1年生(親世代) 完結 (99話)
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62
「今日は我がブラック家のパーティーへようこそ。みなさま」
「間に合った」
「まったく、ぐずぐずしてるからだぞ。ちびっ子ども」
・・・・・・・・・・・もう、いい。
もう帰りたい・・・・・・
「サクラ、マダム・ブラックだ」
あ~はいはい。
一段高くなったステージというかバルコニーのようになっている場所に、ブラック一族が勢ぞろいしていた。
その真ん中には黒に身を包んだ年配の男女。
あれが、シリウスのお母さん・・・・・・ね・・・・・・なっとく。
シリウスとそっっっっくり!!
表情の違いを除けば。
と。
ブラック夫人と並んでいたのは、そのシリウスだった。
「か・・・・・」
かっこいい・・・!鼻血でそうなぐらいかっこいい・・・・!!!!
カメラ!!カメラをあたしにちょうだい・・・!!
すっと伸びた姿勢。細身の身体に漆黒のドレスローブ。
白い手袋を握り締めてる手にはなんかごっつい指輪はまってるし!!
きちんとあげられた前髪にさらされた額と耳!
年下だろうがなんだろうがかっこいいものはかっこいい!!!!
くああああっっ絶対ブランドのモデルになれる!!
勝手にオーディションに送りたい!!
でも、心底いつもとのギャップに笑える!!
「どうした?」
「ううん。なんでもない」
とりあえず笑顔で答えて置く。
でも・・・売れるよねえ…あの姿…。
写真とってグリフィンドールとハッフルパフに売ったら…一枚10シックルでも一財産作れそう…。
ああっどうしてあたしはカメラを持ってこなかったの!!
「サクラ、乾杯だ」
「ふえ?」
「聞いてないのか、お前は・・・・・・」
てへ。
お、グラス…ワインだ~。
すご。とっても綺麗な赤!
「皆様、グラスはいきわたりまして?」
「Sure!」
優雅にグラスを持ったブラック夫人がグラスを掲げる。
「高貴なる由緒正しきブラック家に栄光あれ!」
「栄光あれ!」
「純血よ、永遠なれ!」
「永遠なれ!」
永遠にするな!!
こわい。怖いよここ・・・!
本気で怖いよ!!
こんなこと真面目に真剣にできる集団って怖いって!
いや~…シリウス。ほんとに素敵な家族だわね…。
「さあ!ご存分にお楽しみくださいませ!」
ミュージック!という言葉とともに、どこからともなく音楽が。
「さあ、ファーストダンスだ」
なぬ。
「セブルス?」
「…いえ、わた、しは…」
「ダメだ。ファーストダンスだけは踊れ。隅にいてもいいから」
マルフォイ。高圧的だねえ。ずいぶん。
セブちゃん困ってるじゃないのよ。
……ま、いいか。
踊れないこともないでしょう。
「あたしはいいよ?」
「…だって、お前…」
「踊れるって。何十回も踊るわけじゃないんでしょ?」
せっかくシリウスに教えてもらったんだし。
ご披露しないとね。ふっふっふ。
「はい、右、左。まわって」
なんであたしが教えなきゃならんのだい。セブちゃん。
いや、踊れてるんだけどさ。あたしの足踏まないでよ。ぞうりだから痛いのよ。
「…お前、うまいな」
「ありがと」
シリウス!ありがとう!!
後でお礼いわなきゃ!
あ、でもここに来てるって聞いたら烈火のごとく怒りそうな気もする。
「どうやったらそんな服で踊れるんだ?」
「適当」
「適当って…」
一応すそだけはぐじゃぐじゃにならないように気をつけてるし。
ドレスみたいにスカートがひらひらって広がることはないのが寂しい。
「よし。あとワンフレーズで終わりだ」
「よかったねえ」
額に汗してダンスを踊らなくたっていいのに…。
苦手なんだね…。
音楽が終わると同時に苦役から開放された、と言わんばかりにすぐさま壁に張り付いたセブルスの隣に立つ。
なんとはなしにフロアを眺めていると、見覚えのある連中が目に入った。
「あ、マルフォイだ」
「サー・マルフォイ?」
「ほら。中央で踊って……」
そのマルフォイの隣に、真っ黒いペアが一つ。
ペアのどちらもが黒をまとっているのは、ブラック夫妻とそのペアだけだった。
シリウスと、アンドロメダ。
「・・・・・・お似合いだね、あの二人」
「…ブラックと、レディ・ブラックのことか?」
ブラックとブラックって・・・
しかもシリウスだけ敬称なし。
「…キリュウ 」
「なに?」
「お前、ひょっとして……」
「ん?」
「…あの二人が、気になるか?」
「…まぁねー…」
将来を知ってるだけに。
二人ともブラック家の家系図から抹消されるのに、今はこんな扱いなんだね。
これを捨てるって、どんな気分なんだろう。
「……悪いことを、したか?」
「え?」
「つれてきて…」
「ううん。つれてきてもらえてよかったよ」
良いものみれたし。
「なら、いいんだが…見たくなかったら、言え」
何が出来るわけでもないけどな、って…何の話?
「大丈夫だってば」
なに考えてるの?セブちゃん…。
「…無理はするなよ」
だから何の話なの…。
もういいよ。わけわかんない。
あ~それにしても、カメラもってこればよかった~。
あの二人のダンスしてる姿とか、シリウスの姿とか、ジェームズたちに見せたらめちゃめちゃウケただろうにな~。
惜しいことをした…。
「今日は我がブラック家のパーティーへようこそ。みなさま」
「間に合った」
「まったく、ぐずぐずしてるからだぞ。ちびっ子ども」
・・・・・・・・・・・もう、いい。
もう帰りたい・・・・・・
「サクラ、マダム・ブラックだ」
あ~はいはい。
一段高くなったステージというかバルコニーのようになっている場所に、ブラック一族が勢ぞろいしていた。
その真ん中には黒に身を包んだ年配の男女。
あれが、シリウスのお母さん・・・・・・ね・・・・・・なっとく。
シリウスとそっっっっくり!!
表情の違いを除けば。
と。
ブラック夫人と並んでいたのは、そのシリウスだった。
「か・・・・・」
かっこいい・・・!鼻血でそうなぐらいかっこいい・・・・!!!!
カメラ!!カメラをあたしにちょうだい・・・!!
すっと伸びた姿勢。細身の身体に漆黒のドレスローブ。
白い手袋を握り締めてる手にはなんかごっつい指輪はまってるし!!
きちんとあげられた前髪にさらされた額と耳!
年下だろうがなんだろうがかっこいいものはかっこいい!!!!
くああああっっ絶対ブランドのモデルになれる!!
勝手にオーディションに送りたい!!
でも、心底いつもとのギャップに笑える!!
「どうした?」
「ううん。なんでもない」
とりあえず笑顔で答えて置く。
でも・・・売れるよねえ…あの姿…。
写真とってグリフィンドールとハッフルパフに売ったら…一枚10シックルでも一財産作れそう…。
ああっどうしてあたしはカメラを持ってこなかったの!!
「サクラ、乾杯だ」
「ふえ?」
「聞いてないのか、お前は・・・・・・」
てへ。
お、グラス…ワインだ~。
すご。とっても綺麗な赤!
「皆様、グラスはいきわたりまして?」
「Sure!」
優雅にグラスを持ったブラック夫人がグラスを掲げる。
「高貴なる由緒正しきブラック家に栄光あれ!」
「栄光あれ!」
「純血よ、永遠なれ!」
「永遠なれ!」
永遠にするな!!
こわい。怖いよここ・・・!
本気で怖いよ!!
こんなこと真面目に真剣にできる集団って怖いって!
いや~…シリウス。ほんとに素敵な家族だわね…。
「さあ!ご存分にお楽しみくださいませ!」
ミュージック!という言葉とともに、どこからともなく音楽が。
「さあ、ファーストダンスだ」
なぬ。
「セブルス?」
「…いえ、わた、しは…」
「ダメだ。ファーストダンスだけは踊れ。隅にいてもいいから」
マルフォイ。高圧的だねえ。ずいぶん。
セブちゃん困ってるじゃないのよ。
……ま、いいか。
踊れないこともないでしょう。
「あたしはいいよ?」
「…だって、お前…」
「踊れるって。何十回も踊るわけじゃないんでしょ?」
せっかくシリウスに教えてもらったんだし。
ご披露しないとね。ふっふっふ。
「はい、右、左。まわって」
なんであたしが教えなきゃならんのだい。セブちゃん。
いや、踊れてるんだけどさ。あたしの足踏まないでよ。ぞうりだから痛いのよ。
「…お前、うまいな」
「ありがと」
シリウス!ありがとう!!
後でお礼いわなきゃ!
あ、でもここに来てるって聞いたら烈火のごとく怒りそうな気もする。
「どうやったらそんな服で踊れるんだ?」
「適当」
「適当って…」
一応すそだけはぐじゃぐじゃにならないように気をつけてるし。
ドレスみたいにスカートがひらひらって広がることはないのが寂しい。
「よし。あとワンフレーズで終わりだ」
「よかったねえ」
額に汗してダンスを踊らなくたっていいのに…。
苦手なんだね…。
音楽が終わると同時に苦役から開放された、と言わんばかりにすぐさま壁に張り付いたセブルスの隣に立つ。
なんとはなしにフロアを眺めていると、見覚えのある連中が目に入った。
「あ、マルフォイだ」
「サー・マルフォイ?」
「ほら。中央で踊って……」
そのマルフォイの隣に、真っ黒いペアが一つ。
ペアのどちらもが黒をまとっているのは、ブラック夫妻とそのペアだけだった。
シリウスと、アンドロメダ。
「・・・・・・お似合いだね、あの二人」
「…ブラックと、レディ・ブラックのことか?」
ブラックとブラックって・・・
しかもシリウスだけ敬称なし。
「…キリュウ 」
「なに?」
「お前、ひょっとして……」
「ん?」
「…あの二人が、気になるか?」
「…まぁねー…」
将来を知ってるだけに。
二人ともブラック家の家系図から抹消されるのに、今はこんな扱いなんだね。
これを捨てるって、どんな気分なんだろう。
「……悪いことを、したか?」
「え?」
「つれてきて…」
「ううん。つれてきてもらえてよかったよ」
良いものみれたし。
「なら、いいんだが…見たくなかったら、言え」
何が出来るわけでもないけどな、って…何の話?
「大丈夫だってば」
なに考えてるの?セブちゃん…。
「…無理はするなよ」
だから何の話なの…。
もういいよ。わけわかんない。
あ~それにしても、カメラもってこればよかった~。
あの二人のダンスしてる姿とか、シリウスの姿とか、ジェームズたちに見せたらめちゃめちゃウケただろうにな~。
惜しいことをした…。