおじいちゃん先生の古文。
どうせ寝ちゃうんだから、今やってしまおうか。
さっきの"mbti診断"をポチ、ポチと始める。
こんな流行りものなんかより、私はロックが好きだし、サブカル映画が好きだし、キモかわいい爬虫類が好きなのに。
"あなたのmbtiは…ISTPです"
みんなみーんな毎日同じような話ばっかり。
彼氏、推し、コスメ、スイーツ、SNS
ぐるぐるぐるぐる同じトピックを飽きずにひたすら消耗、消耗。
<ねえ〇〇ちゃん話聞いてんの?まーたそうやって自分の世界入って。>
ミクはいつも私を現実世界に引き戻す。
「聞いてるよーん。」
<はいダウト。聞いてないでしょ。> {うん、絶対聞いてないね。}
モモネは大体ミクの味方。この2対1の構図になると少しめんどくさい。
<〇〇ちゃんって絶対mbtiだとiだよね。> {分かるー!iでしかない。}
「何ソレ。」
モモネのクシで前髪を梳かす手が止まり、ミクが取り出しかけたリップを落とした。
<{えー!本当に知らないの!}>
わざわざ携帯でmbtiを調べて見せてくる2人。そんなに驚く?
画面をのぞき込み、大体を察する。
はいはい。性格診断的なやつね。
2人が前のめりになった瞬間、ちょうどよくチャイムが鳴る。
<時間あるときやって結果教えて!>
うーん、めんどくさいなあ。
次の授業はクラスの大半が寝ちゃうおじいちゃん先生の古文。
どうせ寝ちゃうんだから、今やってしまおうか。
さっきの"mbti診断"をポチ、ポチと始める。
こんな流行りものなんかより、私はロックが好きだし、サブカル映画が好きだし、キモかわいい爬虫類が好きなのに。
"あなたのmbtiは…ISTPです"
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