1年生(親世代) 完結 (99話)
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68
冷たい城内をふらふらと歩く。
身体の芯まで冷えてしまいそうだった。
外から・・・凍えた心から・・・。
「・・・ガーゴイル」
視界に、そのガーゴイルは、ひどく大きく見えた。
「・・・チョコレートケーキ」
無性に、ダンブルドアに会いたかった。
「お帰り、サクラ」
「・・・ただいま」
その暖かい部屋が、涙が出るほどうれしいと思った。
あんな冷たい家ではなくて、闇に包まれた家ではなくて。
暖かな炎のともる、優しい空間。
迎えてくれる穏やかで優しい笑顔。
「楽しかったかい?」
「・・・楽しかった、けど・・・つらかった」
「そうか」
暖炉の前で、ふかふかとしたじゅうたんに、すとん、と座り込んだ。
頭を乗せたソファのやわらかさにほっとした。
頭に、ソファに腰掛けたダンブルドアの暖かい手が触れる。
「まさかこんな年の姪っ子の朝帰りを心配する羽目になるとは思わなかった」
冗談めかして言ってくれるその目の優しさが、手の暖かさが・・・涙が出るほどうれしい。
ほっとしたせいか・・・ぽろっと、口から、言うつもりのなかった言葉が飛び出した。
「・・・しもべ妖精って・・・」
「ん?」
「・・・・・・・・・・・なんでもない」
話せない。
ブラック家のことは。
あの家のことは、話したくない。
それ以上に、ダンブルドアの口から・・・しもべ妖精が下等だと認められてしまったら。
どうしよう。
それが、怖かった。
変わりに・・・ずっと考えていたことを、あたしはきいていた。
「ダンブルドアは、命って、どう思う?」
「・・・また難しい質問じゃのう」
「・・・・・・・・・命って、重さに違いがあるのかな」
ひどい質問をしている。
こんなこと、誰だって答えられるわけない。
唐突に突きつけられたい質問じゃない。
そう、わかってるのに。
でも、ダンブルドアには・・・あたしは、小さな子どもでいられるから。
そうきいても、ダンブルドアはあたしに呆れないと、思う。
そう、思いたい。
セブルスみたいに、あたしに背を向けはしないと、思いたい。
しばらくの間の後の・・・ダンブルドアの返事は、あたしの問いにたいする答えではなく。
「・・・サクラは、その答えをわしから聞きたいかね?」
目を、見張った。
ダンブルドアの答えは、それだけだった。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
答えを、ほしい?
ダンブルドアの答えを教えてほしいの?
「・・・・・・・・・・・いらない」
いらない。
ダンブルドアの答えは、いらない。
「あたしが、答えを出さなきゃ・・・意味がないよね」
よくできました、というように・・・ダンブルドアの手があたしの頭を撫でてくれた。
ダンブルドアって、すごい。
世界一の・・・魔法使いだ・・・・・・
冷たい城内をふらふらと歩く。
身体の芯まで冷えてしまいそうだった。
外から・・・凍えた心から・・・。
「・・・ガーゴイル」
視界に、そのガーゴイルは、ひどく大きく見えた。
「・・・チョコレートケーキ」
無性に、ダンブルドアに会いたかった。
「お帰り、サクラ」
「・・・ただいま」
その暖かい部屋が、涙が出るほどうれしいと思った。
あんな冷たい家ではなくて、闇に包まれた家ではなくて。
暖かな炎のともる、優しい空間。
迎えてくれる穏やかで優しい笑顔。
「楽しかったかい?」
「・・・楽しかった、けど・・・つらかった」
「そうか」
暖炉の前で、ふかふかとしたじゅうたんに、すとん、と座り込んだ。
頭を乗せたソファのやわらかさにほっとした。
頭に、ソファに腰掛けたダンブルドアの暖かい手が触れる。
「まさかこんな年の姪っ子の朝帰りを心配する羽目になるとは思わなかった」
冗談めかして言ってくれるその目の優しさが、手の暖かさが・・・涙が出るほどうれしい。
ほっとしたせいか・・・ぽろっと、口から、言うつもりのなかった言葉が飛び出した。
「・・・しもべ妖精って・・・」
「ん?」
「・・・・・・・・・・・なんでもない」
話せない。
ブラック家のことは。
あの家のことは、話したくない。
それ以上に、ダンブルドアの口から・・・しもべ妖精が下等だと認められてしまったら。
どうしよう。
それが、怖かった。
変わりに・・・ずっと考えていたことを、あたしはきいていた。
「ダンブルドアは、命って、どう思う?」
「・・・また難しい質問じゃのう」
「・・・・・・・・・命って、重さに違いがあるのかな」
ひどい質問をしている。
こんなこと、誰だって答えられるわけない。
唐突に突きつけられたい質問じゃない。
そう、わかってるのに。
でも、ダンブルドアには・・・あたしは、小さな子どもでいられるから。
そうきいても、ダンブルドアはあたしに呆れないと、思う。
そう、思いたい。
セブルスみたいに、あたしに背を向けはしないと、思いたい。
しばらくの間の後の・・・ダンブルドアの返事は、あたしの問いにたいする答えではなく。
「・・・サクラは、その答えをわしから聞きたいかね?」
目を、見張った。
ダンブルドアの答えは、それだけだった。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
答えを、ほしい?
ダンブルドアの答えを教えてほしいの?
「・・・・・・・・・・・いらない」
いらない。
ダンブルドアの答えは、いらない。
「あたしが、答えを出さなきゃ・・・意味がないよね」
よくできました、というように・・・ダンブルドアの手があたしの頭を撫でてくれた。
ダンブルドアって、すごい。
世界一の・・・魔法使いだ・・・・・・