出会い
ー数日後ー
(月読尊保護から数日が経ち、すっかり馴染んだ月読尊。
ブルマ宅にて、平和な日々を送っていた)
月「·····」
ブルマ「もしかして、こういうの、興味ある?」
月「!は、はい·····実は·····研究所を脱出する時の為に知識を得ました·····」
ブルマ「あら!なら、今これ作ってるの。手伝ってくれない?」
月「!わ、私でよければ·····」
(タスキ掛けをし、手伝う月読尊)
ー数時間後ー
ブルマ「すごいわ!この作業、普通は二人がかりでもかなりかかるのに·····もう終わっちゃった!
あんた才能あるんじゃない?」
月「k、恐縮です·····」
ブルマ「そんな謙遜しないで。
これからもお手伝いお願いね。」
月「は、はい·····」
ー数日後ー
(畑仕事を手伝う月読尊)
悟空「いやぁてすかったぞ!」
月「い、いえ·····」
悟空「そういやぁ月読尊、おめぇ戦けぇたりするんか?」
月「!·····い、一応·····戦闘用にサイヤ人のDNAの作用で地球人の皮膚よりも丈夫にできているようです·····。
パワーも·····今はこのマスクと腕と足についている装置で制御しています·····ので·····」
悟空「力抑えてるっちゅうことは·····強ぇんか!」
月「·····自覚はありませんが·····」
悟空「な、オラと1回手合わせしてくれ!!」
月「!?」
悟空「な、頼む!」
月「·····」
(結局、手合わせをした)
悟空「ほぇ〜やっぱおめぇ、強ぇな!
あんな戦ぇ方、オラ初めてでワクワクしたぞ!」
月「k、恐縮です·····。
悟空さんも·····超サイヤ人3·····でしたっけ·····凄かったです·····。」
悟空「超サイヤ人3でここまで戦ぇる奴、おめぇが初めてだ!もっと自信もっていいと思うぞ?」
月「·····💦」
ピッコロ「孫。」
月「!!」∑(O_O;)ビクッ
(ピッコロの声に驚き咄嗟に悟空の後ろへ隠れる月読尊)
悟空「よおピッコロ!どうした?」
ピッコロ「お前の気が大きくなったから何かあったのかと気になってな·····」
悟空「ああそーいうことか。
実はよ、月読尊と手合わせしてたんだ。」
ピッコロ「何?」
悟空「月読尊、案外強ぇんだ!
気づいたらオラ、超サイヤ人3になっちまってよ( ᐢᢦᐢ )」
ピッコロ「!?」
悟空「な、月読尊·····って、あれ?どこいった?」
ピッコロ「·····お前の後ろだ。」
(ピッコロに言われ、自分の背後を確認する悟空)
悟空「!
何だ、そこにいたんか。
どうした?震えってっぞ?」
(月読尊の頭を優しく撫でる悟空)
ピッコロ「·····もしや驚かせてしまったか?」
月「·····いえ·····大丈夫·····です·····。」
悟空「おめぇ、強ぇのに、怖がりなんだな。」
月「·····すみません·····」
悟空「気にすんなって😊」
ピッコロ「·····(こんなに怖がりで本当に強いのか·····?)」
悟空「あ、そうだ!
なぁピッコロ!月読尊な、力もすげぇんだけんど、戦ぇ方もすげぇんだ!」
ピッコロ「?戦い方?」
悟空「ああ。
月読尊、歌いながら戦うんだ!」
ピッコロ「歌いながら·····だと?」
悟空「ああ。
月読尊が歌うと、違ぇ空間にいる感じになって、月読尊の動きが読めなくなるんだ。
んで、時々、技とか拳が全部跳ね返ぇされる。」
ピッコロ「!」
悟空「多分、こいつの能力かなんかだと思うんだ。
そんで、攻略しようとすっと、今度は急に何もねぇとこから急に攻撃されんだ。」
ピッコロ「·····」
悟空「すごかったなぁ·····超サイヤ人のままじゃオラ負けてたかもしんねぇもん。」
ピッコロ「(孫がここまで言うのなら·····そうなのか·····。)」
(ピッコロ、月読尊を見る。ビクつく月読尊)
ピッコロ「·····(俺はそんなに怖いのだろうか·····)」
悟空「おめぇ、怖がりすぎだってw
今日、悟天が抱きついた時だって飛び上がってたじゃねぇかw」
ピッコロ「!·····(ということは·····俺だけを怖がっているわけじゃ無さそうだな·····)」
悟空「よっと」
月「!?」
(突如、月読尊を抱き上げる悟空)
悟空「こうすっと少しづつだけど、落ち着いてくんだ。
ブルマが言ってたぞ。」
ピッコロ「そ、そうなのか·····?」
悟空「ああ。
親に抱かれたことがないとか何とかで甘えたことねぇからだとか。
オラあんまよくわかんなかったけんど·····要するに、寂しいんだろ?」
ピッコロ「·····まぁ、そういうことだな。(あの境遇じゃそうなってもおかしくはないな。)」
月「·····(悟空さん·····暖かい·····。ブルマさんやチチさんもそうだったけど·····人って、暖かいんだ·····。)」
悟空「お、気が落ち着いてきたな。」
ピッコロ「·····ブルマの言う通りだったな。」
悟空「気が暴走した時とかはこうすっといいって皆に知らせねぇとな。」
ピッコロ「!
皆って·····ベジータとかにもか?」
悟空「もちろんだ!
オラがいねぇ時にそうなっちまったら大変だかんな。」
(悟空、月読尊の右腕を持ち上げ、
ピッコロに見せる)
悟空「月読尊、こいつと顔に付いてるやつで力を抑えられてんだってよ。」
ピッコロ「·····つまり、暴走して止められなかった場合、その制御装置か、それが外れて、被害が拡大する可能性も考えられるということか。」
悟空「ああ。
ま、今のままでも十分強ぇけどな( ᵔ ᵔ )
月読尊は戦ぇの才能あるんじゃねぇか?
もっと修行すれば、良くなると思うぞ。」
ピッコロ「·····そうかもしれないな。
まずは、自分の能力の把握と自己制御ができるようになるところからだな。」
悟空「月読尊、
おめぇはどうする?」
月読尊「!·····(自己制御·····できるようになりたい·····かも·····みんなを守るためなら·····。)できるようになりたい·····です·····制御·····」
悟空「!んじゃ、修行だな!」
ピッコロ「お前は家の事もあるからあまり出来ないだろう。俺は時々パンのことがあるくらいだからな。俺がついててやる。」
悟空「!あー!そうだった!あっちの人参収穫しねぇといけねぇんだった!
やッべぇ チチに怒られっちまう💦
んじゃ、ピッコロ、月読尊頼む!」
ピ/月「!?」
(ピッコロに月読尊を抱かせ、人参畑へ行ってしまう悟空)
二人「·····」
(あまりのことに呆然とする二人)
月「·····(急すぎてびっくりする暇もなかった·····💧)」
ピッコロ「·····昔からああなんだ。
すまなかったな。」
月「!い、いえ·····大丈夫·····です。」
(月読尊の尾がゆっくり揺れる)
ピッコロ「·····(あれから数日たったが·····軽すぎるな·····。)お前、食事はきちんと取っているのか?」
月「!·····はい·····。
でも·····通常の人よりもあまり量を食べられなくて·····昨日はチチさんにご心配をかけてしまいました·····。」
ピッコロ「·····食えるだけ食えばいい。
あまり無理すると体に悪いからな。
おそらく、体質も関係してるのだろう。」
月「!·····」
ピッコロ「·····悟飯のところに行くか。
ここでは孫の邪魔になる。」
月「!」
(頷く月読尊)
ピッコロ「少し揺れる。しっかり掴まっていろ」
《フッ》
(月読尊を抱えたまま悟飯宅へ)
〜悟飯宅〜
(昼食をもらい、パンの相手をしている月読尊)
ビーデル「月読尊ちゃん、覚えが早いわね。
すぐに抱き方もあやし方も完璧にできるようになっちゃった。」
悟飯「もしかしたら、子育ての才能があるのかもしれませんね。」
《〜🎶》
(歌い出す月読尊とその声に大喜びするパン)
三人「!!!」
ビーデル「月読尊ちゃん、歌も上手なのね。」
悟飯「歌の才能もあるんですね·····。
将来、いい母親になれますよ、きっと。」
ピッコロ「·····(俺でもわかる·····あの歌声·····やはり才能か·····。)」
(月読尊保護から数日が経ち、すっかり馴染んだ月読尊。
ブルマ宅にて、平和な日々を送っていた)
月「·····」
ブルマ「もしかして、こういうの、興味ある?」
月「!は、はい·····実は·····研究所を脱出する時の為に知識を得ました·····」
ブルマ「あら!なら、今これ作ってるの。手伝ってくれない?」
月「!わ、私でよければ·····」
(タスキ掛けをし、手伝う月読尊)
ー数時間後ー
ブルマ「すごいわ!この作業、普通は二人がかりでもかなりかかるのに·····もう終わっちゃった!
あんた才能あるんじゃない?」
月「k、恐縮です·····」
ブルマ「そんな謙遜しないで。
これからもお手伝いお願いね。」
月「は、はい·····」
ー数日後ー
(畑仕事を手伝う月読尊)
悟空「いやぁてすかったぞ!」
月「い、いえ·····」
悟空「そういやぁ月読尊、おめぇ戦けぇたりするんか?」
月「!·····い、一応·····戦闘用にサイヤ人のDNAの作用で地球人の皮膚よりも丈夫にできているようです·····。
パワーも·····今はこのマスクと腕と足についている装置で制御しています·····ので·····」
悟空「力抑えてるっちゅうことは·····強ぇんか!」
月「·····自覚はありませんが·····」
悟空「な、オラと1回手合わせしてくれ!!」
月「!?」
悟空「な、頼む!」
月「·····」
(結局、手合わせをした)
悟空「ほぇ〜やっぱおめぇ、強ぇな!
あんな戦ぇ方、オラ初めてでワクワクしたぞ!」
月「k、恐縮です·····。
悟空さんも·····超サイヤ人3·····でしたっけ·····凄かったです·····。」
悟空「超サイヤ人3でここまで戦ぇる奴、おめぇが初めてだ!もっと自信もっていいと思うぞ?」
月「·····💦」
ピッコロ「孫。」
月「!!」∑(O_O;)ビクッ
(ピッコロの声に驚き咄嗟に悟空の後ろへ隠れる月読尊)
悟空「よおピッコロ!どうした?」
ピッコロ「お前の気が大きくなったから何かあったのかと気になってな·····」
悟空「ああそーいうことか。
実はよ、月読尊と手合わせしてたんだ。」
ピッコロ「何?」
悟空「月読尊、案外強ぇんだ!
気づいたらオラ、超サイヤ人3になっちまってよ( ᐢᢦᐢ )」
ピッコロ「!?」
悟空「な、月読尊·····って、あれ?どこいった?」
ピッコロ「·····お前の後ろだ。」
(ピッコロに言われ、自分の背後を確認する悟空)
悟空「!
何だ、そこにいたんか。
どうした?震えってっぞ?」
(月読尊の頭を優しく撫でる悟空)
ピッコロ「·····もしや驚かせてしまったか?」
月「·····いえ·····大丈夫·····です·····。」
悟空「おめぇ、強ぇのに、怖がりなんだな。」
月「·····すみません·····」
悟空「気にすんなって😊」
ピッコロ「·····(こんなに怖がりで本当に強いのか·····?)」
悟空「あ、そうだ!
なぁピッコロ!月読尊な、力もすげぇんだけんど、戦ぇ方もすげぇんだ!」
ピッコロ「?戦い方?」
悟空「ああ。
月読尊、歌いながら戦うんだ!」
ピッコロ「歌いながら·····だと?」
悟空「ああ。
月読尊が歌うと、違ぇ空間にいる感じになって、月読尊の動きが読めなくなるんだ。
んで、時々、技とか拳が全部跳ね返ぇされる。」
ピッコロ「!」
悟空「多分、こいつの能力かなんかだと思うんだ。
そんで、攻略しようとすっと、今度は急に何もねぇとこから急に攻撃されんだ。」
ピッコロ「·····」
悟空「すごかったなぁ·····超サイヤ人のままじゃオラ負けてたかもしんねぇもん。」
ピッコロ「(孫がここまで言うのなら·····そうなのか·····。)」
(ピッコロ、月読尊を見る。ビクつく月読尊)
ピッコロ「·····(俺はそんなに怖いのだろうか·····)」
悟空「おめぇ、怖がりすぎだってw
今日、悟天が抱きついた時だって飛び上がってたじゃねぇかw」
ピッコロ「!·····(ということは·····俺だけを怖がっているわけじゃ無さそうだな·····)」
悟空「よっと」
月「!?」
(突如、月読尊を抱き上げる悟空)
悟空「こうすっと少しづつだけど、落ち着いてくんだ。
ブルマが言ってたぞ。」
ピッコロ「そ、そうなのか·····?」
悟空「ああ。
親に抱かれたことがないとか何とかで甘えたことねぇからだとか。
オラあんまよくわかんなかったけんど·····要するに、寂しいんだろ?」
ピッコロ「·····まぁ、そういうことだな。(あの境遇じゃそうなってもおかしくはないな。)」
月「·····(悟空さん·····暖かい·····。ブルマさんやチチさんもそうだったけど·····人って、暖かいんだ·····。)」
悟空「お、気が落ち着いてきたな。」
ピッコロ「·····ブルマの言う通りだったな。」
悟空「気が暴走した時とかはこうすっといいって皆に知らせねぇとな。」
ピッコロ「!
皆って·····ベジータとかにもか?」
悟空「もちろんだ!
オラがいねぇ時にそうなっちまったら大変だかんな。」
(悟空、月読尊の右腕を持ち上げ、
ピッコロに見せる)
悟空「月読尊、こいつと顔に付いてるやつで力を抑えられてんだってよ。」
ピッコロ「·····つまり、暴走して止められなかった場合、その制御装置か、それが外れて、被害が拡大する可能性も考えられるということか。」
悟空「ああ。
ま、今のままでも十分強ぇけどな( ᵔ ᵔ )
月読尊は戦ぇの才能あるんじゃねぇか?
もっと修行すれば、良くなると思うぞ。」
ピッコロ「·····そうかもしれないな。
まずは、自分の能力の把握と自己制御ができるようになるところからだな。」
悟空「月読尊、
おめぇはどうする?」
月読尊「!·····(自己制御·····できるようになりたい·····かも·····みんなを守るためなら·····。)できるようになりたい·····です·····制御·····」
悟空「!んじゃ、修行だな!」
ピッコロ「お前は家の事もあるからあまり出来ないだろう。俺は時々パンのことがあるくらいだからな。俺がついててやる。」
悟空「!あー!そうだった!あっちの人参収穫しねぇといけねぇんだった!
やッべぇ チチに怒られっちまう💦
んじゃ、ピッコロ、月読尊頼む!」
ピ/月「!?」
(ピッコロに月読尊を抱かせ、人参畑へ行ってしまう悟空)
二人「·····」
(あまりのことに呆然とする二人)
月「·····(急すぎてびっくりする暇もなかった·····💧)」
ピッコロ「·····昔からああなんだ。
すまなかったな。」
月「!い、いえ·····大丈夫·····です。」
(月読尊の尾がゆっくり揺れる)
ピッコロ「·····(あれから数日たったが·····軽すぎるな·····。)お前、食事はきちんと取っているのか?」
月「!·····はい·····。
でも·····通常の人よりもあまり量を食べられなくて·····昨日はチチさんにご心配をかけてしまいました·····。」
ピッコロ「·····食えるだけ食えばいい。
あまり無理すると体に悪いからな。
おそらく、体質も関係してるのだろう。」
月「!·····」
ピッコロ「·····悟飯のところに行くか。
ここでは孫の邪魔になる。」
月「!」
(頷く月読尊)
ピッコロ「少し揺れる。しっかり掴まっていろ」
《フッ》
(月読尊を抱えたまま悟飯宅へ)
〜悟飯宅〜
(昼食をもらい、パンの相手をしている月読尊)
ビーデル「月読尊ちゃん、覚えが早いわね。
すぐに抱き方もあやし方も完璧にできるようになっちゃった。」
悟飯「もしかしたら、子育ての才能があるのかもしれませんね。」
《〜🎶》
(歌い出す月読尊とその声に大喜びするパン)
三人「!!!」
ビーデル「月読尊ちゃん、歌も上手なのね。」
悟飯「歌の才能もあるんですね·····。
将来、いい母親になれますよ、きっと。」
ピッコロ「·····(俺でもわかる·····あの歌声·····やはり才能か·····。)」