1年生(親世代) 完結 (99話)
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「ねえ、 」
さわやかな朝食の席というのは、どうも波乱がおきやすいらしい。
なぜか知らないけどホグワーツでとんでもないことを耳にいれるのは、決まって朝食の席だ。
「なに?」
「ジェームズと恋人になったってほんと?」
ぶはーーーーーーっっ
なんですかー!!それはー!!!!
「待って。待って。それはなに!!」
「え、だって…昨日、ジェームズが サクに告白したって…んで、二人で一緒に消えたって…うわさになってるよ?」
待て。ピーター。
あんたはそういううわさをどこから仕入れてんの!?
「ないないないっっ」
ありえない!!
「あっはっは。面白いうわさだねー。本当にしてみる?」
「お黙りジェームズ」
笑ってんじゃないわよ。
「それにしても、あたしもつくづくいろんな人と付き合わされるわね…」
ここに来てからルシウスにジェームズに…そういえば、こないだシリウスともそんなうわさ立ってるとかってスリザリン生に取り囲まれて脅されたわよね…。
…どうせならリーマスとか。先生方とかさ。
もうちょっとふさわしい人を選んでくれないものかしら。
お子様に興味ないのよ!!
「それって、サクが大人っぽいからだよ」
「は?なに言ってんだ?ジェームズ。こいつが大人びてんなら俺なんか正真正銘大人だろ。こんなに子供なやつ見たことないぞ」
カーン。
よし。命中。
「・・・・・ほらな」
あたしが投げつけたコップがあたったところをさすりながら水も滴る美少年はぷくっと頬を膨らませた。
「いや、でもさ。なんていうんだろう…目が、違うんだよな。空気っていうか」
「え?」
「上級生と同じような雰囲気、持ってるよ。サクは。大人っていうか…そう…恋愛とか、そういうのしてもおかしくない雰囲気にみえるんじゃないかな」
へええええええ。
そうだったのかー。
「そっかー。じゃあ単なるうわさなんだねー!!」
そりゃそうだ。
次から次へとよくもまあ、そんな愉快なうわさが出てくること・・・
ひょっとして皆さんゴシップ好き!?
「ん?あれ…?」
セブちゃんはっけーん。
ってなんかこっちに向かってきてるし。
「これはこれは。グリフィンドールは実にのんきでよいですな。試験も近いというのに」
そだっけ。
というか。なんでここに毎回ちょっかいかけに来るんだろう。
いっつもろくな目にあってないと思うんだけどなあ…。
「ミスター・ブラック。最近はその血筋にふさわしい行動をなさっていたようですが…やはり下賤の者たちとのお付き合いのほうがお好みということですかな?物好きもいい加減になされるがよろしかろう」
「うるさい」
「まったく…ご実家はあんなにもすばらしいというのに…ご夫妻が聞かれたらさぞがっかりなさることでしょうな」
…いやー…セブちゃん。その辺でやめといたほうが…。
わざわざ喧嘩売るなんてお子様だねえ・・・買うシリウスも、だけど。
「あいにくと、血統しか自慢のできないお前と違って、頭の出来も容姿も運動神経も見合うものをもっているのでね。いまさら血筋だけを自慢する気にはなれないんだ」
ぐは。
あんた、いつの間にそんな…ブラック家を逆手にとったいやみ言えるようになったわけ!?
ぷっとか吹き出さない!ジェームズ!!
「シリウス。君もなかなか言うね」
「お前ほどじゃないな」
「そうかい?」
やれやれ。
「セブちゃん、セブちゃん。血管切れるわよ?」
そんな額に青筋浮かべて赤黒い顔してぶるぶる震えてたら。
「血の誇りもなにもないのか!!シリウス・ブラック!」
「…ブラックにそれを言うのか!」
あったのか!血の誇り!!
「…シリウス、やめようよ」
くい、とそのローブの端をひっぱるリーマスにシリウスが実に不本意そうな顔で唇を尖らせた。
「…お前が言うなら」
「ふん。血を裏切るものと穢れた血の間に生まれた混血が。マグル生まれよりも汚らわしい」
言い捨てた瞬間の目の冷たさに、思わずあたしはすねを蹴っ飛ばしていた。
「…セブルス・スネイプ!!」
顔色を変えたジェームズが杖を引き抜く。
止める暇もあればこそ。
「スコージファイ!」
まて!なんでそのじゅも・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「むが・・・っんぐ・・・・」
ちょ、ちょっとまて。
なんで。
なんで!?
なんでその呪文で口とか鼻とか耳とかからショッキングピンクやら黄色やらエメラルドグリーンの泡があふれてくるのよ!!
ちょっと!怖いじゃないのよ!!
「あはははははは!!」
笑い事じゃないっ
思わず突っ込みいれちゃったじゃないの!!
「よく似合ってるよ。その薄汚い根性をきれいにするんだな」
ジェームズさんっ!笑って言うことじゃありませんっっ
元にもどそうよ!!
「へえ、似合うじゃないか。さすがジェームズ。趣味がいいな」
「…あんたら」
………ナメクジ吐かせるよりまし?ひょっとして…。
あれはぐろかった…。
「なんだよ、ないてんのか、お前。その年でスニベルス(泣き虫)か」
…・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「今度からスニベリーと呼んでやることにしよう。お前にはちょうどお似合いのあだ名だよ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・っ」
「俺の友人を二度と侮辱するな。たとえ、彼が何者であろうとも、だ!」
あたしは、見なければ良かった、と一瞬思った。
シリウスがそういい捨てた瞬間の、リーマスの顔を。
…その顔色が、一瞬でなくなるところなど、見たくはなかった。
そんなに、愕然とした顔なんて。
「知って・・・・・・・・・」
ええ。知っていた。
みんな、あなたのことを。
「リーマス」
思わず手を伸ばしたのは、いなくなるかと…リーマスが消えてしまって帰ってこないのではと思ったから。
けれど、その手がリーマスに届くことは…なかった。
「ねえ、 」
さわやかな朝食の席というのは、どうも波乱がおきやすいらしい。
なぜか知らないけどホグワーツでとんでもないことを耳にいれるのは、決まって朝食の席だ。
「なに?」
「ジェームズと恋人になったってほんと?」
ぶはーーーーーーっっ
なんですかー!!それはー!!!!
「待って。待って。それはなに!!」
「え、だって…昨日、ジェームズが サクに告白したって…んで、二人で一緒に消えたって…うわさになってるよ?」
待て。ピーター。
あんたはそういううわさをどこから仕入れてんの!?
「ないないないっっ」
ありえない!!
「あっはっは。面白いうわさだねー。本当にしてみる?」
「お黙りジェームズ」
笑ってんじゃないわよ。
「それにしても、あたしもつくづくいろんな人と付き合わされるわね…」
ここに来てからルシウスにジェームズに…そういえば、こないだシリウスともそんなうわさ立ってるとかってスリザリン生に取り囲まれて脅されたわよね…。
…どうせならリーマスとか。先生方とかさ。
もうちょっとふさわしい人を選んでくれないものかしら。
お子様に興味ないのよ!!
「それって、サクが大人っぽいからだよ」
「は?なに言ってんだ?ジェームズ。こいつが大人びてんなら俺なんか正真正銘大人だろ。こんなに子供なやつ見たことないぞ」
カーン。
よし。命中。
「・・・・・ほらな」
あたしが投げつけたコップがあたったところをさすりながら水も滴る美少年はぷくっと頬を膨らませた。
「いや、でもさ。なんていうんだろう…目が、違うんだよな。空気っていうか」
「え?」
「上級生と同じような雰囲気、持ってるよ。サクは。大人っていうか…そう…恋愛とか、そういうのしてもおかしくない雰囲気にみえるんじゃないかな」
へええええええ。
そうだったのかー。
「そっかー。じゃあ単なるうわさなんだねー!!」
そりゃそうだ。
次から次へとよくもまあ、そんな愉快なうわさが出てくること・・・
ひょっとして皆さんゴシップ好き!?
「ん?あれ…?」
セブちゃんはっけーん。
ってなんかこっちに向かってきてるし。
「これはこれは。グリフィンドールは実にのんきでよいですな。試験も近いというのに」
そだっけ。
というか。なんでここに毎回ちょっかいかけに来るんだろう。
いっつもろくな目にあってないと思うんだけどなあ…。
「ミスター・ブラック。最近はその血筋にふさわしい行動をなさっていたようですが…やはり下賤の者たちとのお付き合いのほうがお好みということですかな?物好きもいい加減になされるがよろしかろう」
「うるさい」
「まったく…ご実家はあんなにもすばらしいというのに…ご夫妻が聞かれたらさぞがっかりなさることでしょうな」
…いやー…セブちゃん。その辺でやめといたほうが…。
わざわざ喧嘩売るなんてお子様だねえ・・・買うシリウスも、だけど。
「あいにくと、血統しか自慢のできないお前と違って、頭の出来も容姿も運動神経も見合うものをもっているのでね。いまさら血筋だけを自慢する気にはなれないんだ」
ぐは。
あんた、いつの間にそんな…ブラック家を逆手にとったいやみ言えるようになったわけ!?
ぷっとか吹き出さない!ジェームズ!!
「シリウス。君もなかなか言うね」
「お前ほどじゃないな」
「そうかい?」
やれやれ。
「セブちゃん、セブちゃん。血管切れるわよ?」
そんな額に青筋浮かべて赤黒い顔してぶるぶる震えてたら。
「血の誇りもなにもないのか!!シリウス・ブラック!」
「…ブラックにそれを言うのか!」
あったのか!血の誇り!!
「…シリウス、やめようよ」
くい、とそのローブの端をひっぱるリーマスにシリウスが実に不本意そうな顔で唇を尖らせた。
「…お前が言うなら」
「ふん。血を裏切るものと穢れた血の間に生まれた混血が。マグル生まれよりも汚らわしい」
言い捨てた瞬間の目の冷たさに、思わずあたしはすねを蹴っ飛ばしていた。
「…セブルス・スネイプ!!」
顔色を変えたジェームズが杖を引き抜く。
止める暇もあればこそ。
「スコージファイ!」
まて!なんでそのじゅも・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「むが・・・っんぐ・・・・」
ちょ、ちょっとまて。
なんで。
なんで!?
なんでその呪文で口とか鼻とか耳とかからショッキングピンクやら黄色やらエメラルドグリーンの泡があふれてくるのよ!!
ちょっと!怖いじゃないのよ!!
「あはははははは!!」
笑い事じゃないっ
思わず突っ込みいれちゃったじゃないの!!
「よく似合ってるよ。その薄汚い根性をきれいにするんだな」
ジェームズさんっ!笑って言うことじゃありませんっっ
元にもどそうよ!!
「へえ、似合うじゃないか。さすがジェームズ。趣味がいいな」
「…あんたら」
………ナメクジ吐かせるよりまし?ひょっとして…。
あれはぐろかった…。
「なんだよ、ないてんのか、お前。その年でスニベルス(泣き虫)か」
…・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「今度からスニベリーと呼んでやることにしよう。お前にはちょうどお似合いのあだ名だよ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・っ」
「俺の友人を二度と侮辱するな。たとえ、彼が何者であろうとも、だ!」
あたしは、見なければ良かった、と一瞬思った。
シリウスがそういい捨てた瞬間の、リーマスの顔を。
…その顔色が、一瞬でなくなるところなど、見たくはなかった。
そんなに、愕然とした顔なんて。
「知って・・・・・・・・・」
ええ。知っていた。
みんな、あなたのことを。
「リーマス」
思わず手を伸ばしたのは、いなくなるかと…リーマスが消えてしまって帰ってこないのではと思ったから。
けれど、その手がリーマスに届くことは…なかった。