1年生(親世代) 完結 (99話)
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「サク!」
「キリュウ、大丈夫か?」
「何があったんだ!?」
寮の扉をくぐったとたん、囲まれた。
・・・なにごと・・・?
「サク!」
「リリー?」
ぎゅうっと抱きついてくるリリーに首をかしげて…ああ、と納得した。
シリウスやジェームズが何か話したんだろう。
・・・口止めしとくべきだったかしら。
でも、しても無駄だったような気もするわ。
「ミス・キリュウ。大丈夫なのですか?」
「はい、マクゴナガル先生。校長先生も保証してくださいました」
「そうですか・・・それはよかったこと・・・」
心臓が止まりそうだった、と胸を押さえて、マクゴナガル先生が微笑んだ。
あー・・・チャーミングよねえ、この先生。
こういう笑顔とか。
「もう・・・っ心配させないで!」
「泣かないでよ、リリー・・・ごめんね」
心配かけて、ごめんなさい。
ああ・・・本物のヴォルデモート卿じゃなくてよかった。
それだけは、心からそう思った。
服従の術、とダンブルドアは言った。
けれど、あの教室でそんなものをかけられた覚えはない。
もしかけられていたのだとしたら、あたしはあんな物言いを出来なかっただろうから、あの教室ではない。
では、どうやってかけたのかしら・・・
「あ」
「なぁに?」
「リリー、あたしが預けた荷物、ある?」
「そんなの、後でいいじゃない」
「・・・そう、ね・・・・・・」
怪しいのはあの手紙。
ものにそんな術が発動するような魔法をかけられるのかは知らないけれど、日記という例だってある。
あれはダンブルドアに預けたほうがいいのかもしれない・・・。
だけど・・・なんでのこのこ行った!って怒られるような気がするのよね・・・・・・
「なんにせよ、君が無事でよかった」
「はい・・・ありがとうございます。ご心配おかけしました」
たとえば、こんなやさしさだったり。
仲間を大切にする意識だったり。
互いに分かち合える喜びだったり。
そんな部分が、スリザリンにはかけているのかもしれない。
そして・・・あたしが生まれ育った国にも。
ここには、当たり前のようにあるものだけれど、その貴重さが、ありがたさが・・・今のあたしにならわかる。
ありがとう、と言いたくなる・・・心から言いたくなる。
うれしくて。本当に、ありがたくて。
「それにしても、一体何が起こったんだ?」
「サク、手紙の人とは会えたの?」
「・・・・・・・・・・・・・・・手紙?」
えーと。んーと。
「・・・質問は、ひとつずつお願いします・・・・・・・」
「なるほど・・・それで地下教室に行ったのか・・・」
「で、スリザリンが待ち構えていた?・・・なんてやつらだ」
とりあえず、手紙の差出人の名前に関してと待ち構えていたのがマルフォイだった、ということだけを省いて簡単に説明すると、みんながそういって怒り出した。
そんなにスリザリン嫌いなのねえ・・・
あ、もちろんマクゴナガル先生がいなくなってから話してます。
じゃないとあのお方怒鳴り込みそうだよねえ。
「で、マルフォイか?スネイプか?レストレンジか、ブラッ・・・・・・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いや。ちょっと。それはまずいっしょ。
みんなの視線がシリウスに集中してます。
今なにを言いかけたか・・・それは・・・・・・
「なんですか?」
シリウスは、それはそれはきれいな笑みを浮かべた。
うっすらと開いた眼が皮肉気な色を浮かべている。
「ブラック家に関してならどうぞご自由に?」
そういわれて言えるやつはいない・・・でしょうよ。次期当主サマ・・・・・・
「い、いや・・・そうだよな、ブラック家は関係ないよな」
「全くないわよ」
こればかりは真実だ。
うん。
「気を使っていただかなくて結構」
「そ、その・・・・・・・・・」
シリウスって・・・やっぱり顔きれいなのね・・・・・・
想像も出来なかったけど、こういう笑顔がこんなにはまるとは・・・・・・
冷たい表情を美形がするのは似あう、っていう認識とシリウスって当てはまらなかったのよね。今まで。
朗らかに笑ってるイメージが強くて・・・あと無表情か。
わざと笑顔を作るタイプに見えなかったんだけど・・・。
「私がここにいては話しにくいようなので失礼する」
「シリウス!待てって!!」
「・・・・・・・・・・・・・お前ら、なあ・・・・・・」
「言うな!アーサー!すっげえうかつだった!」
「そうだよな・・・シリウスはブラックなんだよな・・・」
「あの陰険で卑怯で傲慢なスリザリンそのものなブラック家の・・・」
「本人はそんな感じしないんだけどな」
ついこないだまで避けられてましたよね。シリウス。
そういう人間だと思われてたのか。
「しかも、あのグループの一員ときてる」
「しっ!こんなところで何を話してる!」
「あっ・・・」
・・・・・・も、いいや。
今日疲れたし。
さっきからあたしの思考もぐるぐるして関係ないとこにいってるし・・・
もー・・・呼び出し食らって恐怖におびえて全力疾走して泣いてしかも服従の術かけられて・・
おお。今日は波乱万丈だ。
それにしても。グリフィンドールはいい人たちだけどウカツだ。
無神経というか、豪放磊落で細かいこと気にしない分、口を滑らすとか多そう・・・。
グリフィンドールはホントに長所と短所が表裏一体だな・・・。
「先輩方」
「ん?」
「・・・申し訳ないのですが。話、明日にしていいですか?」
「あ、ああ・・・」
「おやすみなさい」
「待って!サク!!」
もういいよ・・・
だるいから寝る・・・・・・
おやすみ・・・・・・・・・
「サク!」
「キリュウ、大丈夫か?」
「何があったんだ!?」
寮の扉をくぐったとたん、囲まれた。
・・・なにごと・・・?
「サク!」
「リリー?」
ぎゅうっと抱きついてくるリリーに首をかしげて…ああ、と納得した。
シリウスやジェームズが何か話したんだろう。
・・・口止めしとくべきだったかしら。
でも、しても無駄だったような気もするわ。
「ミス・キリュウ。大丈夫なのですか?」
「はい、マクゴナガル先生。校長先生も保証してくださいました」
「そうですか・・・それはよかったこと・・・」
心臓が止まりそうだった、と胸を押さえて、マクゴナガル先生が微笑んだ。
あー・・・チャーミングよねえ、この先生。
こういう笑顔とか。
「もう・・・っ心配させないで!」
「泣かないでよ、リリー・・・ごめんね」
心配かけて、ごめんなさい。
ああ・・・本物のヴォルデモート卿じゃなくてよかった。
それだけは、心からそう思った。
服従の術、とダンブルドアは言った。
けれど、あの教室でそんなものをかけられた覚えはない。
もしかけられていたのだとしたら、あたしはあんな物言いを出来なかっただろうから、あの教室ではない。
では、どうやってかけたのかしら・・・
「あ」
「なぁに?」
「リリー、あたしが預けた荷物、ある?」
「そんなの、後でいいじゃない」
「・・・そう、ね・・・・・・」
怪しいのはあの手紙。
ものにそんな術が発動するような魔法をかけられるのかは知らないけれど、日記という例だってある。
あれはダンブルドアに預けたほうがいいのかもしれない・・・。
だけど・・・なんでのこのこ行った!って怒られるような気がするのよね・・・・・・
「なんにせよ、君が無事でよかった」
「はい・・・ありがとうございます。ご心配おかけしました」
たとえば、こんなやさしさだったり。
仲間を大切にする意識だったり。
互いに分かち合える喜びだったり。
そんな部分が、スリザリンにはかけているのかもしれない。
そして・・・あたしが生まれ育った国にも。
ここには、当たり前のようにあるものだけれど、その貴重さが、ありがたさが・・・今のあたしにならわかる。
ありがとう、と言いたくなる・・・心から言いたくなる。
うれしくて。本当に、ありがたくて。
「それにしても、一体何が起こったんだ?」
「サク、手紙の人とは会えたの?」
「・・・・・・・・・・・・・・・手紙?」
えーと。んーと。
「・・・質問は、ひとつずつお願いします・・・・・・・」
「なるほど・・・それで地下教室に行ったのか・・・」
「で、スリザリンが待ち構えていた?・・・なんてやつらだ」
とりあえず、手紙の差出人の名前に関してと待ち構えていたのがマルフォイだった、ということだけを省いて簡単に説明すると、みんながそういって怒り出した。
そんなにスリザリン嫌いなのねえ・・・
あ、もちろんマクゴナガル先生がいなくなってから話してます。
じゃないとあのお方怒鳴り込みそうだよねえ。
「で、マルフォイか?スネイプか?レストレンジか、ブラッ・・・・・・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いや。ちょっと。それはまずいっしょ。
みんなの視線がシリウスに集中してます。
今なにを言いかけたか・・・それは・・・・・・
「なんですか?」
シリウスは、それはそれはきれいな笑みを浮かべた。
うっすらと開いた眼が皮肉気な色を浮かべている。
「ブラック家に関してならどうぞご自由に?」
そういわれて言えるやつはいない・・・でしょうよ。次期当主サマ・・・・・・
「い、いや・・・そうだよな、ブラック家は関係ないよな」
「全くないわよ」
こればかりは真実だ。
うん。
「気を使っていただかなくて結構」
「そ、その・・・・・・・・・」
シリウスって・・・やっぱり顔きれいなのね・・・・・・
想像も出来なかったけど、こういう笑顔がこんなにはまるとは・・・・・・
冷たい表情を美形がするのは似あう、っていう認識とシリウスって当てはまらなかったのよね。今まで。
朗らかに笑ってるイメージが強くて・・・あと無表情か。
わざと笑顔を作るタイプに見えなかったんだけど・・・。
「私がここにいては話しにくいようなので失礼する」
「シリウス!待てって!!」
「・・・・・・・・・・・・・お前ら、なあ・・・・・・」
「言うな!アーサー!すっげえうかつだった!」
「そうだよな・・・シリウスはブラックなんだよな・・・」
「あの陰険で卑怯で傲慢なスリザリンそのものなブラック家の・・・」
「本人はそんな感じしないんだけどな」
ついこないだまで避けられてましたよね。シリウス。
そういう人間だと思われてたのか。
「しかも、あのグループの一員ときてる」
「しっ!こんなところで何を話してる!」
「あっ・・・」
・・・・・・も、いいや。
今日疲れたし。
さっきからあたしの思考もぐるぐるして関係ないとこにいってるし・・・
もー・・・呼び出し食らって恐怖におびえて全力疾走して泣いてしかも服従の術かけられて・・
おお。今日は波乱万丈だ。
それにしても。グリフィンドールはいい人たちだけどウカツだ。
無神経というか、豪放磊落で細かいこと気にしない分、口を滑らすとか多そう・・・。
グリフィンドールはホントに長所と短所が表裏一体だな・・・。
「先輩方」
「ん?」
「・・・申し訳ないのですが。話、明日にしていいですか?」
「あ、ああ・・・」
「おやすみなさい」
「待って!サク!!」
もういいよ・・・
だるいから寝る・・・・・・
おやすみ・・・・・・・・・