復活のF編

ー数十分後ー

月「!·····(今·····嫌な感じが·····まさか·····)」

ウイス「·····(何かを感知したようですね。·····顔色も悪い·····。)」

(月読尊をチラ見し、視線を戻し悟空たちの様子を見る)

ウイス「ふ」

(微笑むウイス)

ビルス「うまーい!
ピザは美味いねぇ😋
このビヨーンって伸びるチーズってやつが実にいい!」

(ご機嫌でピザを頬張るビルス)

ビルス「ちょっと臭うがそれがまた·····《ペロン》
ウイス!おかわり!」

ウイス「取り置き分はそちらで最後です。」

ビルス「何ィ?‪💢」

(突如不機嫌になり、紫のオーラが発生。周りの空き箱が少し飛ばされる)

(紫のオーラ、収まる)

ウイス「ビルス様がピザを気に入られると思いまして、ブルマさんから大量にいただいておりますが·····残りは私の杖がないとお出しできません。」

ビルス「出せばいいじゃない。」

ウイス「ハァ·····。孫悟空とベジータさんをあそこに放り込むよう命じられたのはビルス様·····。杖は現在、使用中なのです。
·····お忘れでしたか?」

ビルス「ほー·····忘れては無い!
·····でも·····何よりも大事なのは、僕の食事だ·····。
はい!今すぐピザー。」

ウイス「やれやれ·····。
ほい。」

(空間が渦巻き、杖と悟空達が落ちてくる。)

二人「!?」

《ドサッ》

(杖を手にするウイス)

悟空「イテテ·····何すんだよぉ·····。今ちょうどいいところだったのによォ·····。」

ビルス「フン。随分と充実した修行だったみたいじゃないか。」

ウイス「ほい。」

(杖を一振するとベジータ達の服が綺麗に。)

ウイス「綺麗になりましたよ。」

(服を確認する2人)

ビルス「おい!」

ウイス「はいはい。」

(杖をかざすと中から大量の空き箱が)

ビルス「!?」

(唖然とするビルス)

ウイス「あら。空箱ばっかり。」

悟空「いやぁ( ´>▽<` )ゞ差し入れ助かったぜ!
食べもんが杖から出てくんなんて、オラ達腹減って死ぬかと思ったぜ。」

ビルス「お前らァァ·····‪💢
まさか僕のピザをぜぇぇええんぶ·····

許さぁぁあん!!!!‪💢」

(激おこで空き箱の山から飛び出すビルス)

悟空達「!!💦💦」

(慌てて逃げ出す悟空達)

ベジ「うわぁぁああ!!💦」

悟空「やべぇ!逃げろ!!!💦」

(その後を追うビルス。
三人とも森の中へ。)





ウイス「ハァ·····。またピザをいただいておかないと·····おや?」

(着信が来ていることに気づくウイス)

ウイス「これは·····着信!」

(メッセージを確認するウイス)

(そこには焦った表情でスイーツを掲げているブルマの姿が)

《早くしないと、デラックスストロベリーパフェが溶けちゃうわよ!》

ウイス「!デラックスストロベリーパフェ!あら
なんとカラフルで美味しそうなものですねぇ😊」

ビルス「!どれぇ·····」

(ウイスの顔を押しのけ、メッセージを見るビルス)

ウイス「もう·····」

ビルス「!どんな味がするのかな?」

ウイス「でも·····何やら酷く慌てているようですねぇ·····。
連絡をとってみましょうか。

ブルマさん。ブルマさん。」

《!ちょっと·····あんた連絡が遅いじゃない!!!》

ウイス「何やら慌てているようですが、パフェが溶けてしまいそうなのですか?」

《ううん。パフェなんてどうでもいいの·····。ベジータと孫君と月読尊ちゃんに直ぐに戻るように伝えて!》

月「!ブルマさん!」

(ウイス達の元へ駆け寄る月読尊)

《よく聞きなさいよ?
あの最悪なクソッタレフリーザが蘇って、今地球が大変なんだからぁ!!》

月「(フリーザ·····?)」

悟空「フリーザ?·····あのフリーザが·····」

ベジ「!どういうことだ·····?」

(メッセージを拡大し、ブルマが見えるようになる)

《それだけじゃない。奴はとんでもなく強くなってて、悟飯君を守ってピッコロが死んじゃったんだからぁ!!!》

月「!?そんな·····!!!ピッコロさんが·····じゃああの嫌な感じは·····」

悟空「ピッコロが!?
わかった!今すぐウイスさんに連れてってもらおう!」

ウイス「地球までは35分ほどかかることになりますが·····」

三人「!!」

ベジ「チッ」

悟空「嘘だろぉ!!?」

(頭を抱える悟空)

月「·····(何か他に移動法は·····)」

ビルス「確か君は·····瞬間移動できたはずだよねぇ?」

(悟空に問いかけるビルス)

月「!」

悟空「あ、で、でも·····」

ベジ「カカロット!」

(ベジータに催促され、試みる悟空。)

悟空「やっぱりダメだ。地球は遠すぎて、誰の気も掴めねぇんだ。」

ベジ「くっ そんなこと言っている場合か!!」

月「お願いします!悟空さん!早くしないと·····みんなが·····」

ベジ「もっと気合を入れて、気を探りやがれ!!」

(もう一度探す悟空)

月「(ピッコロさんが·····もう·····誰も死なせたくなかったのに·····また·····繰り返した·····。
何で·····なんで·····こんな·····)」


悟空「!!
掴まれ!ベジータ、月読尊!」

二人「!」

(差し出された手を握ろうとするも、プライドから悟空の肩に手を置くベジータと空いた悟空の手に手を重ねる月読尊)

ベジ「グズグズするな!!」

悟空「じゃあな、ビルス様!」

《ピシュンッ》

(三人、地球へ)
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元気