出会い

(全員紙をのぞき込む)

悟飯「不思議な名前ですね。」

ビーデル「前にちょっと読んだことのある本に載ってた神様みたいな名前ね。」

チチ「月って字が入ってるから·····月の神様だか?」

悟天「かっこいい✨」

(口々に褒めたり感想を言い合う)


月「·····」

ブルマ「ね?大丈夫でしょ。」

(軽く頷く月読尊)



ブルマ「さ、話はここまで。
月読尊ちゃん。ご飯にしましょう!」

チチ「!んだな!オラの自慢の手料理だ!苦労した分、腹いっぱい食ってけろ!」

(キッチンへ走るチチ)

悟飯「あ!僕も手伝います!」

(悟飯もキッチンへ)

悟空「チチの飯は超うめぇんだ!」

悟天「そうだよ!すっごく美味しいよ!」





ー数分後ー

(数々の料理がテーブルに並ぶ)

ブルマ「よくこの短時間でこんなに作れたわね。」

チチ「当然だべ!月読尊ちゃんに腹一杯になってもらうためだ!

さ、月読尊ちゃん。食べていいだよ!」

月「·····」

(手を合わせ、箸を持つ)

月「!·····」

《カシュッ》

全「!」

月「(これで良し·····)」

(月読尊のマスクが開き、顔全体が露になる。)

《ざわざわ》


月「·····」

チチ「どうだ?うめぇか?」

月「·····はい·····。これが·····味·····なんですね·····。」

全「!!!」

ブルマ「あーやっぱり、あんな食事じゃ、無味よね。そうだと思った。」

チチ「·····」
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元気