1年生(親世代) 完結 (99話)
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光陰矢のごとし。
ツキヒハヒハハクタイノカカクニシテ・・・
あ、これは違うか。
ん?なんか間違ってるかも・・・ヒャクタイじゃなくてハクタイだったかしら・・・
まあいいけど。
「最初の一ヶ月ってなんだったのかしら・・・」
あの怒涛の日々。
毎日毎日これでもか!というほどに騒ぎがおき続けたわよね…。
あ~平和~・・・
「やあ!おはよう!サク!!」
「おはよ、ジェームズ」
やっけにハイテンションだな・・・
「おはよ、シリウス」
「ん・・・・・・・・・」
これまたえらく機嫌が悪そうな・・・
「ど、どうしたの・・・?」
「なんだか昨日眠れなかったらしくてね。寝起きはいつものことさ」
「そうなの?シリウス、低血圧?」
こくん、とうなずいたシリウスがびたっと机になついた。
「あらあら。ジュースだけでも飲んだら?」
「・・・・・・いらね」
へえ・・・低血圧なの・・・
「リリー、ミルク取ってくれる?」
「はい、どうぞ」
ピッチャーになみなみと注がれたそれと、紅茶を合わせる。
「すごい!サク!」
へへん。これは得意なのよ~
あの、CMでやってたミルクと紅茶を両方から注いでカップの上でぶつけ合ってカップにそそぐやつ。
そりゃあもう練習しましたから!
・・・友達からは無駄な努力を・・・っていわれたけどさ。役に立ってるし!
「ほら。紅茶」
「・・・・・・・・・・・」
のそっと伸びてきた手がティーカップの取っ手をつかみ、いきなりしゃん、と背筋を伸ばしたかと思うとぐいっとあおった。
おや。珍しい。
いつもテーブルマナーは満点あげたいぐらい優雅なシリウス君が。
「やあ!シリウス!だめだぞ!きょうはしっかり腹ごしらえしておかないと」
「はぁ?」
「どうしたの?今日、やけにテンションたかいわね。ジェームズ」
そういった瞬間、ジェームズがしんじられない、というようにあたしを振り返った。
「何を言っているんだい!?今日はハロウィンじゃないか!!!!」
あ~・・・そっか。そういえば。
なんだか大広間でご馳走が出るのよね・・・
「ハロウィンなんてどうでもいいって・・・何があるってんだよ・・・」
ようやく目が覚めてきたらしいシリウスが大きなあくびをひとつして、目じりににじんだ涙をぬぐった。
「何を言うんだ!シリウス!!」
「いや、だってさ」
「今日は一年で唯一僕たち子どもがおおっぴらにいたずらを繰り広げられる日じゃないか!!」
いや。違。
「はぁ?」
今日はお菓子をほしいという子どもたちにお菓子を上げる日でしょうが!!
いたずらをしていい日じゃないっっ
「僕は毎年毎年いかに父上を出し抜くかに頭を費やしてきた!!」
・・・なにやってんのよ、あんたんち・・・
「だが!今年からは違う!!いかに!この学校中を出し抜くかに僕は命をかける!!」
「かけるな」
そうだ!シリウス!もっと言え!!」
「何をいってるんだ。君も一緒にやるんだよ」
「は!?」
目を向くシリウスの腕をがしっとつかんだジェームズが、にこっと笑って、どこだかわからない場所を指差してテーブルの上に足を上げてポーズ。
さしずめあの星を目指せ、とでもいうとこ・・・?
でもね。
汚い。
「さあ!めくるめくいたずらの旅に!!」
「行きたくねえって!おい!!!!」
ずるずるずるずる。
あ~・・・ご愁傷様・・・・・・
数分後。城のあちこちで・・・爆発音が響き渡った。
「・・・・・・あのさ。二人とも」
意気揚々と引き上げてきた二人に、あたしたち女性陣がつめたーい視線を向けた。
それはそうだろう。さっきから。
すさまじい勢いでグリフィンドールの得点砂時計からさらさらさらさらと砂が・・・!!
いまや、残っている点は・・・ぎりぎり二桁という有様だった。
朝は、たしかに3桁あったんですが?
「いや~!失敗失敗。見つかっちゃって」
「はぁ・・・」
そりゃあみつかるでしょうよ。あんな派手な音と悲鳴ですもの・・・
「シリウス!次は見つからずにやるぞ!」
やるな!!
やらないわよね!?と視線をやったシリウスは、妙にすがすがしい顔をしていた。
「・・・いたずらって、おもしれえかも」
・・・・・・・・・はい?
なんだかすっごくいやな予感が・・・
「よし!シリウス!!今日から僕たち、悪戯仕掛け人結成だ!!」
「・・・なんかおもしろそうだから付き合う」
付き合うな!!
「さあ!シリウス!標的発見だ!!」
「おう!!」
や~め~れ~~~!!!!
光陰矢のごとし。
ツキヒハヒハハクタイノカカクニシテ・・・
あ、これは違うか。
ん?なんか間違ってるかも・・・ヒャクタイじゃなくてハクタイだったかしら・・・
まあいいけど。
「最初の一ヶ月ってなんだったのかしら・・・」
あの怒涛の日々。
毎日毎日これでもか!というほどに騒ぎがおき続けたわよね…。
あ~平和~・・・
「やあ!おはよう!サク!!」
「おはよ、ジェームズ」
やっけにハイテンションだな・・・
「おはよ、シリウス」
「ん・・・・・・・・・」
これまたえらく機嫌が悪そうな・・・
「ど、どうしたの・・・?」
「なんだか昨日眠れなかったらしくてね。寝起きはいつものことさ」
「そうなの?シリウス、低血圧?」
こくん、とうなずいたシリウスがびたっと机になついた。
「あらあら。ジュースだけでも飲んだら?」
「・・・・・・いらね」
へえ・・・低血圧なの・・・
「リリー、ミルク取ってくれる?」
「はい、どうぞ」
ピッチャーになみなみと注がれたそれと、紅茶を合わせる。
「すごい!サク!」
へへん。これは得意なのよ~
あの、CMでやってたミルクと紅茶を両方から注いでカップの上でぶつけ合ってカップにそそぐやつ。
そりゃあもう練習しましたから!
・・・友達からは無駄な努力を・・・っていわれたけどさ。役に立ってるし!
「ほら。紅茶」
「・・・・・・・・・・・」
のそっと伸びてきた手がティーカップの取っ手をつかみ、いきなりしゃん、と背筋を伸ばしたかと思うとぐいっとあおった。
おや。珍しい。
いつもテーブルマナーは満点あげたいぐらい優雅なシリウス君が。
「やあ!シリウス!だめだぞ!きょうはしっかり腹ごしらえしておかないと」
「はぁ?」
「どうしたの?今日、やけにテンションたかいわね。ジェームズ」
そういった瞬間、ジェームズがしんじられない、というようにあたしを振り返った。
「何を言っているんだい!?今日はハロウィンじゃないか!!!!」
あ~・・・そっか。そういえば。
なんだか大広間でご馳走が出るのよね・・・
「ハロウィンなんてどうでもいいって・・・何があるってんだよ・・・」
ようやく目が覚めてきたらしいシリウスが大きなあくびをひとつして、目じりににじんだ涙をぬぐった。
「何を言うんだ!シリウス!!」
「いや、だってさ」
「今日は一年で唯一僕たち子どもがおおっぴらにいたずらを繰り広げられる日じゃないか!!」
いや。違。
「はぁ?」
今日はお菓子をほしいという子どもたちにお菓子を上げる日でしょうが!!
いたずらをしていい日じゃないっっ
「僕は毎年毎年いかに父上を出し抜くかに頭を費やしてきた!!」
・・・なにやってんのよ、あんたんち・・・
「だが!今年からは違う!!いかに!この学校中を出し抜くかに僕は命をかける!!」
「かけるな」
そうだ!シリウス!もっと言え!!」
「何をいってるんだ。君も一緒にやるんだよ」
「は!?」
目を向くシリウスの腕をがしっとつかんだジェームズが、にこっと笑って、どこだかわからない場所を指差してテーブルの上に足を上げてポーズ。
さしずめあの星を目指せ、とでもいうとこ・・・?
でもね。
汚い。
「さあ!めくるめくいたずらの旅に!!」
「行きたくねえって!おい!!!!」
ずるずるずるずる。
あ~・・・ご愁傷様・・・・・・
数分後。城のあちこちで・・・爆発音が響き渡った。
「・・・・・・あのさ。二人とも」
意気揚々と引き上げてきた二人に、あたしたち女性陣がつめたーい視線を向けた。
それはそうだろう。さっきから。
すさまじい勢いでグリフィンドールの得点砂時計からさらさらさらさらと砂が・・・!!
いまや、残っている点は・・・ぎりぎり二桁という有様だった。
朝は、たしかに3桁あったんですが?
「いや~!失敗失敗。見つかっちゃって」
「はぁ・・・」
そりゃあみつかるでしょうよ。あんな派手な音と悲鳴ですもの・・・
「シリウス!次は見つからずにやるぞ!」
やるな!!
やらないわよね!?と視線をやったシリウスは、妙にすがすがしい顔をしていた。
「・・・いたずらって、おもしれえかも」
・・・・・・・・・はい?
なんだかすっごくいやな予感が・・・
「よし!シリウス!!今日から僕たち、悪戯仕掛け人結成だ!!」
「・・・なんかおもしろそうだから付き合う」
付き合うな!!
「さあ!シリウス!標的発見だ!!」
「おう!!」
や~め~れ~~~!!!!