1年生(親世代) 完結 (99話)
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
66
ああ・・・ようやくおわった・・・・・・
ぐったりだ・・・!
なんというか・・・もう二度と来たくないパーティーだわ・・・
「どうした?疲れたか?」
「・・・かなり」
気を使ってくれるセブちゃんには悪いけど。
疲れたなんてもんじゃない…
ああ…寮の部屋が懐かしい…
「それにしても許されざる呪文をああまで見事に操るとは…なぜあの姿を校内で見せないのかはなはだ疑問だ」
それはまずいから。
「あのようにたくさんの呪いを間近に見れたのは初めてだ。非常に勉強になった。そう思わないか?」
「うん・・・・・・」
あの後・・・シリウスが「母上はご冗談がお上手だ」と言って・・・結局、術を使わなかったのだ。
『なぜ、気に入って側においているものを殺さなければならないのです?新しく好みを覚えさせるのは手間だ。まして今は学生の身。躾けなおすのも面倒。粗相がないのなら生かしておいたほうが特というものでしょう』
そう言ったシリウスに、夫人はうっすらと笑っていいでしょう、と答えたのだ。
そうして…シリウスは足縛りや歯呪い、鼻血を止まらなくさせる呪いなどをしもべ妖精にかけて披露した。
それに続いて、他のホグワーツに入学したての子どもたちも手持ちの呪いをかけ…。
最後まで、無表情だったシリウスが何を考えていたのか…
きっと、ホグワーツに帰っても、それを聞くことは出来ないだろう。
あまりにも・・・この家の闇は深い。
あの闇をホグワーツに持ち込みたくない。
・・・あ。ひょっとして、シリウスもそうなのかしら。
あの寮の中に、あたしたちの中に、この家の闇を持ち込みたくないのかしら。
「大丈夫か・・・?」
「うん。もう大丈夫・・・」
さて、暖炉の順番もきたしかえろうか、と腰を上げたとき・・・
ばたばたばたと足音が聞こえてきた。
なんか軽いから…子どもかしら。
「お前!やはりあのときの女だな!!」
・・・・・・・・あ。プチシリウス。
「シリウス弟くん。どうしたの?」
人を指差さない。
失礼な。
「この暴力女!あの時はよくも!!」
「あんたが女の子に対する礼儀を守らないからでしょ」
まだ根に持ってたのか。
お尻ぺんぺんしたこと・・・
「お前なんか・・・」
つ、杖!?
あたし、持ってきていない・・・っ
「レギュラス!!」
鋭い声に、その場に残っていた招待客も、レギュラスも、もちろんあたしと…何かをしようとしたセブルスも、驚いて声の主を振り返った。
大音声でレギュラスを呼ぶだけで咎めたシリウスが…冷たい表情でこちらに歩いてくるところだった。
「杖はお前が玩具にしていいものではないとわかっているな?」
「・・・だけど、兄上・・・!」
「渡しなさい」
差し出された手にしぶしぶ握っていた杖を渡したレギュラスの頭をポン、と撫でたシリウスがあたしに向き直る。
「失礼した。お怪我は?」
「・・・ありません」
他人行儀な言葉が、少し嫌だった。
「レギュラス。お前はまだホグワーツにも入学していない。不用意に杖をふりまわすな」
「・・・はい、兄上」
「レギュラス。彼女に謝ったのか?」
「謝りません!だって・・・!」
「謝ったのか?」
「・・・・・・・・すみません」
「・・・はい」
なんというか。
ここまで強圧的に出るとは思いませんでした。正直。
もうちょっと弟に甘いのかと…。
「さすがはご嫡子…弟君といえど厳しくしておられるようですな」
「ええ。末が楽しみですこと」
ひそひそとささやき交わされる言葉に、なるほど、と思った。
本当に・・・最初から最後まで、厄介な家だった・・・・・・
ああ・・・ようやくおわった・・・・・・
ぐったりだ・・・!
なんというか・・・もう二度と来たくないパーティーだわ・・・
「どうした?疲れたか?」
「・・・かなり」
気を使ってくれるセブちゃんには悪いけど。
疲れたなんてもんじゃない…
ああ…寮の部屋が懐かしい…
「それにしても許されざる呪文をああまで見事に操るとは…なぜあの姿を校内で見せないのかはなはだ疑問だ」
それはまずいから。
「あのようにたくさんの呪いを間近に見れたのは初めてだ。非常に勉強になった。そう思わないか?」
「うん・・・・・・」
あの後・・・シリウスが「母上はご冗談がお上手だ」と言って・・・結局、術を使わなかったのだ。
『なぜ、気に入って側においているものを殺さなければならないのです?新しく好みを覚えさせるのは手間だ。まして今は学生の身。躾けなおすのも面倒。粗相がないのなら生かしておいたほうが特というものでしょう』
そう言ったシリウスに、夫人はうっすらと笑っていいでしょう、と答えたのだ。
そうして…シリウスは足縛りや歯呪い、鼻血を止まらなくさせる呪いなどをしもべ妖精にかけて披露した。
それに続いて、他のホグワーツに入学したての子どもたちも手持ちの呪いをかけ…。
最後まで、無表情だったシリウスが何を考えていたのか…
きっと、ホグワーツに帰っても、それを聞くことは出来ないだろう。
あまりにも・・・この家の闇は深い。
あの闇をホグワーツに持ち込みたくない。
・・・あ。ひょっとして、シリウスもそうなのかしら。
あの寮の中に、あたしたちの中に、この家の闇を持ち込みたくないのかしら。
「大丈夫か・・・?」
「うん。もう大丈夫・・・」
さて、暖炉の順番もきたしかえろうか、と腰を上げたとき・・・
ばたばたばたと足音が聞こえてきた。
なんか軽いから…子どもかしら。
「お前!やはりあのときの女だな!!」
・・・・・・・・あ。プチシリウス。
「シリウス弟くん。どうしたの?」
人を指差さない。
失礼な。
「この暴力女!あの時はよくも!!」
「あんたが女の子に対する礼儀を守らないからでしょ」
まだ根に持ってたのか。
お尻ぺんぺんしたこと・・・
「お前なんか・・・」
つ、杖!?
あたし、持ってきていない・・・っ
「レギュラス!!」
鋭い声に、その場に残っていた招待客も、レギュラスも、もちろんあたしと…何かをしようとしたセブルスも、驚いて声の主を振り返った。
大音声でレギュラスを呼ぶだけで咎めたシリウスが…冷たい表情でこちらに歩いてくるところだった。
「杖はお前が玩具にしていいものではないとわかっているな?」
「・・・だけど、兄上・・・!」
「渡しなさい」
差し出された手にしぶしぶ握っていた杖を渡したレギュラスの頭をポン、と撫でたシリウスがあたしに向き直る。
「失礼した。お怪我は?」
「・・・ありません」
他人行儀な言葉が、少し嫌だった。
「レギュラス。お前はまだホグワーツにも入学していない。不用意に杖をふりまわすな」
「・・・はい、兄上」
「レギュラス。彼女に謝ったのか?」
「謝りません!だって・・・!」
「謝ったのか?」
「・・・・・・・・すみません」
「・・・はい」
なんというか。
ここまで強圧的に出るとは思いませんでした。正直。
もうちょっと弟に甘いのかと…。
「さすがはご嫡子…弟君といえど厳しくしておられるようですな」
「ええ。末が楽しみですこと」
ひそひそとささやき交わされる言葉に、なるほど、と思った。
本当に・・・最初から最後まで、厄介な家だった・・・・・・