2024.4.20 死さん語り

舞台 血の婚礼は、「月」が歩いてくるところから始まる。だからトップバッターは月さんかと思いきや…

「ずいぶん辛そうだ。大丈夫かい?」
→この台詞と共に、平べったかった黒い布がぬっと盛り上がる。ここで「死」の登場です。舞台初見だと一瞬マジでお化けかと思いそう。姿を見せずに隠れていたのがこの方らしいというか…
向こうから歩いてきた月さんと、実は最初からその場にいた死さん。この場合はどっちが最初に登場したことになるんだろう。つか辛い時にこうやって声かけられたら惚れる。

「つれないな。心配しているんだ」
→死さんのこの…お兄さん口調というか、年上口調というか…好き

「誰?誰か…?」
→ここドラマCDだと後ろでコツ…コツ…っていうエロい靴音が聞こえる。舞台の「死」はヒールのある靴履いてる。
そしてここから続く3コマ、まるで木みたいな不気味な手がだんだんと近付いて行ってるのがもう…絡みつかれそうでゾクゾクする

「万物に等しく終わりを捧げるモノかな」
→名乗りがかっこよすぎる\( ˘ω˘ )/ それにしても月さんもよく瞬時に「死」(概念)だと分かりましたね。やっぱり概念同士で通ずるものがあるのかな…( ˘ω˘ )人の形をしているから、もし自分が同じ名乗りをされたら万物って言葉だけで「神」(人物)かと思いそう。
ここ、漫画では"終わりを捧げるモノ"だけど、ドラマCDでは"終わりを告げるモノ"になってて…死さん人間とも接触してる可能性があるんですよねぇ…死のお仕事してる死さんいっぱい見たい

「名など どうでもいいさ。それより君だ。君が辛そうだ」
→こ こ ち ょ っ と い い で す か
上の名乗りで死さんの正体みたいなのは判明したんですけど、月さんの「死か」に否定はしていないけど、でも肯定もしていないんですよ。死さんのあの名乗りで月さんは「死」だと思ったようですが、死さん自らが「死」だと名乗ったわけではないんです。
この「名などどうでもいいさ」の意味とは…
①これといった名はないが、君が死だと思うなら、死でいいよ
②死で合っているけれど、死だとは名乗りたくない
③死だけど、今は名前なんてどうでもいいよ それより君だよ
個人的な希望は①ですね……死さんのこと大好きだから、死さんの名前が本当に死なのかどうか疑っちゃう…( ˘///˘ )死にも別の言い方で「終焉」「永眠」「絶命」「他界」「逝去」とかあったりするから、実は名前がいっぱいあったりして…強キャラにありがちなやつ💘
先生に月死の意味深な台詞の意味を全部解説してほしいぃ…
あとここ貴重な「君」呼び💘💘

「顔を見せてごらん」「ああ こんなに渇いて」
→ここ顎クイしてるんですよね。死さんに顎クイなんてされたら誰だって惚れる。だから月さんもここの時点で死さんに惚れてる。
月さんがある程度 顔を上げてから優しくクイ、としたのか…それともなかなか月さんが顔を上げないから、ちょっぴり強引にグイッとしたのか…それだけで妄想が捗るというか。ちなみに、ドラマCDだと、少しだけ…音が…強めなんですよねぇ…
「ああ」の言い方、本編CDも特典CDも最&高だから聞いてみな。飛ぶぞ。

「可哀想に。毎夜毎夜あんな強い陽に灼かれていては堪らないだろう。喉を満たしたいだろう」
「なぁ 「月」よ」
→「ああ こんなに渇いて」からの7巻にもあったここはもう名シーンですよね!!!!!月死はお互いがお互いの名を呼び合うことで正体が判明するのです( ˘ω˘ )✨
「月よ」の "よ" を付けることで、普通に「月」って呼ぶよりもなんだか呼びかけているような、問いかけているような感じになってて、月さんも呼ばれているって思うんじゃないかなあ
そしてここで気になるのが…太陽……先生がスペースで言っていたらしいのですが、太陽自体は…存在するみたいです…ひえぇ気になるぅ……いつか明らかになること信じてる…

「水が欲しい 水を」「ダメだ」「水を」「ダメだ」「水が欲しい」「ダメだダメだ」
→ここの白と黒の吹き出しが交互に並んでるの可愛いんだ。もう白と黒が並んでるだけで月死みを感じる。ちょっと話変わるけど、ピアノの鍵盤って白の上に黒が乗っていて…まるで月死みたいですね…( ˘ω˘ )
死さんの「ダメ」がカタカナなの可愛い。このお兄さん、「ダメダメ♪」とか「ダーメ」とかも言いますからね。可愛い。

「お前の渇きが水なんかで潤うものか」「そうだ 葡萄酒がいい」「そう 赤にしよう」「なんでも良かないさ」
→欲しいものをすぐに与えようとはせず、むしろそれよりももっと品質がよくてかつ相手に合うものがあると教えてあげている。決して甘やかさず、かと言って放っておくこともしない。理想の上司である。葡萄酒っていうのもオシャレでさ…まだ若い月さんにお酒を勧めている死さんの図ってエモい。
月さんの頬を包み込んであげているお手のお美しいこと。レースもすごくイイ。

「いい葡萄が二房あるんだ」「今にも弾けそうな 腫れた果肉を持て余したいい葡萄が」「なぁ月よ」
→この葡萄って、花婿とレオナルドの命のことらしいですね。死さんからしたら人間の命なんて小さくて柔っこくて甘い葡萄みたいなもんですよ。
「二房」「腫れた果肉」なんかセクシー!

「見開いてごらん」「どこまでも見渡せるお前なら見つけられるはずだ」
→「顔を見せてごらん」もそうだけど、死さんの「~してごらん」すっっっっっき
そしてここでもどうしたらいいのか分からない月さんに解決方法を教えてあげていて、かつ「お前ならできるはずだ」(むしろ「お前にしかできない」という意味も含まれてそうな)と相手に自信を持たせるような言い方で伝えている。理想の上司。
高い空から光を放って、どこまでも見渡せる月…概念特有の言い回しは中二心に刺さる。



「とうとうレオナルドが花嫁を伴って駆け出した。おやおや花婿もそれを追って血眼だ。ほらほらいよいよ収穫の時。しかしこう暗くては興覚めだ」
→とうとうおやおやほらほらいよいよ!同じのを2回繰り返す言葉が多くて可愛い。舞台だからテンポのいい台詞回しなのかな。死さんの「おやおや」が特に大好きなんだ自分。「あらあらうふふ」に似たものを感じr
「レオナルド」「花嫁」「花婿」「月」そして最後に「死」と、死さんだけが唯一 舞台「血の婚礼」に出てくる人物全員の名前を呼んでるんだ。やっぱり頂点の存在なんだなぁ…先生いわく、誰も死からは逃れられないとのことです…( ˘ω˘ )💘

「出ておいで」
→死さんの「~おいで」大好きいいいぃぃッッッッ!!!ドラマCDでの言い方と声も最ッッッッッッッ高なんだ

「夜を皓皓と照らすお前の出番だ。さあ 逃がすな」
「蹂躙せよ ──月よ」
→唯一無二の概念様。布バッサァ広げてからの「蹂躙せよ」はかっこよすぎる。不敵な笑みを浮かべる口元しか見えていないから、レースの奥ではどんな目をしているのか…でも絶対見たらダメなモノ感がすごい。
その後 月さんの後ろで踊っているお姿もお美しい。舞台でひらひらと妖艶に踊る死さんが見たいよぅ……



「葡萄酒はどうだった?極上だったろう?」
→「だったろう?」…死さんの少し砕けた言い方を2回…3回…4回…と反芻する……「だったろう?」って………「だったろう?」って…ッ!
頬杖つきながら言ってるのも イ イ

「でも?」
→自分も聞き返されたあああい( ˘ω˘ )あとここの肩とかレースとか後ろ姿も美しすぎて

「ははは。強欲な事だ。安心するといい」
→笑顔が可愛い。死さんの「ははは」笑い大好き。
ここのカーテシーポーズと衣装の重厚感さぁ…潜り込みたいね。

「この地の渇きが 心の渇望が 生と死が またあの熟した葡萄を孕み生む」
「その時まで 光を研いで待っておいで」
→月さんの後ろから纏わりついてる死さんの色気よ妖しい美人なお兄さんだいすき黒い目と白い瞳孔で妖しさUP!!!!ここと最後のふたり、とっても月死って感じです……\( ˘ω˘ )/パタッ
\(´ー`)/ムクッ そういえば台詞の「生と死が」ってところ、死って死さんのことなのに、なんだか他人事のような…あんまり自分のこととは思ってなさそうな感じもするなあと。やっぱり死さんは死という名ではないのでは…まあでも「生と私」っていうのも違和感があるからなあ。やっぱり生といったらその反対で「生と死」になるのかな。舞台であるからそういう台詞になっているのかも。
さて、血の婚礼の最後は死さんの台詞で終わります。
「光を研ぐ」…やっぱり概念特有の言い回しは心が震えるな。
「待っておいで」………大好き。
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