1年生(親世代) 完結 (99話)
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97
リーマスの一件も落ち着き。
すっかりいつもどおりの関係になった4人組にほっとした、その矢先だった。
「そういえば、サクって日本人だよね?」
「そうよ」
「どこで英語を覚えたの?すごく上手だし、発音もなまりがなくてきれいだよね」
「・・・・・・・・・・・・はぃ?」
えいご?
って、あたしが学生の頃最も鬼門としていたあの勉強でしょうか。
襲ってくる単語の山。
わけわからん熟語の数々。
あの、受験勉強に泣いた英語のことでしょうか??
「だって、しゃべれるでしょ?」
「・・・・・・・・・そうね」
英語・・・英語でしゃべってたのか!!
すごい!!いつの間に!
「よっぽど勉強が好きなんだねえ」
そんな、しみじみ言わないでよ。
「そのうち、日本語教えてね」
「いいわよ」
そんな会話をしたのは、つい昨日のことだったような気がする。
「Good Morning!サクラ!」
「・・・おはよぉ・・・どしたの。リリー・・・」
「――――――!―――――――――-」
・・・・・・・・・・は?
「――――――!」
ちょ、ちょ、ちょ、ちょっとまて!
なんで?なんで?
どーして言葉がわかんないの!?
いや、一部はわかる。
グッドモーニング、とか・・・え!?
いやー!!どーして英語なの!?
聞き取れないって!無理!
きっとあたしの顔は、引きつってたに違いない。
リリーの顔が心配そうになった。
「・・・・・・ごめん。あたし、ダンブルドアのとこ行ってくる!!」
助けて~!!!!おじさま~~~!!!!
そう言い残して(しかも日本語で)あたしはこれまでにないぐらいにすばやく着替えてローブをひっつかみ、部屋を飛び出した。
ガンガンガンガンガンガン!!!!!!
壊れんばかりの勢いでガーゴイル像に加えた攻撃で、いつもの2倍ぐらいの速さでガーゴイルはくるくる回りだした。
「おはよう!!ダンブルドア!」
「Morning.What happened so much in early morning?」
「あ~もう!!あたしは英語苦手なのよぉ!!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
困ったように眉を寄せたダンブルドアがなにかを思い出すように目を閉じて・・・。
「ひょっとして、日本語かの?」
「・・・・・・・話せるの?」
すごい!!すごいよ、ダンブルドア!!
「日本語はな。友人が日本におるんじゃ」
しかもじじい言葉までマスターしてるよ!!
さすが亀の甲より年の功!
「それで、なにがあったのじゃ?」
「それがね・・・」
かくかくしかじかうんぬんかんぬん。
「・・・・・・ほう」
「それで、朝起きたら突然わからなくなってたの!」
今まで英語だと認識すらしてなかったのに。
「・・・ふむ。原因はわかる」
「わかるの!?」
「もちろんじゃ。昨日、サクはミスター・ペディグリューの言葉で、これが英語なのだ、とわかったじゃろう」
うんうん。
あたしってすごーいと思った。
「それじゃ」
はい?
「今までサクは無意識の魔法で自分に翻訳させていたんじゃ。それを意識してしまったがために、魔法がとけたんじゃな」
「でも、魔法って・・・」
「もちろん、サクが意識してない無意識の魔法は未成年の条項にはひっかからん。癇癪でものを壊してしまってもひっかからないのと同じようにな」
「はあ・・・・」
「意識的に魔法を使用した場合、それは未成年の条項にひっかかる。サクの行っていた無意識の魔法程度なら問題は起こらんよ」
「へ、へえ・・・・・・」
そうなんか・・・でもハリー、おばさんふくらましたとかいわれ・・・いやいやいや。
「で。ずばり。解決方法は?」
ぐっと身を乗り出す。
ダンブルドアは、宙に視線をさまよわせるように目を泳がせた。
ん?なんで?
「試験は終わったのう?」
「うん」
それだけが幸いですとも
「ふむ。学年が終わるまで…あとちょっとじゃな」
なに?なんかやなよかんが・・・
「よし。皆より一足早く家に帰って英語を勉強しなさい」
「なんですとおおおおおお!?」
なにぃ!?よりにもよって!よりにもよって!!
「寮杯を見届けないで帰れですってええええ!?」
絶叫。
「嫌よ!そんなの!お断りよ!!よりにもよって寮杯を見逃して帰るなんてこと!!」
ジェームズとかシリウスとかリーマスとかピーターとかがなんかたくらんでるってのに!!
それを見逃すですってえええええええ!?
ん?まてよ?
今まで・・・あたしは魔法を使って会話してたのよね・・・?
なら・・・・・・
「ねえ、ダンブルドア」
「なんじゃ?」
「今までのように英語を話せるままになる魔法ってないの?」
「あるとも」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「なら最初っからいえー!!!!!!」
「なぜ?」
「なんでって・・・だって、それ使えたら勉強しなくても・・・」
「だからなんで教えなければならんのじゃ?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「天誅!」
「いたーい!!」
どげしっと。
脳天に一発かましてみました。
「なにをするんじゃ!」
「なにが教えなければならんのじゃ、よ!あんたのかわいい姪っ子が困ってんだから素直にちゃきちゃき教えなさいよ!!」
「誰がじゃ」
「教えて」
「嫌じゃ」
「教えてよ!!」
「い~や~じゃ~~」
「教えなさいってば!!!!」
「ほほほ~知りたかったら捕まえてみるがいい」
「こんのぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
逃げるダンブルドア。
追っかけるあたし。
「教えてええええええ!!!!」
結局。その日、授業時間を目いっぱい使って繰り広げたあたしとダンブルドアのおっかけっこは・・・・・・・・・くそじじいの勝利で終わった。
おかしい!おかしいよ!!
なんで若者なあたしより足が速いの!?
だけど、なんとか人質ならぬ鳥質をとって3日の間、言葉がわかる魔法をかけさせ、ついでに教えないかわりに図書館の使用許可証をもぎ取った。
本を自力で見つけられたら使えば良い、という言葉にあたしは、ぐっと拳を握り締めた。
嫌よ。夏休み中を英語の勉強で占拠されるなんて・・・!
駆け込んだ先は、自習室。
「リリー!」
「サク!あなた、今日どこにいたの!?」
「みんな心配してたんだぞ!」
そんなことはどうでもいい!
あたしはだん!と机に両手を叩きつけた。
「お願い!」
ごくん、と誰かがつばを飲み込んだ。
「手伝って!!」
リーマスの一件も落ち着き。
すっかりいつもどおりの関係になった4人組にほっとした、その矢先だった。
「そういえば、サクって日本人だよね?」
「そうよ」
「どこで英語を覚えたの?すごく上手だし、発音もなまりがなくてきれいだよね」
「・・・・・・・・・・・・はぃ?」
えいご?
って、あたしが学生の頃最も鬼門としていたあの勉強でしょうか。
襲ってくる単語の山。
わけわからん熟語の数々。
あの、受験勉強に泣いた英語のことでしょうか??
「だって、しゃべれるでしょ?」
「・・・・・・・・・そうね」
英語・・・英語でしゃべってたのか!!
すごい!!いつの間に!
「よっぽど勉強が好きなんだねえ」
そんな、しみじみ言わないでよ。
「そのうち、日本語教えてね」
「いいわよ」
そんな会話をしたのは、つい昨日のことだったような気がする。
「Good Morning!サクラ!」
「・・・おはよぉ・・・どしたの。リリー・・・」
「――――――!―――――――――-」
・・・・・・・・・・は?
「――――――!」
ちょ、ちょ、ちょ、ちょっとまて!
なんで?なんで?
どーして言葉がわかんないの!?
いや、一部はわかる。
グッドモーニング、とか・・・え!?
いやー!!どーして英語なの!?
聞き取れないって!無理!
きっとあたしの顔は、引きつってたに違いない。
リリーの顔が心配そうになった。
「・・・・・・ごめん。あたし、ダンブルドアのとこ行ってくる!!」
助けて~!!!!おじさま~~~!!!!
そう言い残して(しかも日本語で)あたしはこれまでにないぐらいにすばやく着替えてローブをひっつかみ、部屋を飛び出した。
ガンガンガンガンガンガン!!!!!!
壊れんばかりの勢いでガーゴイル像に加えた攻撃で、いつもの2倍ぐらいの速さでガーゴイルはくるくる回りだした。
「おはよう!!ダンブルドア!」
「Morning.What happened so much in early morning?」
「あ~もう!!あたしは英語苦手なのよぉ!!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
困ったように眉を寄せたダンブルドアがなにかを思い出すように目を閉じて・・・。
「ひょっとして、日本語かの?」
「・・・・・・・話せるの?」
すごい!!すごいよ、ダンブルドア!!
「日本語はな。友人が日本におるんじゃ」
しかもじじい言葉までマスターしてるよ!!
さすが亀の甲より年の功!
「それで、なにがあったのじゃ?」
「それがね・・・」
かくかくしかじかうんぬんかんぬん。
「・・・・・・ほう」
「それで、朝起きたら突然わからなくなってたの!」
今まで英語だと認識すらしてなかったのに。
「・・・ふむ。原因はわかる」
「わかるの!?」
「もちろんじゃ。昨日、サクはミスター・ペディグリューの言葉で、これが英語なのだ、とわかったじゃろう」
うんうん。
あたしってすごーいと思った。
「それじゃ」
はい?
「今までサクは無意識の魔法で自分に翻訳させていたんじゃ。それを意識してしまったがために、魔法がとけたんじゃな」
「でも、魔法って・・・」
「もちろん、サクが意識してない無意識の魔法は未成年の条項にはひっかからん。癇癪でものを壊してしまってもひっかからないのと同じようにな」
「はあ・・・・」
「意識的に魔法を使用した場合、それは未成年の条項にひっかかる。サクの行っていた無意識の魔法程度なら問題は起こらんよ」
「へ、へえ・・・・・・」
そうなんか・・・でもハリー、おばさんふくらましたとかいわれ・・・いやいやいや。
「で。ずばり。解決方法は?」
ぐっと身を乗り出す。
ダンブルドアは、宙に視線をさまよわせるように目を泳がせた。
ん?なんで?
「試験は終わったのう?」
「うん」
それだけが幸いですとも
「ふむ。学年が終わるまで…あとちょっとじゃな」
なに?なんかやなよかんが・・・
「よし。皆より一足早く家に帰って英語を勉強しなさい」
「なんですとおおおおおお!?」
なにぃ!?よりにもよって!よりにもよって!!
「寮杯を見届けないで帰れですってええええ!?」
絶叫。
「嫌よ!そんなの!お断りよ!!よりにもよって寮杯を見逃して帰るなんてこと!!」
ジェームズとかシリウスとかリーマスとかピーターとかがなんかたくらんでるってのに!!
それを見逃すですってえええええええ!?
ん?まてよ?
今まで・・・あたしは魔法を使って会話してたのよね・・・?
なら・・・・・・
「ねえ、ダンブルドア」
「なんじゃ?」
「今までのように英語を話せるままになる魔法ってないの?」
「あるとも」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「なら最初っからいえー!!!!!!」
「なぜ?」
「なんでって・・・だって、それ使えたら勉強しなくても・・・」
「だからなんで教えなければならんのじゃ?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「天誅!」
「いたーい!!」
どげしっと。
脳天に一発かましてみました。
「なにをするんじゃ!」
「なにが教えなければならんのじゃ、よ!あんたのかわいい姪っ子が困ってんだから素直にちゃきちゃき教えなさいよ!!」
「誰がじゃ」
「教えて」
「嫌じゃ」
「教えてよ!!」
「い~や~じゃ~~」
「教えなさいってば!!!!」
「ほほほ~知りたかったら捕まえてみるがいい」
「こんのぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
逃げるダンブルドア。
追っかけるあたし。
「教えてええええええ!!!!」
結局。その日、授業時間を目いっぱい使って繰り広げたあたしとダンブルドアのおっかけっこは・・・・・・・・・くそじじいの勝利で終わった。
おかしい!おかしいよ!!
なんで若者なあたしより足が速いの!?
だけど、なんとか人質ならぬ鳥質をとって3日の間、言葉がわかる魔法をかけさせ、ついでに教えないかわりに図書館の使用許可証をもぎ取った。
本を自力で見つけられたら使えば良い、という言葉にあたしは、ぐっと拳を握り締めた。
嫌よ。夏休み中を英語の勉強で占拠されるなんて・・・!
駆け込んだ先は、自習室。
「リリー!」
「サク!あなた、今日どこにいたの!?」
「みんな心配してたんだぞ!」
そんなことはどうでもいい!
あたしはだん!と机に両手を叩きつけた。
「お願い!」
ごくん、と誰かがつばを飲み込んだ。
「手伝って!!」