1年生(親世代) 完結 (99話)
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98
「で、なにを手伝うんだ?」
「本探してほしいの。たぶん禁書だと思うんだけど・・・」
「禁書ぉ?」
「絶対意地でも見つけてやる・・・!あんのくそじじい・・・!」
とりあえず、ジェームズ、リリー、アリス、マギー、シリウスを確保して、あたしは図書室にむかっていた。
「た~のも~」
「あらあら。聞いてますよ。ダンブルドアと賭けをしたんですって?」
普段は厳しい司書のマダム・ピンスまでが笑い顔でそんなことを言う。
うふふふ・・・・ずえったいに負けないわ・・・
「静かにすること、それから本を大切に扱うこと。いいですね?」
「は~い」
そして。
あたしは前方に良いものを発見した。
「セブルス!」
「うわっ」
体当たり。
…は、まずかったか。
「何をする!」
それでもひそひそ声で文句を言う君がすごいよ。セブちゃん。
「お願い!」
「・・・なんだ?」
「て~つ~だ~っ~て~~~~」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
気おされたように頷いたセブルスの後ろから、くすくすと笑い声が。
「ルシウス!」
銀髪なびかせたルシウス・マルフォイが。
・・・そういえば、こいつ、5年の監督生で首席候補よね。
「はいはい。なんでもお手伝いしよう」
びっくりした顔のセブルスを引きずり、ルシウスを引き連れて戻ってきたあたしに、5人の顔が引きつった。
「・・・・・・ルシウス。なんであんたが」
「久しぶりだ、シリウス。なに。これは見ていて面白いからな」
これ、とか面白いとか言うな。
・・・でも、今は我慢・・・
「あのね、翻訳魔法って知ってる?」
「・・・・・・翻訳魔法?」
「それって、外国の連中と不自由なく話せるようになる魔法だろ?」
「たしか父上と母上が使っていたな。中国人とまでは話せないとか言って」
「そうだな。いもりレベルの魔法だったと思うが…」
さすが魔法の名家の連中…物知りで。
「それをね、今日明日中に見つけたいの」
「なんでまた」
「聞かないで」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
不満そうな顔のセブちゃん。
「本当にお前は秘密がたくさんだな」
「そっちのほうが魅力的でしょ」
にっこり笑いかければ、降参、というようにルシウスが両手をあげた。
とっても意外そうな顔のシリウス。
「おねがいしまっす!!」
ぱん、と両手を打ち合わせて頼んだあたしに、みんなが仕方ないなあとかいいながら三々五々散らばっていった。
よっしゃ!捜索開始!!
「・・・サクラ、あったぞ」
「ほんと!?さすがルシウス!大好き!!」
ぎゅう、と抱きついてにこっと笑う。
・・・なんだい。その指は。
その仕草は。
・・・頬にぴたぴた、と指をあてて・・・なんかしろ、と?
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ああ!
わかったわかった。それをしろ、と。
仕方ないなあ。感謝してるから恥ずかしいけどしてあげるわよ。
ちゅっと軽くその頬にキスをした瞬間、後ろでなんか悲鳴があがった。
・・・・・・・無視。
・・・すっごい顔熱い・・・あたしは日本人なの!気軽にキスとかできる民族じゃないのよぅ!
「ほら、このページだ」
「わぁい」
いそいそとそのページを覗き込もうとした瞬間。
ばたん、と本が閉じた。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
無言になるあたしとルシウス。
おもむろに、こじ開けようと手をかけた。
開かない。
なぜだ。
「ほっほっほ。ひ・と・り・で・というたじゃろう」
・・・あたしはぎぎぎぎぎ、と音をつけたくなるような動きで首を後ろに回した。
いた。
今日、散々おっかけっこをした相手が。
「だ~ん~ぶ~る~ど~あ~~~~~!!!!」
「ずるをしようたってだめじゃ」
「あけて」
「やじゃ」
「やじゃじゃないっ!」
「い・や・じゃ」
「いちいち区切らないでよ!!」
「いやなものはいやじゃ~」
「あんたねええええええええ」
「捕まえてみ~」
ほっほっほ、と笑って逃げるダンブルドア。
第二ラウンド。開始。
「こんのぉぉぉぉぉ!!!!」
スキップで逃げるな!
腰に手をあてるなあああああ!!!!
おちょくってんのおおおお!?
恥ずかしい思いしてまで見つけてもらったのにいいいいい!!!!
に、にげられた・・・・・・・・
脱力・・・
床に手をついて荒い息をするあたしの横にだまーってというか呆然と見守っていたみんなが集まる。
「・・・・・・校長って・・・」
「おちゃめっていうか・・・・・・変・・・」
今頃気づいたのか!!!!
そうよ!あの人は変人よ!!
まごうことなき変人だわ!!!!
「・・・その。サクラ」
「・・・・・・・・・なに」
「・・・な、何があったか知らないけど・・・元気出せよ?」
「・・・・・・・・・・・・・・無理」
でも気遣いは・・・身に染みた・・・
「と、いうわけで帰り支度じゃ」
「はい・・・」
「二ヶ月もあるからの?」
「はい・・・」
「みっちり勉強じゃ」
「はい・・・」
「ついでにじじい言葉も覚えるか?」
「いらんわ!!!!」
あたしは・・・強制送還の憂き目にあった。
る~る~・・・・・・・
どなどなど~な~ど~な~・・・・・・
「で、なにを手伝うんだ?」
「本探してほしいの。たぶん禁書だと思うんだけど・・・」
「禁書ぉ?」
「絶対意地でも見つけてやる・・・!あんのくそじじい・・・!」
とりあえず、ジェームズ、リリー、アリス、マギー、シリウスを確保して、あたしは図書室にむかっていた。
「た~のも~」
「あらあら。聞いてますよ。ダンブルドアと賭けをしたんですって?」
普段は厳しい司書のマダム・ピンスまでが笑い顔でそんなことを言う。
うふふふ・・・・ずえったいに負けないわ・・・
「静かにすること、それから本を大切に扱うこと。いいですね?」
「は~い」
そして。
あたしは前方に良いものを発見した。
「セブルス!」
「うわっ」
体当たり。
…は、まずかったか。
「何をする!」
それでもひそひそ声で文句を言う君がすごいよ。セブちゃん。
「お願い!」
「・・・なんだ?」
「て~つ~だ~っ~て~~~~」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
気おされたように頷いたセブルスの後ろから、くすくすと笑い声が。
「ルシウス!」
銀髪なびかせたルシウス・マルフォイが。
・・・そういえば、こいつ、5年の監督生で首席候補よね。
「はいはい。なんでもお手伝いしよう」
びっくりした顔のセブルスを引きずり、ルシウスを引き連れて戻ってきたあたしに、5人の顔が引きつった。
「・・・・・・ルシウス。なんであんたが」
「久しぶりだ、シリウス。なに。これは見ていて面白いからな」
これ、とか面白いとか言うな。
・・・でも、今は我慢・・・
「あのね、翻訳魔法って知ってる?」
「・・・・・・翻訳魔法?」
「それって、外国の連中と不自由なく話せるようになる魔法だろ?」
「たしか父上と母上が使っていたな。中国人とまでは話せないとか言って」
「そうだな。いもりレベルの魔法だったと思うが…」
さすが魔法の名家の連中…物知りで。
「それをね、今日明日中に見つけたいの」
「なんでまた」
「聞かないで」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
不満そうな顔のセブちゃん。
「本当にお前は秘密がたくさんだな」
「そっちのほうが魅力的でしょ」
にっこり笑いかければ、降参、というようにルシウスが両手をあげた。
とっても意外そうな顔のシリウス。
「おねがいしまっす!!」
ぱん、と両手を打ち合わせて頼んだあたしに、みんなが仕方ないなあとかいいながら三々五々散らばっていった。
よっしゃ!捜索開始!!
「・・・サクラ、あったぞ」
「ほんと!?さすがルシウス!大好き!!」
ぎゅう、と抱きついてにこっと笑う。
・・・なんだい。その指は。
その仕草は。
・・・頬にぴたぴた、と指をあてて・・・なんかしろ、と?
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ああ!
わかったわかった。それをしろ、と。
仕方ないなあ。感謝してるから恥ずかしいけどしてあげるわよ。
ちゅっと軽くその頬にキスをした瞬間、後ろでなんか悲鳴があがった。
・・・・・・・無視。
・・・すっごい顔熱い・・・あたしは日本人なの!気軽にキスとかできる民族じゃないのよぅ!
「ほら、このページだ」
「わぁい」
いそいそとそのページを覗き込もうとした瞬間。
ばたん、と本が閉じた。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
無言になるあたしとルシウス。
おもむろに、こじ開けようと手をかけた。
開かない。
なぜだ。
「ほっほっほ。ひ・と・り・で・というたじゃろう」
・・・あたしはぎぎぎぎぎ、と音をつけたくなるような動きで首を後ろに回した。
いた。
今日、散々おっかけっこをした相手が。
「だ~ん~ぶ~る~ど~あ~~~~~!!!!」
「ずるをしようたってだめじゃ」
「あけて」
「やじゃ」
「やじゃじゃないっ!」
「い・や・じゃ」
「いちいち区切らないでよ!!」
「いやなものはいやじゃ~」
「あんたねええええええええ」
「捕まえてみ~」
ほっほっほ、と笑って逃げるダンブルドア。
第二ラウンド。開始。
「こんのぉぉぉぉぉ!!!!」
スキップで逃げるな!
腰に手をあてるなあああああ!!!!
おちょくってんのおおおお!?
恥ずかしい思いしてまで見つけてもらったのにいいいいい!!!!
に、にげられた・・・・・・・・
脱力・・・
床に手をついて荒い息をするあたしの横にだまーってというか呆然と見守っていたみんなが集まる。
「・・・・・・校長って・・・」
「おちゃめっていうか・・・・・・変・・・」
今頃気づいたのか!!!!
そうよ!あの人は変人よ!!
まごうことなき変人だわ!!!!
「・・・その。サクラ」
「・・・・・・・・・なに」
「・・・な、何があったか知らないけど・・・元気出せよ?」
「・・・・・・・・・・・・・・無理」
でも気遣いは・・・身に染みた・・・
「と、いうわけで帰り支度じゃ」
「はい・・・」
「二ヶ月もあるからの?」
「はい・・・」
「みっちり勉強じゃ」
「はい・・・」
「ついでにじじい言葉も覚えるか?」
「いらんわ!!!!」
あたしは・・・強制送還の憂き目にあった。
る~る~・・・・・・・
どなどなど~な~ど~な~・・・・・・