5年生(親世代) 製作中
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15
んで、悪童のかたわれ、一方のシリウスは、というと。
「おはよ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・挨拶ぐらいしようよ。
なんだってんな冷たい目で見てスルーされるのか。
これが毎朝毎朝。
いや、朝どころか一日中。
堪忍袋の尾も切れようというものだ。
大体が、なんでいつもいつもいつもあたしが下手にでなきゃならんのだ。
そんなに噂が耳に入ってるのかねー・・・。
どんな噂だか知らないけど、少なくとも、良い噂である感じはまったくしない。
その噂ってひょっとしたら、レギュラス経由でならわかるかしら。
知りたくないような知りたいような。
でも、何も知らないまま噂だけ飛び交ってるってのはちょっといやだなあと思うあたしなのです。
噂なんて好きにいわせとけば、と言い切れるジェームズやリリーってすごいと思う。
あんまり頼りすぎるのも悪い気がするけど、ちょっと頼ってみようかな。
って、レギュラスがそこにいるじゃないのっ。
ラッキー!!
「レギュラス!」
一瞬、足を止めたレギュラスがぎゅっと眉を寄せて、なにかをこらえるような顔をした。
へ?なんで??
「おはよ」
「・・・おはようございます、ミス・キリュウ」
「はい?」
昨日までサクラって呼んでたのに。
ま、いいけど。
「あのね、しもべのことなんだけど」
すっと上げられた手が、あたしの言葉をさえぎった。
「申し訳ありません。協力を、できなくなりました」
「・・・・・・・・・・なんで、また」
ええと・・・。
ちょ、ちょっと困る、かもしんない。
「兄上から、あなたに近づくなと・・・」
「シリウスから?」
「はい」
眉間によったしわはそのままで、申し訳なさそうに眉尻が下がってるのはちょっと可愛い。
「何を誤解されているのか、取り付く島もありませんでした」
「あー・・・・・・・・・そう」
きっと、あたしがいつもの調子でレギュラスをこき使ってるとか、思ったんだろうなあ・・・。
やれやれ。
でも、シリウスが言ったなら仕方ない。
だって、この子、お兄ちゃん至上主義だし。
「わかった。今までありがと」
「ミス・キリュウ・・・」
「だいじょうぶ!今まで助けてくれてありがとう。本当に助かったわ。自分でなんとかするし、できるから!」
そ。自分でなんとかしなきゃならないのだ。結局。
頼りすぎちゃってるよね、やっぱり。
自分でなんとかしなきゃ。
だから、大丈夫。
「すみません」
にこっと笑って、ぽんぽんと腕をたたく。
頭とか肩は手が届かないのよ。うるさいな。
きびすをかえそうとしたその腕が、ふいにつかまれた。
「ミス・キリュウ」
ぐっと引き寄せられて、耳もとに、レギュラスの顔。
「クリーチャーには、あなたの言葉を聞くように伝えますので」
ひそっと、耳元にささやかれた言葉に、目を見張った。
「兄上に、相談してください。ちゃんと・・・」
それだけ言って、レギュラスは振り返りもせずに去っていった。
ぽかん、と見送る。
だって。あのレギュラスが。
シリウスにとめられたのに、まだあたしに助けの手を差し伸べる!?
ありえない!!!!!!
思わず呆然としちゃったじゃない!
はー・・・シリウス。弟君は成長しておるぞー。
しっかし、クリーチャー残されても。
あやつ、プライド高くてねえ・・・。
原作どおり。ええ。原作どおり!!!!
そのあたしの背後から、投げつけられる声。
「いい気味!」
聞こえた大声に振り向けば、くすくすと笑う少女が4人。
その真ん中に、あいつがいた。
はあ、とため息が出る。
過去のあたしよ。なんであいつに手を出した。
あーあーあーあーあ。やらなきゃよかった・・・。
まさかここまでしつこく、かつ陰険でやーなことするとは思わなかったからねえ・・・。
「なんの御用?」
「ああら。シリウスにもレギュラスさまにも捨てられたキリュウ家のお姫様がおかわいそうねって話してたのよ?」
ああ、そう。
なんていうか・・・なんて反応して欲しいのかしらね、この人たち。
鼻で笑ったら顔真っ赤にしてぎゃーぎゃー言ってくるんだろうし。
間違いというか、根本的に間違えているところを指摘したら負け惜しみだとかあげつらうんだろうし。
泣いたら喜ぶ?
・・・なんであたしがこいつら喜ばせなきゃならん。
うーむ。
「そんなに悔しい?自分の思い通りにならなくて」
「シリウス、昨日すっごく怒ってたものね」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
顔文字使いたいぐらい、アホな気分だ。
そぉか。おまえらか。
まったく、どこまでも加害者な。
・・・どうでもいいけど、こんなやつ等にいいように使われないでよね、シリウス・・・。
倫理観もない上にこんなレベルの連中に使われてるんじゃ底が知れてるわよねー・・・。
「サク」
「・・・・・・・・ピーター?」
どうしてやろうかなーと考えをめぐらせていたあたしに、声が、かけられた。
「こんなところにいたの。さがしたんだよ。シリウスやジェームズもさがしてるんだ」
顔を赤くして、必死にいいつのるピーターに、かすかに顔がゆがむのを、止められなかった。
いや、きっとねー、助けてくれようとしてるんだろうなっていうのはわかる。
その気持ちが嬉しくないわけじゃない。
だから、これはもう条件反射。
「そう?どうしたのかしら」
「さあ?僕にはわからないよ。だけど、きっと大事な相談があるんじゃないのかな!」
どんどん真っ赤になっていく顔。
ほんっとに嘘つくのが苦手。
なのに、あの時は、うまかったっていうことよね。
それとも、この「嘘つくのが苦手」っていうのが嘘なのかしら。
「じゃあさがしてみるわね、ありがとうピーター。ジェームズに聞けばいいの?」
「う、うん!」
「ジェームズはどこにいるのかしら。すれ違ったら大変よね」
「ア・・・・・・・・・・・」
だからツメがあまいといつもいつもいつもいつも言われてんでしょうが、あんたは。
だから成績も悪けりゃ、いっつも仕掛け人たちが捕まる原因にもなってんでしょうが。
ああ、もう、イライラ。
「まだ捨てられてないみたいね、ポッターからは。それとも、その話をするためにさがされているのではなくて?そのお友だちをせいぜい大事にしなさいな」
「そうするわ。お気遣いありがとう」
相手にするのも馬鹿馬鹿しくてそうにっこり笑う。
「馬鹿じゃないの!」
馬鹿にしてんだよ。去っていく後姿にそう心の中で舌を出して、くるり、と一応はお礼を言うために向き直った。
「ありがとう。ピーター」
「いや、いいよ、気にしないで!僕、役にたてて・・・」
「本当にありがとう。とっても助かったわ」
にっこり笑って、まくし立てようとするピーターを避けようと、した。
「・・・・・・おい」
「え?」
「なんだよ、お前の態度。助けてもらっておいてそれかよ」
「シリウス?」
いつの間に戻ってきていたのか、いや・・・ピーターを探していたのだろう。シリウスが、腕を組んでそこにいた。
「元はお前が原因だろう。なのに助けてもらっておきながら、その態度か?」
・・・誰が原因だって?
「どういう意味かしら?」
「まともに礼も言わないで、話も聞かないで、助けてくれたピーターに失礼とは思わないのか?お前がどう思っていようが、ピーターはお前を助けようとしたんだぞ」
「それは、感謝してるわ」
自分の態度のよくないことぐらいは自覚してる。
だけど、それを改める気にはどうしてもなれなかった。
それは、あたしの弱さであり、心の狭さ。
ピーターを一個人と思いながらも、受け入れることの出来ない、未来の彼と同じ存在としてしか見ることの出来ない、あたしの、弱さだった。
「シリウス、いいんだよ、ぼ、ぼく・・・お礼、言ってくれたし・・・」
「よくねえ!!お前は自分をなんだと思ってんだ!?こんな女にいいように使われてんじゃねえよ!」
「使われてなんて・・・」
使ってない。いくらなんでも使ってない。
ピーターほど使えないヤツも珍しいから!!
いや、ごめん。本当にね、この卑屈さとか、上目遣いとか、おどおどっぷりとか、苦手なの。喋り方とか、イラつくの。
ついでに、未来にこいつがやったことを思うと、八つ裂きにしてやりたくなるの。
それを耐えてるんだから、それでなんとか我慢してほしい。
時折感じるピーターの、純粋さとか、優しさとか、そんなものを好ましく思わないわけじゃない。
それを上回るぐらい、いらだたしいだけで、受け入れられないだけだ。
いや、違う。
あの未来があるから。
それが前提だから、彼が、こんなにも嫌になる。
そのことがなければ、といつも思うのに。
彼の、優しさや、純粋さに触れるたびに。
本当なら、受け入れられるはずの優しさをいらだたしく感じるたびに。
「いつもいつも、こいつの、お前に対する態度は酷かった。なんでこんな女がグリフィンドールなのかとおもうぐらい、酷かった」
うぐ。それは自覚が微妙にあるぞ・・・。
「でも僕は・・・その、仕方ないって思うんだ。僕がトロいのは事実だし、いつも・・・大事なところではサクは僕を助けてくれるし・・・」
・・・ま、ほっとけないからねえ・・・。
「だから、いいんだ」
ずきっと、胸が痛んだ。
あたしだって、わかってる。
ピーターは、悪くないのだ。
悪いのはあたし。
まだ犯してもいない罪で彼をとがめる、あたしが悪い。
それを防ぐことを、考えればいいのに、出来ないあたしが悪い。
んで、悪童のかたわれ、一方のシリウスは、というと。
「おはよ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・挨拶ぐらいしようよ。
なんだってんな冷たい目で見てスルーされるのか。
これが毎朝毎朝。
いや、朝どころか一日中。
堪忍袋の尾も切れようというものだ。
大体が、なんでいつもいつもいつもあたしが下手にでなきゃならんのだ。
そんなに噂が耳に入ってるのかねー・・・。
どんな噂だか知らないけど、少なくとも、良い噂である感じはまったくしない。
その噂ってひょっとしたら、レギュラス経由でならわかるかしら。
知りたくないような知りたいような。
でも、何も知らないまま噂だけ飛び交ってるってのはちょっといやだなあと思うあたしなのです。
噂なんて好きにいわせとけば、と言い切れるジェームズやリリーってすごいと思う。
あんまり頼りすぎるのも悪い気がするけど、ちょっと頼ってみようかな。
って、レギュラスがそこにいるじゃないのっ。
ラッキー!!
「レギュラス!」
一瞬、足を止めたレギュラスがぎゅっと眉を寄せて、なにかをこらえるような顔をした。
へ?なんで??
「おはよ」
「・・・おはようございます、ミス・キリュウ」
「はい?」
昨日までサクラって呼んでたのに。
ま、いいけど。
「あのね、しもべのことなんだけど」
すっと上げられた手が、あたしの言葉をさえぎった。
「申し訳ありません。協力を、できなくなりました」
「・・・・・・・・・・なんで、また」
ええと・・・。
ちょ、ちょっと困る、かもしんない。
「兄上から、あなたに近づくなと・・・」
「シリウスから?」
「はい」
眉間によったしわはそのままで、申し訳なさそうに眉尻が下がってるのはちょっと可愛い。
「何を誤解されているのか、取り付く島もありませんでした」
「あー・・・・・・・・・そう」
きっと、あたしがいつもの調子でレギュラスをこき使ってるとか、思ったんだろうなあ・・・。
やれやれ。
でも、シリウスが言ったなら仕方ない。
だって、この子、お兄ちゃん至上主義だし。
「わかった。今までありがと」
「ミス・キリュウ・・・」
「だいじょうぶ!今まで助けてくれてありがとう。本当に助かったわ。自分でなんとかするし、できるから!」
そ。自分でなんとかしなきゃならないのだ。結局。
頼りすぎちゃってるよね、やっぱり。
自分でなんとかしなきゃ。
だから、大丈夫。
「すみません」
にこっと笑って、ぽんぽんと腕をたたく。
頭とか肩は手が届かないのよ。うるさいな。
きびすをかえそうとしたその腕が、ふいにつかまれた。
「ミス・キリュウ」
ぐっと引き寄せられて、耳もとに、レギュラスの顔。
「クリーチャーには、あなたの言葉を聞くように伝えますので」
ひそっと、耳元にささやかれた言葉に、目を見張った。
「兄上に、相談してください。ちゃんと・・・」
それだけ言って、レギュラスは振り返りもせずに去っていった。
ぽかん、と見送る。
だって。あのレギュラスが。
シリウスにとめられたのに、まだあたしに助けの手を差し伸べる!?
ありえない!!!!!!
思わず呆然としちゃったじゃない!
はー・・・シリウス。弟君は成長しておるぞー。
しっかし、クリーチャー残されても。
あやつ、プライド高くてねえ・・・。
原作どおり。ええ。原作どおり!!!!
そのあたしの背後から、投げつけられる声。
「いい気味!」
聞こえた大声に振り向けば、くすくすと笑う少女が4人。
その真ん中に、あいつがいた。
はあ、とため息が出る。
過去のあたしよ。なんであいつに手を出した。
あーあーあーあーあ。やらなきゃよかった・・・。
まさかここまでしつこく、かつ陰険でやーなことするとは思わなかったからねえ・・・。
「なんの御用?」
「ああら。シリウスにもレギュラスさまにも捨てられたキリュウ家のお姫様がおかわいそうねって話してたのよ?」
ああ、そう。
なんていうか・・・なんて反応して欲しいのかしらね、この人たち。
鼻で笑ったら顔真っ赤にしてぎゃーぎゃー言ってくるんだろうし。
間違いというか、根本的に間違えているところを指摘したら負け惜しみだとかあげつらうんだろうし。
泣いたら喜ぶ?
・・・なんであたしがこいつら喜ばせなきゃならん。
うーむ。
「そんなに悔しい?自分の思い通りにならなくて」
「シリウス、昨日すっごく怒ってたものね」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
顔文字使いたいぐらい、アホな気分だ。
そぉか。おまえらか。
まったく、どこまでも加害者な。
・・・どうでもいいけど、こんなやつ等にいいように使われないでよね、シリウス・・・。
倫理観もない上にこんなレベルの連中に使われてるんじゃ底が知れてるわよねー・・・。
「サク」
「・・・・・・・・ピーター?」
どうしてやろうかなーと考えをめぐらせていたあたしに、声が、かけられた。
「こんなところにいたの。さがしたんだよ。シリウスやジェームズもさがしてるんだ」
顔を赤くして、必死にいいつのるピーターに、かすかに顔がゆがむのを、止められなかった。
いや、きっとねー、助けてくれようとしてるんだろうなっていうのはわかる。
その気持ちが嬉しくないわけじゃない。
だから、これはもう条件反射。
「そう?どうしたのかしら」
「さあ?僕にはわからないよ。だけど、きっと大事な相談があるんじゃないのかな!」
どんどん真っ赤になっていく顔。
ほんっとに嘘つくのが苦手。
なのに、あの時は、うまかったっていうことよね。
それとも、この「嘘つくのが苦手」っていうのが嘘なのかしら。
「じゃあさがしてみるわね、ありがとうピーター。ジェームズに聞けばいいの?」
「う、うん!」
「ジェームズはどこにいるのかしら。すれ違ったら大変よね」
「ア・・・・・・・・・・・」
だからツメがあまいといつもいつもいつもいつも言われてんでしょうが、あんたは。
だから成績も悪けりゃ、いっつも仕掛け人たちが捕まる原因にもなってんでしょうが。
ああ、もう、イライラ。
「まだ捨てられてないみたいね、ポッターからは。それとも、その話をするためにさがされているのではなくて?そのお友だちをせいぜい大事にしなさいな」
「そうするわ。お気遣いありがとう」
相手にするのも馬鹿馬鹿しくてそうにっこり笑う。
「馬鹿じゃないの!」
馬鹿にしてんだよ。去っていく後姿にそう心の中で舌を出して、くるり、と一応はお礼を言うために向き直った。
「ありがとう。ピーター」
「いや、いいよ、気にしないで!僕、役にたてて・・・」
「本当にありがとう。とっても助かったわ」
にっこり笑って、まくし立てようとするピーターを避けようと、した。
「・・・・・・おい」
「え?」
「なんだよ、お前の態度。助けてもらっておいてそれかよ」
「シリウス?」
いつの間に戻ってきていたのか、いや・・・ピーターを探していたのだろう。シリウスが、腕を組んでそこにいた。
「元はお前が原因だろう。なのに助けてもらっておきながら、その態度か?」
・・・誰が原因だって?
「どういう意味かしら?」
「まともに礼も言わないで、話も聞かないで、助けてくれたピーターに失礼とは思わないのか?お前がどう思っていようが、ピーターはお前を助けようとしたんだぞ」
「それは、感謝してるわ」
自分の態度のよくないことぐらいは自覚してる。
だけど、それを改める気にはどうしてもなれなかった。
それは、あたしの弱さであり、心の狭さ。
ピーターを一個人と思いながらも、受け入れることの出来ない、未来の彼と同じ存在としてしか見ることの出来ない、あたしの、弱さだった。
「シリウス、いいんだよ、ぼ、ぼく・・・お礼、言ってくれたし・・・」
「よくねえ!!お前は自分をなんだと思ってんだ!?こんな女にいいように使われてんじゃねえよ!」
「使われてなんて・・・」
使ってない。いくらなんでも使ってない。
ピーターほど使えないヤツも珍しいから!!
いや、ごめん。本当にね、この卑屈さとか、上目遣いとか、おどおどっぷりとか、苦手なの。喋り方とか、イラつくの。
ついでに、未来にこいつがやったことを思うと、八つ裂きにしてやりたくなるの。
それを耐えてるんだから、それでなんとか我慢してほしい。
時折感じるピーターの、純粋さとか、優しさとか、そんなものを好ましく思わないわけじゃない。
それを上回るぐらい、いらだたしいだけで、受け入れられないだけだ。
いや、違う。
あの未来があるから。
それが前提だから、彼が、こんなにも嫌になる。
そのことがなければ、といつも思うのに。
彼の、優しさや、純粋さに触れるたびに。
本当なら、受け入れられるはずの優しさをいらだたしく感じるたびに。
「いつもいつも、こいつの、お前に対する態度は酷かった。なんでこんな女がグリフィンドールなのかとおもうぐらい、酷かった」
うぐ。それは自覚が微妙にあるぞ・・・。
「でも僕は・・・その、仕方ないって思うんだ。僕がトロいのは事実だし、いつも・・・大事なところではサクは僕を助けてくれるし・・・」
・・・ま、ほっとけないからねえ・・・。
「だから、いいんだ」
ずきっと、胸が痛んだ。
あたしだって、わかってる。
ピーターは、悪くないのだ。
悪いのはあたし。
まだ犯してもいない罪で彼をとがめる、あたしが悪い。
それを防ぐことを、考えればいいのに、出来ないあたしが悪い。