1年生(親世代) 完結 (99話)
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63
「サクラ。セブルス。いらっしゃい。伯母様に紹介するわ」
にこやかにやってきたベラトリクスにずーるずーると引きずられ。
・・・お腹すいた・・・
「ベラトリクスさん。どこに行っていたの?」
「ユア・グレイス。ご紹介いたしますわ」
・・・ュ、ユア・グレイス!?
ってぇ・・・・・・か、閣下とかいう・・・・・・
「スリザリンの新入生、セブルス・スネイプ。とても優秀ですの」
「あら。スリザリン生なの?すばらしいわ!」
「お目にかかれて光栄です。マダム・ブラック」
「ユア・グレイスとお呼びなさい?」
「はい、ユア・グレイス」
へー、ユア・グレイスなんだー。Your Graceだっけー。
・・・・・・もう嫌!!なんでどこもかしこもこう畏まって…。こういうの、性に合わない…。
「こちらはパートナーのサクラ・キリュウ よ」
「キリュウ家の方?懐かしいわ。わたくしの同級生だったのよ。お父様。スリザリンでも優秀だったわ」
「そ、そうですか・・・」
あたしもユア・グレイスって呼ばなきゃだめ?ねえ、ダメ?
「彼女はとてもおもしろいの。スリザリン生そのものなのにグリフィンドールにいるのよ」
ひぃ。き、きれいな眉間に見事な山が。
「グリフィンドール、ですって?」
ひくひくっと口元を引きつらせたブラック夫人がさっきまでとはまるで違う視線であたしをにらみつけた。
「グリフィンドールがこの屋敷に?」
「ええ。でもユア・グレイス。彼女は・・・」
「結構!この屋敷の敷居をグリフィンドールになど一歩たりとも・・・!」
「何を騒いでおいでか、母上」
・・・・・・・・・・・あらぁ?
「・・・・・・・・・・・・・・・・サクラ?」
驚いた顔が一瞬で渋面に変わって。
「こんなところでなにをしている?」
その口から飛び出てきたのは、えらく冷ややか~な声だった。
「このようなところまでのこのこと…校内でならば妥協もしようが、少々あつかましくはないか?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
にこっと笑ってみる。
「グリフィンドールというものはつくづくあつかましいな」
冷ややかな目で、冷ややかな声で。
そんなことを言うシリウスの手だけが、きつく握り締められていた。
「まあ、シリウス。同じ寮の方ではないの。そのように言うものではなくてよ?」
「しかし、母上・・・」
さっきまでなんかでてけとかそんなこと言ってたのは…ブラック夫人だとおもうんだけど。
「いいではないの。グリフィンドールとはいえ、キリュウのご息女。ブラック家のパーティーがいかにすばらしいものか見てもらうのも良いのではなくて?」
「・・・母上がそうおっしゃられるなら。言動には気をつけろ」
・・・シリウス。あたしにむかってのその台詞。
覚悟はきっちり決まってるんでしょうね・・・。
「あら。シリウス殿。わたくしにはあなたよりサクラのほうがよほどわきまえたスリザリンにふさわしい言動をすると思えてよ?」
「ベラトリクス。私に何を言いたい?」
「いいえ。なんでもありませんわ」
「無礼な言動はそなたといえどためにならぬぞ?」
「重々承知しております」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
思わずセブちゃんと顔を見合わせてしまいました。
なんつー殺伐とした家族関係・・・・・・
「シリウス、せっかくですもの。ミス・ キリュウと踊っていらしたら?」
え?なんですと?ブラック夫人。
「・・・・・・・・」
「さあ」
ぽん、と背中を押されたシリウスが深い深いため息をついた。
「はい、母上」
すっと、シリウスがあたしの前に膝をついて手を差し出した。
「ダンスのお相手をしていただけますか?」
差し出される手にどうすればいいかは知ってる。
だって、シリウスに教わったんだから。
だけど、とってもこの返事を返したくないのは何でかしら。
「・・・よろこんで」
始まった音楽は、ちょっと古風なワルツ。
なんでヴァージニア音楽じゃないのか。とても疑問だ。
しかも都合よくグリフィンドールを二人まとめて視界からおっぱらったというような印象があったのはあたしだけ?
「何で来た」
声に顔をあげると、えらく真剣な顔がびっくりするほど近くにあった。
「誘われたから」
「近づくな、といわなかったか?」
「言われたわね」
俺の家に近づくな、と。
その意味が、よくわかる。
ここは、あまりにも闇の陣営に近いのだ。
まだ学校に通い始めて間もないような子どもが抵抗など出来ないほどに。
くるん、とまわされて…閉口した。
う。着物のすそが乱れる…。
セブちゃんのときより早いような気が…。
「そんな服着てくるからだ」
「あら。似合わない?」
「・・・・・・・似合ってる」
それでも、シリウス仕込みのステップをなんとか踏んで、シリウスと一緒にワルツを踊る。
…なんか変な感じ。
かっこいい外人の男の子と、こんな風にダンスを踊るなんて。
物語の中で読んだ、幸運なお姫様の話を思い出した。
そのお姫様は、こうやって恋に落ちたんだっけ。
あたしとシリウスじゃありえないけど。
見つめる顔は、いつもの明るい笑顔とも、にやりというような笑顔も浮かべてなくて、ただ無表情だった。
こんな顔は、見たことがある。
前に、一度だけ。
生き難そうだね、シリウス。
あなたは、この家でとても苦しそうに息をしている。
水の中でもがくみたいに、必死で手を伸ばしてるように、あたしには見える。
それでも…それを捨てようとはしていない。
その強さが、意思が、一体どこから来るの?
まだ、11歳なのに。
そんなに強くある必要なんて、ないのに。
「あの子・・・どなたかしら」
「初めて見かける方ですわね」
ひそひそとささやかれる声には、笑うしかない。
聞こえよがしに言うところが素敵だ。
さすが純血魔法族たち。
「気にするな。気にしてたら神経が持たないぞ」
ひそっと耳元に寄せられた口にささやかれて、あたしは前にシリウスが言っていた台詞の意味を理解する。
これが、日常なのかもしれない。シリウスにとっては。
こんなささやきや、交わされる会話。
嫌がらせのようなものなのに。
「ねえ、シリウス」
「ん?」
「あたしは、平気だよ」
ばーかと心の中で思って。
だって、あたしの国では、よくあることだから。
誰だって、一度はいじめていじめられる。
それが、当たり前の国だから。
慣れたのでも、麻痺したのでもない。
渡り歩く方法など、自然と身につく。
「・・・無理すんな」
「してないってば」
してるのは、シリウスでしょう、と言いかけた言葉を飲み込んで、その手を握り締めた。
「だいじょうぶだから。ね?」
「・・・なら、いい」
最後のステップを踏んで、お互いに礼を交わす。
ほ。着崩れなかった…。
セブちゃんよりうまいよね…やっぱり。
パートナーに躍らせるのになれてるというか…。
手を取られて、さっきの場所までエスコートするように運ばれる。
「楽しんでいらして?」
「はい。どうもありがとうございます。シリウス、お相手してくださってありがとうございました」
「いいえ。あなたと踊れてうれしかった」
学校であったらひどいぞ、というような目の色。
それにこっちこそ、と目で返事を返して。
「パートナーが待っておりますので」
って、さっきまでブラック夫人と話してたのにいないし。
ええと。セブちゃんどこだ?
紫探せば見つかるかしら。
あの派手な紫。
あ、いたいた。
「失礼いたします」
「どうぞ」
そそくさと逃げ出して。
あたしは見つけた紫をがしっとつかんだ。
「・・・サクラ ?」
「マルフォイ、セブルス知らない?」
あいにくとマルフォイの隣にはいなかった。
「知らないな。どこかで待っているといい。そのうち見つけにくる」
「そうね…」
きょろきょろと見渡したあたしの視界に、妙なものが飛び込んだ。
「ねえ、なに、あれ?」
飲み物を取りにきていたらしいルシウスに騒ぎを指差してみれば、意味深に笑う。
シリウスに女の子たちが群がっていた。
「あれは、あわよくばブラック家の跡取りに少しでも近づこうという浅ましい連中だな」
「学校ではあんまり近づいてない子達よね?」
スリザリンだったり、レイブンクローだったり。
グリフィンドールとハッフルパフは一人もいないのがすごいとこ。
でも、確かに学校で見かけるような子達ばかりだ。
「お前に絡んだ連中など、取るに足りない家柄のものたちだ」
・・・つ、つまり本当に家柄の良い子達は変なちょっかいかけてきてない、と。
「レディ・ブラックがいるからな」
レディ・ブラック?
だれ、それ。
「レディ・ブラックはアンドロメダ・ブラックだ。次期当主の婚約者だからブラック、と呼ばれる」
「じゃあベラトリクスとかナルシッサは・・・」
「レディ・ベラトリクス、レディ・ナルシッサだな。…言っておくが、数ある純血一族の中でもレディをつけて呼ばれるのはブラック家の一門だけだ」
・・・・・・・すご。
ほんっとにすごい家。
「信じられない・・・」
「お前が友人として気軽に付き合っているのはそういう男だ。少しは付き合い方を考えろ」
・・・・・・・・・・・・・・う~ん。
それは、嫌だな。
シリウスと今みたいに付き合えなくなるのは悲しい。
「シリウスって、嫌だったら嫌ってはっきり言いそうだもの。気にしない」
「仕方のないやつだ」
くっくと笑って飲み物片手にナルシッサのところに戻っていくルシウスを見送って、あたしはセブルスを探すのに戻ることにした。
「サクラ。セブルス。いらっしゃい。伯母様に紹介するわ」
にこやかにやってきたベラトリクスにずーるずーると引きずられ。
・・・お腹すいた・・・
「ベラトリクスさん。どこに行っていたの?」
「ユア・グレイス。ご紹介いたしますわ」
・・・ュ、ユア・グレイス!?
ってぇ・・・・・・か、閣下とかいう・・・・・・
「スリザリンの新入生、セブルス・スネイプ。とても優秀ですの」
「あら。スリザリン生なの?すばらしいわ!」
「お目にかかれて光栄です。マダム・ブラック」
「ユア・グレイスとお呼びなさい?」
「はい、ユア・グレイス」
へー、ユア・グレイスなんだー。Your Graceだっけー。
・・・・・・もう嫌!!なんでどこもかしこもこう畏まって…。こういうの、性に合わない…。
「こちらはパートナーのサクラ・キリュウ よ」
「キリュウ家の方?懐かしいわ。わたくしの同級生だったのよ。お父様。スリザリンでも優秀だったわ」
「そ、そうですか・・・」
あたしもユア・グレイスって呼ばなきゃだめ?ねえ、ダメ?
「彼女はとてもおもしろいの。スリザリン生そのものなのにグリフィンドールにいるのよ」
ひぃ。き、きれいな眉間に見事な山が。
「グリフィンドール、ですって?」
ひくひくっと口元を引きつらせたブラック夫人がさっきまでとはまるで違う視線であたしをにらみつけた。
「グリフィンドールがこの屋敷に?」
「ええ。でもユア・グレイス。彼女は・・・」
「結構!この屋敷の敷居をグリフィンドールになど一歩たりとも・・・!」
「何を騒いでおいでか、母上」
・・・・・・・・・・・あらぁ?
「・・・・・・・・・・・・・・・・サクラ?」
驚いた顔が一瞬で渋面に変わって。
「こんなところでなにをしている?」
その口から飛び出てきたのは、えらく冷ややか~な声だった。
「このようなところまでのこのこと…校内でならば妥協もしようが、少々あつかましくはないか?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
にこっと笑ってみる。
「グリフィンドールというものはつくづくあつかましいな」
冷ややかな目で、冷ややかな声で。
そんなことを言うシリウスの手だけが、きつく握り締められていた。
「まあ、シリウス。同じ寮の方ではないの。そのように言うものではなくてよ?」
「しかし、母上・・・」
さっきまでなんかでてけとかそんなこと言ってたのは…ブラック夫人だとおもうんだけど。
「いいではないの。グリフィンドールとはいえ、キリュウのご息女。ブラック家のパーティーがいかにすばらしいものか見てもらうのも良いのではなくて?」
「・・・母上がそうおっしゃられるなら。言動には気をつけろ」
・・・シリウス。あたしにむかってのその台詞。
覚悟はきっちり決まってるんでしょうね・・・。
「あら。シリウス殿。わたくしにはあなたよりサクラのほうがよほどわきまえたスリザリンにふさわしい言動をすると思えてよ?」
「ベラトリクス。私に何を言いたい?」
「いいえ。なんでもありませんわ」
「無礼な言動はそなたといえどためにならぬぞ?」
「重々承知しております」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
思わずセブちゃんと顔を見合わせてしまいました。
なんつー殺伐とした家族関係・・・・・・
「シリウス、せっかくですもの。ミス・ キリュウと踊っていらしたら?」
え?なんですと?ブラック夫人。
「・・・・・・・・」
「さあ」
ぽん、と背中を押されたシリウスが深い深いため息をついた。
「はい、母上」
すっと、シリウスがあたしの前に膝をついて手を差し出した。
「ダンスのお相手をしていただけますか?」
差し出される手にどうすればいいかは知ってる。
だって、シリウスに教わったんだから。
だけど、とってもこの返事を返したくないのは何でかしら。
「・・・よろこんで」
始まった音楽は、ちょっと古風なワルツ。
なんでヴァージニア音楽じゃないのか。とても疑問だ。
しかも都合よくグリフィンドールを二人まとめて視界からおっぱらったというような印象があったのはあたしだけ?
「何で来た」
声に顔をあげると、えらく真剣な顔がびっくりするほど近くにあった。
「誘われたから」
「近づくな、といわなかったか?」
「言われたわね」
俺の家に近づくな、と。
その意味が、よくわかる。
ここは、あまりにも闇の陣営に近いのだ。
まだ学校に通い始めて間もないような子どもが抵抗など出来ないほどに。
くるん、とまわされて…閉口した。
う。着物のすそが乱れる…。
セブちゃんのときより早いような気が…。
「そんな服着てくるからだ」
「あら。似合わない?」
「・・・・・・・似合ってる」
それでも、シリウス仕込みのステップをなんとか踏んで、シリウスと一緒にワルツを踊る。
…なんか変な感じ。
かっこいい外人の男の子と、こんな風にダンスを踊るなんて。
物語の中で読んだ、幸運なお姫様の話を思い出した。
そのお姫様は、こうやって恋に落ちたんだっけ。
あたしとシリウスじゃありえないけど。
見つめる顔は、いつもの明るい笑顔とも、にやりというような笑顔も浮かべてなくて、ただ無表情だった。
こんな顔は、見たことがある。
前に、一度だけ。
生き難そうだね、シリウス。
あなたは、この家でとても苦しそうに息をしている。
水の中でもがくみたいに、必死で手を伸ばしてるように、あたしには見える。
それでも…それを捨てようとはしていない。
その強さが、意思が、一体どこから来るの?
まだ、11歳なのに。
そんなに強くある必要なんて、ないのに。
「あの子・・・どなたかしら」
「初めて見かける方ですわね」
ひそひそとささやかれる声には、笑うしかない。
聞こえよがしに言うところが素敵だ。
さすが純血魔法族たち。
「気にするな。気にしてたら神経が持たないぞ」
ひそっと耳元に寄せられた口にささやかれて、あたしは前にシリウスが言っていた台詞の意味を理解する。
これが、日常なのかもしれない。シリウスにとっては。
こんなささやきや、交わされる会話。
嫌がらせのようなものなのに。
「ねえ、シリウス」
「ん?」
「あたしは、平気だよ」
ばーかと心の中で思って。
だって、あたしの国では、よくあることだから。
誰だって、一度はいじめていじめられる。
それが、当たり前の国だから。
慣れたのでも、麻痺したのでもない。
渡り歩く方法など、自然と身につく。
「・・・無理すんな」
「してないってば」
してるのは、シリウスでしょう、と言いかけた言葉を飲み込んで、その手を握り締めた。
「だいじょうぶだから。ね?」
「・・・なら、いい」
最後のステップを踏んで、お互いに礼を交わす。
ほ。着崩れなかった…。
セブちゃんよりうまいよね…やっぱり。
パートナーに躍らせるのになれてるというか…。
手を取られて、さっきの場所までエスコートするように運ばれる。
「楽しんでいらして?」
「はい。どうもありがとうございます。シリウス、お相手してくださってありがとうございました」
「いいえ。あなたと踊れてうれしかった」
学校であったらひどいぞ、というような目の色。
それにこっちこそ、と目で返事を返して。
「パートナーが待っておりますので」
って、さっきまでブラック夫人と話してたのにいないし。
ええと。セブちゃんどこだ?
紫探せば見つかるかしら。
あの派手な紫。
あ、いたいた。
「失礼いたします」
「どうぞ」
そそくさと逃げ出して。
あたしは見つけた紫をがしっとつかんだ。
「・・・サクラ ?」
「マルフォイ、セブルス知らない?」
あいにくとマルフォイの隣にはいなかった。
「知らないな。どこかで待っているといい。そのうち見つけにくる」
「そうね…」
きょろきょろと見渡したあたしの視界に、妙なものが飛び込んだ。
「ねえ、なに、あれ?」
飲み物を取りにきていたらしいルシウスに騒ぎを指差してみれば、意味深に笑う。
シリウスに女の子たちが群がっていた。
「あれは、あわよくばブラック家の跡取りに少しでも近づこうという浅ましい連中だな」
「学校ではあんまり近づいてない子達よね?」
スリザリンだったり、レイブンクローだったり。
グリフィンドールとハッフルパフは一人もいないのがすごいとこ。
でも、確かに学校で見かけるような子達ばかりだ。
「お前に絡んだ連中など、取るに足りない家柄のものたちだ」
・・・つ、つまり本当に家柄の良い子達は変なちょっかいかけてきてない、と。
「レディ・ブラックがいるからな」
レディ・ブラック?
だれ、それ。
「レディ・ブラックはアンドロメダ・ブラックだ。次期当主の婚約者だからブラック、と呼ばれる」
「じゃあベラトリクスとかナルシッサは・・・」
「レディ・ベラトリクス、レディ・ナルシッサだな。…言っておくが、数ある純血一族の中でもレディをつけて呼ばれるのはブラック家の一門だけだ」
・・・・・・・すご。
ほんっとにすごい家。
「信じられない・・・」
「お前が友人として気軽に付き合っているのはそういう男だ。少しは付き合い方を考えろ」
・・・・・・・・・・・・・・う~ん。
それは、嫌だな。
シリウスと今みたいに付き合えなくなるのは悲しい。
「シリウスって、嫌だったら嫌ってはっきり言いそうだもの。気にしない」
「仕方のないやつだ」
くっくと笑って飲み物片手にナルシッサのところに戻っていくルシウスを見送って、あたしはセブルスを探すのに戻ることにした。