5年生(親世代) 製作中
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7.5
サクラ と別れた後に、やけにニヤニヤしながらジェームズが俺の肩を引き寄せた。
「で、何してたのさ」
「本をとりたいというから肩に乗せてやった。そうしたらだらしないとか何とか言って直されたんだよな」
暑い、と前髪をかきあげて。
ぐっと背中を伸ばす。
さっきまでのイライラは収まっていた。
やっぱり人の邪魔をしたら謝るべきだよな。
「本をとりたいって…なんで肩に乗せるんだい?」
ジェームズがきょとん、とした顔でそんなことを言い出した。
「え?それは、お詫びで…」
「なんの?」
「あいつが本とりたがってたのに邪魔したからさ」
「邪魔?」
「女と会ってた」
「・・・・・・・・・・・・・・あ、そう」
…しまった。こういう話題になるとどうもジェームズのやつ怖いんだよな。
何でだか知らないけどさ。
「で、邪魔をしてしまったシリウス君はサクを抱き上げて本を取らせてやって、服を直してもらっていちゃいちゃしていたわけだ。他の女とヤッてたお詫びに」
「は?…それは、別にわびることじゃないだろう?」
「へえ、そう、ふぅん」
「・・・もうやめようぜ」
こんな話題になるといつも険悪ムードだ。
俺はこういうの好きじゃないし。
「それに、いちゃいちゃってなんだよ。サクと何かあるわけないだろうが」
「あのねえ。アレはどこからどう見ても、カップルのいちゃつきだよ」
「・・・・・・・・・・そう、なのか?」
「そう。僕が見つけて隠してなかったら今頃校内をうわさが駆け巡ってるよ」
「そんな大げさな」
「いや、ちっとも大げさじゃないと思うけどね」
やれやれといわんばかりにため息をついている。
どうもこういう話題になるとこいつが言ってることがよくわからないんだよな。
「まあ、君たちがくっついてくれるなら僕としては大歓迎だから」
「・・・・・・・・・・・お前よくそういう冗談言うけどさ。俺はあいつを女だと思ってないから無理」
「・・・冗談じゃないんだけどなあ。大体、サクは女の子だよ?」
「女だとは思ってない。あいつはお前と同じ。俺の友達」
「光栄だね。だけど、覚えておくんだよ、シリウス。僕と君は親友だ。それも男同士の」
「ああ」
当然だ。
俺とお前が親友でなければ誰を友と呼べるのか。
「だけど果たして、女と男の間に友情はなりたつのか、ということだよ」
「成り立つだろう?」
成り立たなければ俺とサクラはなんだっていうんだ。
「僕としては、どうしてあれだけ魅力的な女性なのに君から女と思ってないなんてセリフが出てくるのかがわからないよ」
ああ、しつこい。
なんだってみんなで俺とサクラをくっつけようとするんだ?
俺たちはさっぱりそんな気ないってのに。
「ああ、それから本をとった件だけど」
「ん?」
「僕たちは魔法使いなんだから魔法で取ればよかったんだじゃないかい?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ」
俺としたことが。
生まれたときから魔法になじんでいる俺としたことが。
というか、あいつも手を伸ばしてないで魔法で取れ!
そうだ。サクラが必死に手を伸ばしてなければ魔法で取るという発想も…。
・・・・・・なんで思いつかなかったんだ!
「・・・なんでこれで自覚がないかなあ」
ジェームズのため息を聞きながら、俺は自己嫌悪に陥っていた。
サクラ と別れた後に、やけにニヤニヤしながらジェームズが俺の肩を引き寄せた。
「で、何してたのさ」
「本をとりたいというから肩に乗せてやった。そうしたらだらしないとか何とか言って直されたんだよな」
暑い、と前髪をかきあげて。
ぐっと背中を伸ばす。
さっきまでのイライラは収まっていた。
やっぱり人の邪魔をしたら謝るべきだよな。
「本をとりたいって…なんで肩に乗せるんだい?」
ジェームズがきょとん、とした顔でそんなことを言い出した。
「え?それは、お詫びで…」
「なんの?」
「あいつが本とりたがってたのに邪魔したからさ」
「邪魔?」
「女と会ってた」
「・・・・・・・・・・・・・・あ、そう」
…しまった。こういう話題になるとどうもジェームズのやつ怖いんだよな。
何でだか知らないけどさ。
「で、邪魔をしてしまったシリウス君はサクを抱き上げて本を取らせてやって、服を直してもらっていちゃいちゃしていたわけだ。他の女とヤッてたお詫びに」
「は?…それは、別にわびることじゃないだろう?」
「へえ、そう、ふぅん」
「・・・もうやめようぜ」
こんな話題になるといつも険悪ムードだ。
俺はこういうの好きじゃないし。
「それに、いちゃいちゃってなんだよ。サクと何かあるわけないだろうが」
「あのねえ。アレはどこからどう見ても、カップルのいちゃつきだよ」
「・・・・・・・・・・そう、なのか?」
「そう。僕が見つけて隠してなかったら今頃校内をうわさが駆け巡ってるよ」
「そんな大げさな」
「いや、ちっとも大げさじゃないと思うけどね」
やれやれといわんばかりにため息をついている。
どうもこういう話題になるとこいつが言ってることがよくわからないんだよな。
「まあ、君たちがくっついてくれるなら僕としては大歓迎だから」
「・・・・・・・・・・・お前よくそういう冗談言うけどさ。俺はあいつを女だと思ってないから無理」
「・・・冗談じゃないんだけどなあ。大体、サクは女の子だよ?」
「女だとは思ってない。あいつはお前と同じ。俺の友達」
「光栄だね。だけど、覚えておくんだよ、シリウス。僕と君は親友だ。それも男同士の」
「ああ」
当然だ。
俺とお前が親友でなければ誰を友と呼べるのか。
「だけど果たして、女と男の間に友情はなりたつのか、ということだよ」
「成り立つだろう?」
成り立たなければ俺とサクラはなんだっていうんだ。
「僕としては、どうしてあれだけ魅力的な女性なのに君から女と思ってないなんてセリフが出てくるのかがわからないよ」
ああ、しつこい。
なんだってみんなで俺とサクラをくっつけようとするんだ?
俺たちはさっぱりそんな気ないってのに。
「ああ、それから本をとった件だけど」
「ん?」
「僕たちは魔法使いなんだから魔法で取ればよかったんだじゃないかい?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ」
俺としたことが。
生まれたときから魔法になじんでいる俺としたことが。
というか、あいつも手を伸ばしてないで魔法で取れ!
そうだ。サクラが必死に手を伸ばしてなければ魔法で取るという発想も…。
・・・・・・なんで思いつかなかったんだ!
「・・・なんでこれで自覚がないかなあ」
ジェームズのため息を聞きながら、俺は自己嫌悪に陥っていた。