復活のF編

ウイス「着きましたよ。」

(巨木が立っている逆三角形の星が見える)


悟空「あそこにビルス様がいるんか?」







〜ビルス星〜

ウイス「ご覧になりますか?」

(高度を低くするウイス)

(森や草原などが見える)

悟空「うわぁ·····!」


(巨木に近づいていく)

悟空「へぇ·····」

月「(建物?が沢山建ってる·····)」


(巨木の枝をすり抜け、着地地点に向かう)


月「(誰か立ってる·····)」



(着地する)


「おかえりなさいウイス様。

ん?」

(ウイスの背後から悟空が顔を出す)

悟空「よお!久しぶり!」

「カカロット·····」

「フフン 予言通りだったろー?」

ウイス「ベジータさん。わざわざお出迎えご苦労様。
特に変わったことはありませんでしたか?」

ベジ「はい。」

月「(この人がベジータさん·····)」

ウイス「ビルス様もぐっすりお休みのまま?」

ベジ「はい。」

ウイス「そうですか。
それじゃ仕方ないですねぇ。」

(杖からケーキの箱を出すウイス)

悟/月「!」

悟空「なんだそれぇ」

ウイス「ブルマさんからいただいたスウィーツです。
ビルス様の分も貰ってきましたが·····今回は私一人でいただくことにしましょう。」

悟空「ふぅん·····」

ウイス「そうそうベジータさん。
この通り、悟空さんもお連れしました。
どぉーしても私の元で修行したいというものですから。」

ベジ「いつかは来ると思ってたがな·····」

悟空「ベジータは冷てぇよな。ずーと前から来て修行してたんだって?
オラも誘ってくれればいいのによ」

ベジ「一々貴様に言う義理はない!」

悟空「ん?」

(何かに気づき、ベジータを凝視する悟空)

ベジ「?
何だ?」

悟空「·····
ふぅん。すげぇなベジータ。そこまで力つけるなんてよぉ。
もしかしたら、もうオラ以上に強ぇんじゃねぇか?
地球にいた時と気の質が全然違うぞ!」

ベジ「·····フン」

悟空「一瞬ベジータだってわかんなかったなぁ
変なエプロンつけてっし?」

ベジ「!?そこに触れるなぁ!!」

悟空「んで、どんな修行したんだ?」

ベジ「!·····」

ウイス「おっほほほほ。
やれば分かりますよ。」

悟空「へぇーそいつは楽しみだなぁ!」

ベジ「そんなことを言っていられるのも今のうちだぞ。音を上げる前にさっさと帰った方がいいんじゃないか?」

悟空「ベジータこそ、オラのペースについてこれなかったらおいてっちまうぞ?」

ベジ「何ィ!?」

悟空「負けねぇぞ(^ ^)」

ウイス「まぁまぁ二人とも。それより悟空さん。おしっこはよろしいんですか?」

悟空「ああ!!小便小便小便!!💦」

(焦りながら辺りを見回す悟空)


《タタタタタ》

(円の端でしようとする)

ベジ「そんな所で立ちションするなぁ!!」

悟空「え?」

ベジ「トイレはあっちだ!」

(トイレのある方を指さすベジータ)

悟空「うああああ!!漏れる漏れる盛漏れるぅ!!!💦」

(悟空、トイレへ猛ダッシュ)

ベジ「·····はぁ·····」

ウイス「·····あ、そうそうベジータさん。新しいお仲間もいらっしゃいますよ。」

ベジ「?新しい仲間·····?」

ウイス「ええ。ほら怖がらないで。大丈夫ですよ。」

(ウイスの背後から少し覗く月読尊)

ベジ「!·····子供·····?」

ウイス「ええ。まだほんの10歳ほどの少女です。月読尊という名で、ブルマさんのお宅の近くの森で倒れていたんだそうです。

彼女には、特別な力が眠っているのを感じまして、それを引き出し、伸ばすために修行をと連れてきたんです。」

ベジ「!?(こ、こんなガキに力·····だと?)」

ウイス「これからここで過ごす仲間でもあります。ですので、優しくしてげてくださいね。
この方、とっても怖がりさんなので😊」

ベジ「は、はぁ·····」

ウイス「さて、紹介も終わりましたし·····後はよろしくお願いしますよ。
私はこのスイーツをいただいてきますので。」

ベジ「はい、ウイス様。」

(歩き出すウイス)

ウイス「と、月読尊さん。あなたもご一緒にどうぞ。」

月「!!」

(ウイスの後をついて行く月読尊)



予言魚「ふんふふんふふーん♪」

ウイス「予言魚さんもご一緒に?
ビルス様には内緒ですよ。」

(ヒレを広げて喜ぶ予言魚)

予言魚「やった!」

ウイス「これも、予言通りでしたか?」
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元気