5年生(親世代) 製作中
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5
ところで、まーたー宿題を忘れていたあたしは馬鹿だろうか。やっぱり。
今日の今日まで、宿題があるということをすかっと忘れていた。
うん。
今年はなんだかとんでもなく大量だったのに。
ああ・・・面倒な。
がりがりがりがりと羊皮紙を羽ペンで削るように書きながら、首を左右に軽く曲げれば、あまり聞きたくない音がする。
・・・魔法に肩こり治す薬とか、ないのかしら。
あってもよさそーなもんだけど。
あー、目が悪くなりそー・・・。
そういえば、ハリーやジェームズが眼鏡かけたままってことは目が悪くても治せないのねえ・・・。
頼みのダンブルドアは宿題は自分の力で、とかいいながらさっさと出かけてしまったし。
勉強するための図書館とかもないし。
誰かの家に行って泣きつこうかなあ・・・。
出来ないわけじゃないけど、やってたら間に合わない。
うーん。
「・・・あ。書き間違えた・・・」
そう。英語が母国語じゃないあたしには、時々つづりを間違えるというくせがある。
これまた減点になるのがムカつく。
日本語で書いてやろうかしら。
だけど、最近さっぱり話してないから、なんか日本語もよくわかんなくなってきたー・・・。
「・・・・・・・・むー・・・・・・」
くそう。
「やーりーたーくーなーいー!!!!」
宿題なんて昔っから大っ嫌いなのよ!!
あー、やだやだ。
と、後ろに体重をかけたとたん、ぐらっと椅子が揺れて―――
すさまじい音がした。
「いったーい!!!!」
なんなのよー!!
「ひっくり返るこたぁないじゃないの!!」
まったくもー。
あー、ひさしぶりになんか手の込んだ料理でも作ろうかなあ。
めったにやる気しないんだけどねえ。
とりあえず宿題やりたくない。
・・・だけど、ダンブルドア帰ってこないよねえ・・・。
誰もいないのにご飯作るの面倒だー・・・。
うだうだうだうだ。
「お嬢様、お客様でございます」
キーキーとしもべ妖精がやってきていた。
おんや。珍しい。
「ダンブルドアならいないわよ?」
「お嬢様にお客様でございます」
「あたしぃ?」
いったいどこのどなた様?
リリーたちとも、ジェームズたちとも約束してないし。
っていうか、一昨日ダイアゴン横丁で会ったし。
それで宿題があるって気づいたんだけどさ・・・。
「ワルブルガ・ブラックさまです」
「・・・・・・・・・・・・・はい?」
どなたさまですかー?それ。
「ブラック家の現当主夫人でございます」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
それだけ言って、しもべ妖精は無表情に去りやがったわよ。ちょっと。
「って、シリウスのお母さん?」
1年生のときに見た、あの美人?
ってやばいじゃん。
あわててペンと紙とふくろうを引っつかんだ。
「失礼、ミス・キリュウ?」
「あ、こんにちは」
・・・じゃ、ないよね!
「ようこそいらっしゃいました。お越しくださり、光栄です」
「わたくしもあなたにお会いできて嬉しいわ。ずいぶん久しぶりですこと」
にっこり笑った顔はひきつれてないだろうか。うーん。
「お茶をお持ちしました」
キーキーと甲高い声。
・・・だめ。この声、あたし基本的にダメなのよね・・・。
ま、だいぶ慣れたけど・・・。
「それで、今日はどうなさったんです?」
「あなたの顔を見に来たのよ」
・・・だから、何の用でさ・・・。
っていうか、ダンブルドアの留守中にこんな危ない人家に上げていいんだろうか。
とりあえず、ふくろうをお使いに出す。
「お手紙?」
「ええ。ホグワーツでの友人に」
本当はダンブルドアに。
だってヤバイじゃない。
「最初にお会いしたときよりステキになっていてよ。今日の服装もとてもよく似合ってるわ」
「ありがとうございます」
二人がけ用のソファに腰を下ろしたブラック夫人はきっちり、両足を斜めにそろえていらっしゃる。
で、あたしの服装は、といえば。
正直面倒だったから、シャツにチェックのスカート。それにローブ。
なんの変哲もない。
いや、ローブは普通は変だけど。
どう考えてもいやみだ。
大体、スカートだって今日Gパン洗っちゃったってだけではいてるんだし。
「色々とあなたにお聞きしたいことがあったの」
「なんでしょう?」
「もちろん、当家のシリウスのことよ」
ああ。
友人だって知ってるもんね。
っていうか、ようやく認めてくれたのかねえ・・・。
「実は、あの子には今婚約者がいないのです」
「・・・・・・・・・・・へ?」
あ、そっかアンドロメダが出奔しちゃったから。
っていうか、アンドロメダとシリウス従兄弟で、シリウスの両親のワルブルガさんとオリオンさんも従兄弟なんだから、血が濃くなりすぎでしょ。
「レギュラスから、あなたと親しくしていると聞いて・・・あなたなら、シリウスが好意を抱ける女性をご存知ないかと思ったのよ」
「あー・・・好意を抱ける女性、ですか?」
「ええ」
にっこり笑う笑顔が不穏な感じするんですが、なんであたし威嚇されてんの?
「そうですね・・・あたしは、シリウスにはゆったりシリウスを見守れるような相手がいいと思いますけど」
すくなくとも、あのちんけな器のハッフルパフのクソガキではありえない!
「たとえば・・・あなたみたいな?」
「・・・・・・・・・・・・・・・は?」
すっと細められた目が、全てを物語っていた。
「・・・何をお耳に入れられたかは存じませんが、あたしは、シリウスにそういった感情は一切ありません。これからもないでしょう」
よりにもよってこの母ちゃん、あたしがシリウスの嫁の座を狙ってるとか思ってたわけ?
それはないわー。
「そう。安心したわ」
・・・本当にそう思われてたんだ・・。
「わたくしとて人の親・・・息子には、それにふさわしい結婚をしてほしいと思っているのよ」
ああ、そうですか。はいはい。あたしはふさわしくないわけね。
「でも心までは別ですものね。愛する人がいるのはわるくないと思うのよ。あなたは血筋はすばらしいのだし」
・・・・・・愛人ですか?あたしに愛人になれっつってんですか!?それは!!
「あの、ブラック夫人、あたしはあなたが何をおっしゃろうとしているのかよくわかりません。あたしとシリウスは、親しい友人で、それ以上でもそれ以外でもありませんし、あたしは、彼が幸せになるために選んだ人なら、心から祝福しますわ」
そういいきると、なぜか知らんけどむっとしたようだった。
興味関心もつなっていったのはあんたでしょーが。
「あたしは、シリウスをとてもステキな人だと思いますが、残念ながら、恋愛対象としては見れないんです・・・そうですね。なぜそう思うのかはわかりませんが、彼とは、一生支えあえる友人であれば良いと思います」
それは、あたしの本心だった。
というか、シリウスと恋愛なんてとんでもない。
あの男の恋人という名のセフレの一人になる気なんてないのだ。
そんなことをしたら、あの男に恋焦がれて、振り向いてもらえないなんて嫌な恋をする羽目になるじゃない。
絶対にお断り。
それぐらいなら、ずっと友人でいる。
「だからこそ、彼の現在の女性関係はどうかと思いますし、口出しもします。周囲からもなにかおかしな誤解を大変受けているようですが、まったくそんなつもりはありませんので」
まったく不愉快だったら。
あたしはシリウスの恋人じゃない、と何度言えばみんなわかるのやら。
きっぱりそう言い切ると、ブラック夫人はうっすらと笑った。
「そう・・・じゃあ、あなたから確約をもらっても良いかしら?」
「確約?」
「そう。証となるものを」
・・・なんだろう。
名にかけて、呪文を使って誓えってんなら悪いけどパス。
絶対イヤ。
何されるかわかんないもん、この母ちゃん。
血とか髪の毛とかもいや。
何に使われるかわかんないもん。ブラック家。
「簡単なことよ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・って!!!!!!!!!
ぎゃー!!!!!!!!!!!!!
ところで、まーたー宿題を忘れていたあたしは馬鹿だろうか。やっぱり。
今日の今日まで、宿題があるということをすかっと忘れていた。
うん。
今年はなんだかとんでもなく大量だったのに。
ああ・・・面倒な。
がりがりがりがりと羊皮紙を羽ペンで削るように書きながら、首を左右に軽く曲げれば、あまり聞きたくない音がする。
・・・魔法に肩こり治す薬とか、ないのかしら。
あってもよさそーなもんだけど。
あー、目が悪くなりそー・・・。
そういえば、ハリーやジェームズが眼鏡かけたままってことは目が悪くても治せないのねえ・・・。
頼みのダンブルドアは宿題は自分の力で、とかいいながらさっさと出かけてしまったし。
勉強するための図書館とかもないし。
誰かの家に行って泣きつこうかなあ・・・。
出来ないわけじゃないけど、やってたら間に合わない。
うーん。
「・・・あ。書き間違えた・・・」
そう。英語が母国語じゃないあたしには、時々つづりを間違えるというくせがある。
これまた減点になるのがムカつく。
日本語で書いてやろうかしら。
だけど、最近さっぱり話してないから、なんか日本語もよくわかんなくなってきたー・・・。
「・・・・・・・・むー・・・・・・」
くそう。
「やーりーたーくーなーいー!!!!」
宿題なんて昔っから大っ嫌いなのよ!!
あー、やだやだ。
と、後ろに体重をかけたとたん、ぐらっと椅子が揺れて―――
すさまじい音がした。
「いったーい!!!!」
なんなのよー!!
「ひっくり返るこたぁないじゃないの!!」
まったくもー。
あー、ひさしぶりになんか手の込んだ料理でも作ろうかなあ。
めったにやる気しないんだけどねえ。
とりあえず宿題やりたくない。
・・・だけど、ダンブルドア帰ってこないよねえ・・・。
誰もいないのにご飯作るの面倒だー・・・。
うだうだうだうだ。
「お嬢様、お客様でございます」
キーキーとしもべ妖精がやってきていた。
おんや。珍しい。
「ダンブルドアならいないわよ?」
「お嬢様にお客様でございます」
「あたしぃ?」
いったいどこのどなた様?
リリーたちとも、ジェームズたちとも約束してないし。
っていうか、一昨日ダイアゴン横丁で会ったし。
それで宿題があるって気づいたんだけどさ・・・。
「ワルブルガ・ブラックさまです」
「・・・・・・・・・・・・・はい?」
どなたさまですかー?それ。
「ブラック家の現当主夫人でございます」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
それだけ言って、しもべ妖精は無表情に去りやがったわよ。ちょっと。
「って、シリウスのお母さん?」
1年生のときに見た、あの美人?
ってやばいじゃん。
あわててペンと紙とふくろうを引っつかんだ。
「失礼、ミス・キリュウ?」
「あ、こんにちは」
・・・じゃ、ないよね!
「ようこそいらっしゃいました。お越しくださり、光栄です」
「わたくしもあなたにお会いできて嬉しいわ。ずいぶん久しぶりですこと」
にっこり笑った顔はひきつれてないだろうか。うーん。
「お茶をお持ちしました」
キーキーと甲高い声。
・・・だめ。この声、あたし基本的にダメなのよね・・・。
ま、だいぶ慣れたけど・・・。
「それで、今日はどうなさったんです?」
「あなたの顔を見に来たのよ」
・・・だから、何の用でさ・・・。
っていうか、ダンブルドアの留守中にこんな危ない人家に上げていいんだろうか。
とりあえず、ふくろうをお使いに出す。
「お手紙?」
「ええ。ホグワーツでの友人に」
本当はダンブルドアに。
だってヤバイじゃない。
「最初にお会いしたときよりステキになっていてよ。今日の服装もとてもよく似合ってるわ」
「ありがとうございます」
二人がけ用のソファに腰を下ろしたブラック夫人はきっちり、両足を斜めにそろえていらっしゃる。
で、あたしの服装は、といえば。
正直面倒だったから、シャツにチェックのスカート。それにローブ。
なんの変哲もない。
いや、ローブは普通は変だけど。
どう考えてもいやみだ。
大体、スカートだって今日Gパン洗っちゃったってだけではいてるんだし。
「色々とあなたにお聞きしたいことがあったの」
「なんでしょう?」
「もちろん、当家のシリウスのことよ」
ああ。
友人だって知ってるもんね。
っていうか、ようやく認めてくれたのかねえ・・・。
「実は、あの子には今婚約者がいないのです」
「・・・・・・・・・・・へ?」
あ、そっかアンドロメダが出奔しちゃったから。
っていうか、アンドロメダとシリウス従兄弟で、シリウスの両親のワルブルガさんとオリオンさんも従兄弟なんだから、血が濃くなりすぎでしょ。
「レギュラスから、あなたと親しくしていると聞いて・・・あなたなら、シリウスが好意を抱ける女性をご存知ないかと思ったのよ」
「あー・・・好意を抱ける女性、ですか?」
「ええ」
にっこり笑う笑顔が不穏な感じするんですが、なんであたし威嚇されてんの?
「そうですね・・・あたしは、シリウスにはゆったりシリウスを見守れるような相手がいいと思いますけど」
すくなくとも、あのちんけな器のハッフルパフのクソガキではありえない!
「たとえば・・・あなたみたいな?」
「・・・・・・・・・・・・・・・は?」
すっと細められた目が、全てを物語っていた。
「・・・何をお耳に入れられたかは存じませんが、あたしは、シリウスにそういった感情は一切ありません。これからもないでしょう」
よりにもよってこの母ちゃん、あたしがシリウスの嫁の座を狙ってるとか思ってたわけ?
それはないわー。
「そう。安心したわ」
・・・本当にそう思われてたんだ・・。
「わたくしとて人の親・・・息子には、それにふさわしい結婚をしてほしいと思っているのよ」
ああ、そうですか。はいはい。あたしはふさわしくないわけね。
「でも心までは別ですものね。愛する人がいるのはわるくないと思うのよ。あなたは血筋はすばらしいのだし」
・・・・・・愛人ですか?あたしに愛人になれっつってんですか!?それは!!
「あの、ブラック夫人、あたしはあなたが何をおっしゃろうとしているのかよくわかりません。あたしとシリウスは、親しい友人で、それ以上でもそれ以外でもありませんし、あたしは、彼が幸せになるために選んだ人なら、心から祝福しますわ」
そういいきると、なぜか知らんけどむっとしたようだった。
興味関心もつなっていったのはあんたでしょーが。
「あたしは、シリウスをとてもステキな人だと思いますが、残念ながら、恋愛対象としては見れないんです・・・そうですね。なぜそう思うのかはわかりませんが、彼とは、一生支えあえる友人であれば良いと思います」
それは、あたしの本心だった。
というか、シリウスと恋愛なんてとんでもない。
あの男の恋人という名のセフレの一人になる気なんてないのだ。
そんなことをしたら、あの男に恋焦がれて、振り向いてもらえないなんて嫌な恋をする羽目になるじゃない。
絶対にお断り。
それぐらいなら、ずっと友人でいる。
「だからこそ、彼の現在の女性関係はどうかと思いますし、口出しもします。周囲からもなにかおかしな誤解を大変受けているようですが、まったくそんなつもりはありませんので」
まったく不愉快だったら。
あたしはシリウスの恋人じゃない、と何度言えばみんなわかるのやら。
きっぱりそう言い切ると、ブラック夫人はうっすらと笑った。
「そう・・・じゃあ、あなたから確約をもらっても良いかしら?」
「確約?」
「そう。証となるものを」
・・・なんだろう。
名にかけて、呪文を使って誓えってんなら悪いけどパス。
絶対イヤ。
何されるかわかんないもん、この母ちゃん。
血とか髪の毛とかもいや。
何に使われるかわかんないもん。ブラック家。
「簡単なことよ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・って!!!!!!!!!
ぎゃー!!!!!!!!!!!!!