1年生(親世代) 完結 (99話)
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
22
「きゃあああああ!!」
悲鳴と、響き渡った大音響にあたしとシリウスは顔を見合わせてグリフィンドールの扉を開いた。
「どうしたの!?」
「やめて!ポッター!!」
「この・・・っ」
「ジェームズ・・・っ」
泣くリリー。おびえるアリス。おろおろしているマギー。
リーマスと、ピーターが…先輩たちが、必死でジェームズとジョンを抑えていた。
「取り消せ!!」
「嫌だね!!」
「ポッター!マッキノン!いい加減にしろ!ロングボトムもだ!」
今にも殴りかかろうとするジェームズ。唇が切れて、それでもジェームズをにらみつけているジョン。
なに?なにが起こったの?
「お前のせいだ・・・っブラック!!」
ジョンの叫びに、ぎゅっと、あたしの手が、強く握られた。
「シリウス・・・」
「お前がグリフィンドールにこなけりゃ・・・っこんなことにならないんだよ!!」
「ジョン!!やめろ!!」
「お前なんかスリザリンでもダームストロングにでもいっちまえ!!グリフィンドールにくるなよ!来るなーっっ」
気がついたら。皆がシリウスをにらみつけていた。
皆が…シリウスを……
やめてよ。ねえ。
お願い。
シリウスは・・・仲間でしょう?
「ジェームズ」
シリウスの声が、静かに、静かに…何の感情も感じさせない冷たい声で…
ジェームズが、ぴくり、と肩を震わせた。
「・・・・・っシリウス・・・」
「なんの騒ぎだ?これは」
「・・・・・・・・・・・・・」
シリウスの冷たい口調に、視線に。
冷や水をかけられたように…室内は静まり返った。
「・・・・・・・・・・・・」
「ジェームズ。話せないようなことなのか」
怖い・・・・・・
いや・・・シリウスってもっと熱血な怒り方するかと…
今日はとことんシリウスに驚かされてばっかり…
「シリウス・・・っそれは・・・」
「ジョンが・・・」
「・・・ロングボトム?」
先を促すように呼ばれた名前に、フランクが視線をそらす。
「・・・ジョンが、シリウスが邪魔だって言ったんだよ…ブラック家なんかと同室だと恥ずかしいって…」
ぐっと握り締められた手の痛みを、あたしは黙って我慢した。
「ジェームズ?」
「・・・そうだよ・・・だから、ふざけるなって・・・シリウスが恥ずかしいなんてこと、あるかって・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
「シリウスが傷つくと、思って・・・」
それで、とうつむいたジェームズにジョンもフランクも気まずそうな顔で黙り込んだ。
「だから殴ったのか」
「僕は・・・っシリウスを守りたかったんだ!傷つけたくなかったんだ!!」
「・・・・っ誰が頼んだ!!」
「シリウス・・・っ?」
「誰が、そんなことしてくれって頼んだんだよ!!俺は・・・っ」
シリウス。それ以上言ったらジェームズが泣く!!
「俺はお前に守ってもらいたいなんて一度も思ってねえよ!」
あ。
「ジェームズ!」
・・・・・・出て行っちゃいましたよ・・・
うわ~・・・どうしよう・・・
シリウスはうつむいちゃってるし・・・
みんなは黙り込んでるし・・・
「ミス・キリュウ!」
だれだれ?この場助けてくれんの!
「・・・ウィーズリー先輩・・・」
「僕が行こう。モリーここは頼むよ」
「わかったわ」
ソファの上に放り出されていたローブをつかみ、駆け出していったアーサー・ウィーズリーが、ぽん、とシリウスの肩を叩いていったのが見えた。
「さて。あんたたち。座りなさい」
うっ将来の肝っ玉母さんのお説教・・・っ?
「・・・シリウス!」
つないでいた手を振り切って寮の外に駆け出していったシリウスに、あたしはモリー先輩をみた。
「行きなさい。・・・ちゃんとつれて帰ってきてあげて。3人とも」
「はい!」
「シリウス!」
階段の前に立ち尽くしたシリウスに追いついて…あたしは、ほっとした。
「…悪い」
「ううん・・・・・・」
黙って、手を差し出した。
「・・・・・・・・・あの、さ」
「シリウス。あたしは言ったはずよ?あなたとあえてよかったって。あなたは、友達の手を振り払うの?」
「・・・・・・・・ほんと、お前にはかなわないな」
シリウスの手が、あたしの手を握り締めて。
ほっとした。
「行きましょ」
「どこに?」
「ジェームズを探しによ」
「・・・は?」
そんな当たり前のこと聞かないでよ。
あなた、どこにいくつもりだったわけ?
「・・・・・・でも・・・」
「あなたねえ。ジェームズにあんな暴言はいといてほっとくつもり?少しはフォローしなさいよ」
「・・・・・・・・・・・・・」
「今日を逃したら顔あわせにくくなるでしょ。ほら、いくわよ」
「どこに」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
どこだろう。
「きゃあああああ!!」
悲鳴と、響き渡った大音響にあたしとシリウスは顔を見合わせてグリフィンドールの扉を開いた。
「どうしたの!?」
「やめて!ポッター!!」
「この・・・っ」
「ジェームズ・・・っ」
泣くリリー。おびえるアリス。おろおろしているマギー。
リーマスと、ピーターが…先輩たちが、必死でジェームズとジョンを抑えていた。
「取り消せ!!」
「嫌だね!!」
「ポッター!マッキノン!いい加減にしろ!ロングボトムもだ!」
今にも殴りかかろうとするジェームズ。唇が切れて、それでもジェームズをにらみつけているジョン。
なに?なにが起こったの?
「お前のせいだ・・・っブラック!!」
ジョンの叫びに、ぎゅっと、あたしの手が、強く握られた。
「シリウス・・・」
「お前がグリフィンドールにこなけりゃ・・・っこんなことにならないんだよ!!」
「ジョン!!やめろ!!」
「お前なんかスリザリンでもダームストロングにでもいっちまえ!!グリフィンドールにくるなよ!来るなーっっ」
気がついたら。皆がシリウスをにらみつけていた。
皆が…シリウスを……
やめてよ。ねえ。
お願い。
シリウスは・・・仲間でしょう?
「ジェームズ」
シリウスの声が、静かに、静かに…何の感情も感じさせない冷たい声で…
ジェームズが、ぴくり、と肩を震わせた。
「・・・・・っシリウス・・・」
「なんの騒ぎだ?これは」
「・・・・・・・・・・・・・」
シリウスの冷たい口調に、視線に。
冷や水をかけられたように…室内は静まり返った。
「・・・・・・・・・・・・」
「ジェームズ。話せないようなことなのか」
怖い・・・・・・
いや・・・シリウスってもっと熱血な怒り方するかと…
今日はとことんシリウスに驚かされてばっかり…
「シリウス・・・っそれは・・・」
「ジョンが・・・」
「・・・ロングボトム?」
先を促すように呼ばれた名前に、フランクが視線をそらす。
「・・・ジョンが、シリウスが邪魔だって言ったんだよ…ブラック家なんかと同室だと恥ずかしいって…」
ぐっと握り締められた手の痛みを、あたしは黙って我慢した。
「ジェームズ?」
「・・・そうだよ・・・だから、ふざけるなって・・・シリウスが恥ずかしいなんてこと、あるかって・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
「シリウスが傷つくと、思って・・・」
それで、とうつむいたジェームズにジョンもフランクも気まずそうな顔で黙り込んだ。
「だから殴ったのか」
「僕は・・・っシリウスを守りたかったんだ!傷つけたくなかったんだ!!」
「・・・・っ誰が頼んだ!!」
「シリウス・・・っ?」
「誰が、そんなことしてくれって頼んだんだよ!!俺は・・・っ」
シリウス。それ以上言ったらジェームズが泣く!!
「俺はお前に守ってもらいたいなんて一度も思ってねえよ!」
あ。
「ジェームズ!」
・・・・・・出て行っちゃいましたよ・・・
うわ~・・・どうしよう・・・
シリウスはうつむいちゃってるし・・・
みんなは黙り込んでるし・・・
「ミス・キリュウ!」
だれだれ?この場助けてくれんの!
「・・・ウィーズリー先輩・・・」
「僕が行こう。モリーここは頼むよ」
「わかったわ」
ソファの上に放り出されていたローブをつかみ、駆け出していったアーサー・ウィーズリーが、ぽん、とシリウスの肩を叩いていったのが見えた。
「さて。あんたたち。座りなさい」
うっ将来の肝っ玉母さんのお説教・・・っ?
「・・・シリウス!」
つないでいた手を振り切って寮の外に駆け出していったシリウスに、あたしはモリー先輩をみた。
「行きなさい。・・・ちゃんとつれて帰ってきてあげて。3人とも」
「はい!」
「シリウス!」
階段の前に立ち尽くしたシリウスに追いついて…あたしは、ほっとした。
「…悪い」
「ううん・・・・・・」
黙って、手を差し出した。
「・・・・・・・・・あの、さ」
「シリウス。あたしは言ったはずよ?あなたとあえてよかったって。あなたは、友達の手を振り払うの?」
「・・・・・・・・ほんと、お前にはかなわないな」
シリウスの手が、あたしの手を握り締めて。
ほっとした。
「行きましょ」
「どこに?」
「ジェームズを探しによ」
「・・・は?」
そんな当たり前のこと聞かないでよ。
あなた、どこにいくつもりだったわけ?
「・・・・・・でも・・・」
「あなたねえ。ジェームズにあんな暴言はいといてほっとくつもり?少しはフォローしなさいよ」
「・・・・・・・・・・・・・」
「今日を逃したら顔あわせにくくなるでしょ。ほら、いくわよ」
「どこに」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
どこだろう。