〜フリーザ襲撃地〜

(力尽きた悟飯へフリーザが閃光を放つ)



《ピシュンッ パシッ》

フリ「！！」

(悟空達が出現し、閃光が弾かれる)




月「悟飯さん!」

(倒れる悟飯を支える月読尊)

悟空「悟飯！」




フリ「グヌヌヌ·····フフフ。ようやく会うことが出来ましたねぇ」

(嬉しそうに笑うフリーザ)




月「!?」

(フリーザの方を見る月読尊)




フリ「孫悟空！」




悟空「ｸｯ」

(フリーザを睨みつける悟空)






月「(そんな·····まさか·····この人が·····フリーザ·····？)」

悟空「すまなかったな悟飯。おめぇ気、しっかり届いたぞ。」

悟飯「！」

悟空「よく頑張ったな！」

悟飯「·····すみません·····。僕には·····父さんを呼ぶのが精一杯で·····それに·····ピッコロさんが僕を庇って·····」

月「ﾊｯ そうだ、ピッコロさん·····」

(正気に戻り、ピッコロの遺体を確認する)

悟空「でぇじょうぶだ。ピッコロはナメック星のドラゴンボールで生き返ぇるじゃねぇか！」

月/悟飯「！」

月「(生き返らすことが出来るの！？)」

悟飯「はい！」

(月読尊とピッコロに近づく悟空。
ピッコロに触れる悟空。)

月「！」

(ピッコロから離れる月読尊)

悟空「ピッコロ·····必ず、生き返ぇらせてやっからな。」

《ピシュンッ》

ソルベ「！？」

(悟空が消えたことに驚くソルベ)

フリ「·····ヤードラット星人に伝わる瞬間移動·····。
おや？貴女、見ない顔ですね。」





月「！」





(月読尊に気づき声をかけるフリーザ)

フリ「見たところ、まだ子供·····。ですが只者じゃ内容ですね。」






月「·····」





フリ「ふむ·····。怖がっているわけではなさそうですね·····。ですが不思議と、親近感が湧く·····。
何者ですか貴女は·····。」





月「·····っ」

(フリーザをキッと見る月読尊)




フリ「！？·····まさか·····貴女の記憶ですか？」





(頷く月読尊)





フリ「成程·····。面白い能力をお持ちのようですねぇ。·····月読尊ですか·····。覚えておきましょう。
貴女とは何かの、縁がありそうですからね。」





月「！·····」

《ピシュンッ》

月「！」

悟空「·····悟天！トランクス！」




二人「！」




悟空「ピッコロの体、デンデのとこに預けてきた。お前達で事情説明してこい！」




二人「ええ！？」




悟天「でもこれからお父さんがフリーザ達を倒すんでしょ！」

トラ「見物くらいいいじゃんか！！」




悟空「わがまま言うな！！
こっから先は子供のいていい世界じゃねぇ！」




悟天「！う、うん·····」

トラ「でもさぁ！」




ベジ「トランクス！奴の言うことを聞くんだ！」




トラ「！パパ·····わ、わかったよ·····。」

(飛び上がる二人)

悟天「フリーザを絶対にやっつけてね！約束だよ！」

(二人、デンデの元へ)





悟空「·····月読尊。ブルマ達を頼む。」

月「！·····わかりました。」

(月読尊、ブルマ達の元へ)