1年生(親世代) 完結 (99話)
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52
ない。
ほんっとにない。
さすがのあたしも、そろそろ活字とさようならしたくなってきた・・・・・・
探しているのは、異世界の記録。
異世界から来た人、去った人。
その魔法・・・世界の構築に関する資料。
ダンブルドアに許可をもらって禁書まであさっても…それに関する文献は、ほんのわずかしかない。
たぶんこれ、というものも、ルーン文字で…読めません。
「う~・・中々ないなぁ・・・・・・」
「なにをお探しかな?サクラ」
「ひゃっ」
左耳を抑えて逃げようとしたとたん、足が台を踏み外したのがわかった。
ぎゃあ!きっと痛い!!
・・・・・・・・・・・・・ん?
なに、これ。
ぽすって・・・なんかに・・・
「ぎゃあああああああああああああ!!」
「ああ、うるさいな。少し静かにしてくれないと耳が壊れる」
壊れてしまえ。
ルシウス・マルフォイ。
「な、な、な、な・・・」
「元気で何よりだ」
なんでこいつがここにいる!!
その前に!なんであたしがこいつに抱えられてんの!?
「本当にリアクションが面白い。普通はもうちょっと陶然とするものだ」
「誰がするもんですか!」
なんであんたに抱えられてうっとりしなきゃならんのだ!!
「で、何を探していたんだ?」
はぁ・・・・・・おろしてはくれないわけね・・・
そしてあくまであたしのきらいな耳元でしゃべるってのをやってくれるのね・・・
だってくすぐったいのよ!?そこでしゃべられると。
「渡界の文献を探していたの」
「・・・・・・・・渡界!?」
その答えは、ひどくマルフォイを驚かせたようだった。
「なぜ渡界を?…研究もほとんどされていない分野だ」
そりゃあね。異世界なんて認識すらされてるのかどうか・・・
おかげであたしが苦労してんのよ!!
「事情があるもので」
「どんな?」
「内緒」
「・・・・・・またそれか。秘密がたくさん、だな。サクラ・キリュウ」
「そうね。ルシウス・マルフォイ」
あ、思い出した。こいつ、なにやら不愉快なことを言いふらしてたわよね。
「マルフォイ」
「ルシウス」
「マルフォイ」
「ルシウス」
「・・・ルーシーちゃんって呼ぶわよ」
「・・・・・・今だけマルフォイでいい」
よし。勝った。
・・・・はっ。違う違う。
「あのね、あなたスリザリンであたしのこと、なにを言いふらしてるわけ?」
「お前を玩具にしたい、と」
「ふざけんな」
あたしを玩具にだなんて。出直しておいで。
「ふざけてはいないぞ?言っただろう?お前がいれば退屈しなさそうだ」
勝手に退屈しててください。ええ。
「それで、退屈だから手紙に服従の魔法をしこむわけ?」
その一言を言うと同時に、ひやりとしたものが首筋を滑ったような気がした。
・・・気、気のせいよね・・・・・・
「よくわかったな」
とってもうれしそうね。
あたしはうれしくない。
「あれはシリウス・ブラックの手によるものだ。手紙に魔法を組み込むとう手法はな」
「はい!?」
「一度だけ我が研究グループに顔を出したのだがな、すばらしい成果を出しておきながら二度と来ようとしない」
・・・・・・はいぃ?
シリウス君。なにやってるのかなぁ?
それを服従の呪文で応用した、だのなんだの得意げに言ってるのはとりあえず置いといて。
「それって、セブちゃんも所属してるの?」
「もちろんだ」
決まりだ・・・デス・イーター・グループ。
そんなものに参加するなよ、シリウス・・・
しかも、あなたハリーにそんなグループ最低だとかなんとかそんなニュアンスで話してませんでした?
まったく・・・
「大体ねえ、婚約者いるんだから誤解されるようなこと言わない」
常識でしょ?
「誰にきいた?」
「ブリンダ・マッケンジー」
「・・・・・・シリウスにだって、婚約者はいるぞ?」
「うそ!?」
まぢで!?
おー、さすが名家。
「だれだれ!?」
「・・・そうだな・・・ちょうどいい。見に来い」
「は?」
「これから茶会だ。そこに彼女も来るからな」
「ってどこで!?」
「当然スリザリン寮に決まっている」
「まってまって!あたし!グリフィンドール」
「かまわん。いっそそのままスリザリンに定住しろ」
「無理!」
ずーるずるずる。
ずりずりと抵抗の甲斐なく引きずられながら、あたしは頭のなかでドナドナを歌っていた・・・
ない。
ほんっとにない。
さすがのあたしも、そろそろ活字とさようならしたくなってきた・・・・・・
探しているのは、異世界の記録。
異世界から来た人、去った人。
その魔法・・・世界の構築に関する資料。
ダンブルドアに許可をもらって禁書まであさっても…それに関する文献は、ほんのわずかしかない。
たぶんこれ、というものも、ルーン文字で…読めません。
「う~・・中々ないなぁ・・・・・・」
「なにをお探しかな?サクラ」
「ひゃっ」
左耳を抑えて逃げようとしたとたん、足が台を踏み外したのがわかった。
ぎゃあ!きっと痛い!!
・・・・・・・・・・・・・ん?
なに、これ。
ぽすって・・・なんかに・・・
「ぎゃあああああああああああああ!!」
「ああ、うるさいな。少し静かにしてくれないと耳が壊れる」
壊れてしまえ。
ルシウス・マルフォイ。
「な、な、な、な・・・」
「元気で何よりだ」
なんでこいつがここにいる!!
その前に!なんであたしがこいつに抱えられてんの!?
「本当にリアクションが面白い。普通はもうちょっと陶然とするものだ」
「誰がするもんですか!」
なんであんたに抱えられてうっとりしなきゃならんのだ!!
「で、何を探していたんだ?」
はぁ・・・・・・おろしてはくれないわけね・・・
そしてあくまであたしのきらいな耳元でしゃべるってのをやってくれるのね・・・
だってくすぐったいのよ!?そこでしゃべられると。
「渡界の文献を探していたの」
「・・・・・・・・渡界!?」
その答えは、ひどくマルフォイを驚かせたようだった。
「なぜ渡界を?…研究もほとんどされていない分野だ」
そりゃあね。異世界なんて認識すらされてるのかどうか・・・
おかげであたしが苦労してんのよ!!
「事情があるもので」
「どんな?」
「内緒」
「・・・・・・またそれか。秘密がたくさん、だな。サクラ・キリュウ」
「そうね。ルシウス・マルフォイ」
あ、思い出した。こいつ、なにやら不愉快なことを言いふらしてたわよね。
「マルフォイ」
「ルシウス」
「マルフォイ」
「ルシウス」
「・・・ルーシーちゃんって呼ぶわよ」
「・・・・・・今だけマルフォイでいい」
よし。勝った。
・・・・はっ。違う違う。
「あのね、あなたスリザリンであたしのこと、なにを言いふらしてるわけ?」
「お前を玩具にしたい、と」
「ふざけんな」
あたしを玩具にだなんて。出直しておいで。
「ふざけてはいないぞ?言っただろう?お前がいれば退屈しなさそうだ」
勝手に退屈しててください。ええ。
「それで、退屈だから手紙に服従の魔法をしこむわけ?」
その一言を言うと同時に、ひやりとしたものが首筋を滑ったような気がした。
・・・気、気のせいよね・・・・・・
「よくわかったな」
とってもうれしそうね。
あたしはうれしくない。
「あれはシリウス・ブラックの手によるものだ。手紙に魔法を組み込むとう手法はな」
「はい!?」
「一度だけ我が研究グループに顔を出したのだがな、すばらしい成果を出しておきながら二度と来ようとしない」
・・・・・・はいぃ?
シリウス君。なにやってるのかなぁ?
それを服従の呪文で応用した、だのなんだの得意げに言ってるのはとりあえず置いといて。
「それって、セブちゃんも所属してるの?」
「もちろんだ」
決まりだ・・・デス・イーター・グループ。
そんなものに参加するなよ、シリウス・・・
しかも、あなたハリーにそんなグループ最低だとかなんとかそんなニュアンスで話してませんでした?
まったく・・・
「大体ねえ、婚約者いるんだから誤解されるようなこと言わない」
常識でしょ?
「誰にきいた?」
「ブリンダ・マッケンジー」
「・・・・・・シリウスにだって、婚約者はいるぞ?」
「うそ!?」
まぢで!?
おー、さすが名家。
「だれだれ!?」
「・・・そうだな・・・ちょうどいい。見に来い」
「は?」
「これから茶会だ。そこに彼女も来るからな」
「ってどこで!?」
「当然スリザリン寮に決まっている」
「まってまって!あたし!グリフィンドール」
「かまわん。いっそそのままスリザリンに定住しろ」
「無理!」
ずーるずるずる。
ずりずりと抵抗の甲斐なく引きずられながら、あたしは頭のなかでドナドナを歌っていた・・・