5年生(親世代) 製作中
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43
シリウスと、仲直りをする。
それを考えたことは、なかった。
もういらないといわれたのだから、もういいのではないかと思った。
だけど、どうしても、どうしても、それ以外の答えなんて、出てこなかった。
この状況をどうにかしたい。どうにかしたいけれど、何一つ、歩み寄る場所が見つからない。
だったら、この悔しさとか、苛立ちとか、顔を見るだけでいらいらしてくるとか、そんな自分の感情は置いて、謝罪を、しなければならないんじゃないかと、それしか浮かばなかった。
数占い学の教室の前でうろうろしながら、迷っていた。
だけど、このまま寮に帰ればうまーく避けられるのはわかってる。
だって視線も合わせようとしないし。
それは昨日までお互い様だったんだけどね・・・。
いや、むしろあたしのほうがひどかった・・・かも?
うーん、うーん。どうしよう。
近寄りたくない。
うーん・・・・・・。
でも言わなきゃだめだよねえ。
一言だけだし・・・。
でも余計なお世話っていわれそうで。
くそう。大体、なんであたしが気をつかってやらなきゃならないんだ。
どう考えたってあたしが被害者でしょー?!
あー、なんか理不尽。
だけどこのまま黙ってるのも、なんかなぁ・・・。
うーん。
うげ。出てきちゃったよ・・・。
でも今日選択授業これしかないし、一緒の授業は終わったらさっさと出て行っちゃうし・・・。
しょうがない。
「ミスター・ブラック」
呼び止めたシリウスはちらりとこちらを見て、足を止めた。
いままでみたこともないほど、冷たい表情だった。
「あなたに、言っておきたいことがあるだけよ」
「近寄らないんじゃなかったのか?ミス・キリュウ」
一瞬、なにを言われたのかと思った。
あたしを見つめる、シリウスのさめた目。
それを認識した途端、カッと頭に血が上った。
シリウスの頬がバッチーンと、小気味いい音をたてた。
白い頬にじわりと赤い痕が浮かび上がってくる。
それを見つめながら、ないていた。
信じられない。
呪いは、あなたのせいじゃないからって、言おうと思っただけだったのに。
それぐらいは聞いてくれるんじゃないかって、思ったのに!
情けなくて、悲しくて、あふれてくる感情を、制御できないと思った。
だけど、溢れてくるのは、呪いの条件である怒りではなくて。
ただただ、ひたすら、悲しくて。
どうして、と悲しい、と辛いが頭の中をぐるぐるしていて。
何一つ考え付きもしない自分が馬鹿みたいで。
呪いだけは、これだけは、シリウスになんの責任もないのだと、伝えたかっただけなのに。
バカみたいにあふれ出る涙が、視界もなにもかも奪っていて。
もう、なにがなんだか、わけがわからなくなって。
「バカ!!だいっ嫌い!!」
子どもみたいな台詞をたたきつけて、衝動のままに走り去った。
シリウスと、仲直りをする。
それを考えたことは、なかった。
もういらないといわれたのだから、もういいのではないかと思った。
だけど、どうしても、どうしても、それ以外の答えなんて、出てこなかった。
この状況をどうにかしたい。どうにかしたいけれど、何一つ、歩み寄る場所が見つからない。
だったら、この悔しさとか、苛立ちとか、顔を見るだけでいらいらしてくるとか、そんな自分の感情は置いて、謝罪を、しなければならないんじゃないかと、それしか浮かばなかった。
数占い学の教室の前でうろうろしながら、迷っていた。
だけど、このまま寮に帰ればうまーく避けられるのはわかってる。
だって視線も合わせようとしないし。
それは昨日までお互い様だったんだけどね・・・。
いや、むしろあたしのほうがひどかった・・・かも?
うーん、うーん。どうしよう。
近寄りたくない。
うーん・・・・・・。
でも言わなきゃだめだよねえ。
一言だけだし・・・。
でも余計なお世話っていわれそうで。
くそう。大体、なんであたしが気をつかってやらなきゃならないんだ。
どう考えたってあたしが被害者でしょー?!
あー、なんか理不尽。
だけどこのまま黙ってるのも、なんかなぁ・・・。
うーん。
うげ。出てきちゃったよ・・・。
でも今日選択授業これしかないし、一緒の授業は終わったらさっさと出て行っちゃうし・・・。
しょうがない。
「ミスター・ブラック」
呼び止めたシリウスはちらりとこちらを見て、足を止めた。
いままでみたこともないほど、冷たい表情だった。
「あなたに、言っておきたいことがあるだけよ」
「近寄らないんじゃなかったのか?ミス・キリュウ」
一瞬、なにを言われたのかと思った。
あたしを見つめる、シリウスのさめた目。
それを認識した途端、カッと頭に血が上った。
シリウスの頬がバッチーンと、小気味いい音をたてた。
白い頬にじわりと赤い痕が浮かび上がってくる。
それを見つめながら、ないていた。
信じられない。
呪いは、あなたのせいじゃないからって、言おうと思っただけだったのに。
それぐらいは聞いてくれるんじゃないかって、思ったのに!
情けなくて、悲しくて、あふれてくる感情を、制御できないと思った。
だけど、溢れてくるのは、呪いの条件である怒りではなくて。
ただただ、ひたすら、悲しくて。
どうして、と悲しい、と辛いが頭の中をぐるぐるしていて。
何一つ考え付きもしない自分が馬鹿みたいで。
呪いだけは、これだけは、シリウスになんの責任もないのだと、伝えたかっただけなのに。
バカみたいにあふれ出る涙が、視界もなにもかも奪っていて。
もう、なにがなんだか、わけがわからなくなって。
「バカ!!だいっ嫌い!!」
子どもみたいな台詞をたたきつけて、衝動のままに走り去った。