1年生(親世代) 完結 (99話)
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休み前が浮き立つのは、日本だけじゃないらしい。
ホグワーツでも、皆がうきうきとしながら帰宅の準備を始めていた。
クリスマスってそんなに楽しいものだったかしら…
まぁ、プレゼントはもらえるし、なんだかんだいったって楽しいわよね…
今年のクリスマス休暇はお正月三箇日まで入るからお節作ってのんびりおこた・・・・・・
コタツって、イギリスにあるのかしら・・・う~む。
「こら。ちゃんと集中してステップ踏めよ」
「あ、ごめん」
そうでした。談話室でダンスの練習真っ最中でした。
いや~シリウスってダンスうまいのよ!
リードとか良いせいかあたしでも踊れるのよね。
ま、足は何度踏んだかわかんないけど。
「よし!完璧だ」
よくやった、というようにくしゃっと頭をつかまれた。
「やめてよー。ぐしゃぐしゃになるじゃない」
うーっ。頭に手を置かれるのとか、こういうの嫌いじゃないけど。
髪がぐしゃぐしゃになるのはいただけない…
「でもうまくなったね、サク」
「ほんと?」
「誰が教えたと思ってんだよ」
しょってるなぁ・・・でも、反論できないぐらいうまかった・・・
「お疲れ様」
ミルクとお砂糖たっぷりの紅茶。
わーい。大好物です。
「ありがと、リーマス」
「シリウスも」
「サンキュー」
あーおいしー。
リーマスって紅茶いれるの上手よね~。
「あれ?あれ、なぁに?」
壁に妙なもの貼ってある・・・
「お前いなかったか?マクゴナガルが貼ってった。クリスマスの居残り希望者は名前書いてくれってさ」
「へえ・・・みんなはどうするの?」
「僕は家に帰ってパーティーさ。今年こそ父さんをぎゃふんと・・・!」
はいはい。
「わたしは家で家族と過ごすわ」
「わたしも!今年はどんなプレゼントを下さるかしら」
「私も家族と一緒ね」
リリー、アリス、マギーは帰っちゃうのか…。
あれ。じゃああたしが残ることになったら部屋にひとりきり?それは寂しいなあ・・・。
いつも一人だった自分の部屋と違って誰かがいるのが当たり前の場所に誰もいなくなるというのは…。
「ぼくもお母様と過ごすよ」
ぶは。お母様ってさ、ピーター・・・。
ま、今のうちにいっぱい親孝行してあげなよ…そのうち出来なくなる日がくるんだから。
くっくっく・・・・・・
「ぼくはちょっとだけ帰るよ。1週間もいられないと思う」
あ~・・・満月に引っかかってるんだっけ。
因果よね…家に帰りたいでしょうに。
「・・・・・シリウスは?」
「帰るさ。御仕事が待ってるからな」
「仕事?」
ちらっとみんなを横目で見て。
シリウスは憮然とした調子で口を開いた。
「クリスマスパーティーがあんだろ」
「仕事なの?それ・・・」
「うちのパーティーは仕事だな」
やなパーティーね・・・する意味あるのかしら。
「そういうサクは?日本に帰るの?」
帰る場所、ないからね。
「たぶん残ることになると思うわ」
クリスマス中、ダンブルドアがホグワーツにいるならね。
「そう・・・クリスマスカード、送るわね」
「あ、ぼくも!」
「僕たちだって送るよ!」
「どんなのがいいかしら」
ク、クリスマスカード・・・?
・・・・・・って、メリークリスマスってあれ?
・・・送ったことない・・・
「なんだよ」
「シリウスも送るよね?」
「・・・わーったよ。送るって」
「ありがとう」
こりゃ大変だ。急いで用意しなきゃ・・・。
「・・・サク、クリスマスのドレスローブ用意したのか?」
「へ?」
「クリスマスパーティーに出るんだろう?ホームパーティーじゃないならドレスいるんじゃないか?」
どれす・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「用意してない」
「・・・お前・・・誰と行くんだか知らないが、ドレスコードは確認しろよ。既製品じゃだめなパーティーだってあるんだからな」
なんですか、それは!!
そんなパーティー、いきたくなーい!!!!
お、いたいたー。
図書室の一角で休暇も関係なしに本を読みふける人はっけーん。
シリウスの言葉で不安になったから一応確認確認。
「セブちゃん?」
「・・なんだ?」
「あのね、クリスマスの日、あたしなに着ていけばいい?」
「・・・なんでもいい」
ってわけにはいかんでしょ・・・
「僕はダンスは踊りたくない」
「え・・・そうなの?」
ならシリウスに教えてもらわなかったのにぃ・・・
「あんまりみすぼらしいのはやめろ」
「って言われても・・・」
スリザリン生はずいぶん前からドレスローブを注文したりしてるみたいだし・・・なんか、突然その辺で買ったやつでいっても場違いって言われそうだなあ・・・
あ、いいこと思いついた。
「あ、じゃあさ。あたしの国の正装で行ってもいい?」
「ん?・・・まあ、いいんじゃないか?」
振袖なら華やかだし、みんなしらなそうだから適当なことしかいえないだろうし、民族衣装だから多少目立っても文句言えなさそうだし。
うん。それでいこう!
「セブちゃんは何色着るの?」
「・・・僕は・・・」
「黒?」
「・・・いや、あちらのご家族に失礼になるから黒は着ていけないそうだ。緑か、灰色かと思っていたんだが…」
灰色。
それはやめたほうが・・・・・・
「あ、じゃあさ、黒に見えるぐらい深い緑ってのは?」
「・・・良いかもしれないな」
「どうせパーティーって夜でしょ?黒っていわれたら緑なんだって言えばいいし」
「そうだな・・・」
よし。じゃああたしのも決まり。
さあて。買いにいかなきゃ。
休み前が浮き立つのは、日本だけじゃないらしい。
ホグワーツでも、皆がうきうきとしながら帰宅の準備を始めていた。
クリスマスってそんなに楽しいものだったかしら…
まぁ、プレゼントはもらえるし、なんだかんだいったって楽しいわよね…
今年のクリスマス休暇はお正月三箇日まで入るからお節作ってのんびりおこた・・・・・・
コタツって、イギリスにあるのかしら・・・う~む。
「こら。ちゃんと集中してステップ踏めよ」
「あ、ごめん」
そうでした。談話室でダンスの練習真っ最中でした。
いや~シリウスってダンスうまいのよ!
リードとか良いせいかあたしでも踊れるのよね。
ま、足は何度踏んだかわかんないけど。
「よし!完璧だ」
よくやった、というようにくしゃっと頭をつかまれた。
「やめてよー。ぐしゃぐしゃになるじゃない」
うーっ。頭に手を置かれるのとか、こういうの嫌いじゃないけど。
髪がぐしゃぐしゃになるのはいただけない…
「でもうまくなったね、サク」
「ほんと?」
「誰が教えたと思ってんだよ」
しょってるなぁ・・・でも、反論できないぐらいうまかった・・・
「お疲れ様」
ミルクとお砂糖たっぷりの紅茶。
わーい。大好物です。
「ありがと、リーマス」
「シリウスも」
「サンキュー」
あーおいしー。
リーマスって紅茶いれるの上手よね~。
「あれ?あれ、なぁに?」
壁に妙なもの貼ってある・・・
「お前いなかったか?マクゴナガルが貼ってった。クリスマスの居残り希望者は名前書いてくれってさ」
「へえ・・・みんなはどうするの?」
「僕は家に帰ってパーティーさ。今年こそ父さんをぎゃふんと・・・!」
はいはい。
「わたしは家で家族と過ごすわ」
「わたしも!今年はどんなプレゼントを下さるかしら」
「私も家族と一緒ね」
リリー、アリス、マギーは帰っちゃうのか…。
あれ。じゃああたしが残ることになったら部屋にひとりきり?それは寂しいなあ・・・。
いつも一人だった自分の部屋と違って誰かがいるのが当たり前の場所に誰もいなくなるというのは…。
「ぼくもお母様と過ごすよ」
ぶは。お母様ってさ、ピーター・・・。
ま、今のうちにいっぱい親孝行してあげなよ…そのうち出来なくなる日がくるんだから。
くっくっく・・・・・・
「ぼくはちょっとだけ帰るよ。1週間もいられないと思う」
あ~・・・満月に引っかかってるんだっけ。
因果よね…家に帰りたいでしょうに。
「・・・・・シリウスは?」
「帰るさ。御仕事が待ってるからな」
「仕事?」
ちらっとみんなを横目で見て。
シリウスは憮然とした調子で口を開いた。
「クリスマスパーティーがあんだろ」
「仕事なの?それ・・・」
「うちのパーティーは仕事だな」
やなパーティーね・・・する意味あるのかしら。
「そういうサクは?日本に帰るの?」
帰る場所、ないからね。
「たぶん残ることになると思うわ」
クリスマス中、ダンブルドアがホグワーツにいるならね。
「そう・・・クリスマスカード、送るわね」
「あ、ぼくも!」
「僕たちだって送るよ!」
「どんなのがいいかしら」
ク、クリスマスカード・・・?
・・・・・・って、メリークリスマスってあれ?
・・・送ったことない・・・
「なんだよ」
「シリウスも送るよね?」
「・・・わーったよ。送るって」
「ありがとう」
こりゃ大変だ。急いで用意しなきゃ・・・。
「・・・サク、クリスマスのドレスローブ用意したのか?」
「へ?」
「クリスマスパーティーに出るんだろう?ホームパーティーじゃないならドレスいるんじゃないか?」
どれす・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「用意してない」
「・・・お前・・・誰と行くんだか知らないが、ドレスコードは確認しろよ。既製品じゃだめなパーティーだってあるんだからな」
なんですか、それは!!
そんなパーティー、いきたくなーい!!!!
お、いたいたー。
図書室の一角で休暇も関係なしに本を読みふける人はっけーん。
シリウスの言葉で不安になったから一応確認確認。
「セブちゃん?」
「・・なんだ?」
「あのね、クリスマスの日、あたしなに着ていけばいい?」
「・・・なんでもいい」
ってわけにはいかんでしょ・・・
「僕はダンスは踊りたくない」
「え・・・そうなの?」
ならシリウスに教えてもらわなかったのにぃ・・・
「あんまりみすぼらしいのはやめろ」
「って言われても・・・」
スリザリン生はずいぶん前からドレスローブを注文したりしてるみたいだし・・・なんか、突然その辺で買ったやつでいっても場違いって言われそうだなあ・・・
あ、いいこと思いついた。
「あ、じゃあさ。あたしの国の正装で行ってもいい?」
「ん?・・・まあ、いいんじゃないか?」
振袖なら華やかだし、みんなしらなそうだから適当なことしかいえないだろうし、民族衣装だから多少目立っても文句言えなさそうだし。
うん。それでいこう!
「セブちゃんは何色着るの?」
「・・・僕は・・・」
「黒?」
「・・・いや、あちらのご家族に失礼になるから黒は着ていけないそうだ。緑か、灰色かと思っていたんだが…」
灰色。
それはやめたほうが・・・・・・
「あ、じゃあさ、黒に見えるぐらい深い緑ってのは?」
「・・・良いかもしれないな」
「どうせパーティーって夜でしょ?黒っていわれたら緑なんだって言えばいいし」
「そうだな・・・」
よし。じゃああたしのも決まり。
さあて。買いにいかなきゃ。