3年生(親世代) 完結 (52話)
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「おじ様、およびですか?」
「おお、来たか。ウィリアム、伝言など頼んですまないのう」
「いえいえ、いつでもどうぞ」
さっといなくなるウィルを見送って、どすん、とソファに腰を下ろす。
「ねえ、ダンブルドア!」
「どうした?」
「あたしって、そんなに鈍い?」
ダンブルドア、思わず目をぱちくり。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・鈍い、かのう・・・?」
あんまりそう思わんが、と言い置いて、ダンブルドアもあたしの向かいに腰掛けた。
「鈍いって言われたり、なんかやたらと哀れみのこもった目を向けられたり!全く失礼な」
「まあ、落ち着いてお茶でもどうじゃ?」
「いただくわ」
「カステラとカスタードと生クリーム入りのシュークリームもあるぞ?」
「両方食べるっ!」
「ついでにチョコレートケーキは食べんかの?もらいものじゃが、この店のはおいしいんじゃ」
「いただきます・・・っていらだってる子どもをなだめるようなやり方しないでよね・・・」
脱力。
まったくもー。
「ねえねえ、あたしって、シリウスが好きなのかな?」
「なんじゃと?」
「皆に言われるのよね。シリウスが好きなんだろう、とか。素直になれとか」
「すきなのか!?」
「あたしはシリウスをそういう対象としてみたことないのよ。なのに皆に言われるし、鈍いって言われるし」
「そうか」
「…ダンブルドア?あたし、22か23なのよ。なのに、どうして12,3歳の子を相手に恋愛しなきゃならないの?どうせならまだ年の近いルシウスとか、こないだ会ったアルファードさんとかポッター先生あたりのほうがつりあってると思わない?」
「思うとも。だが、あの2人は本命がいるし、ミスター・マルフォイは・・・どうじゃ。好みかの?」
「ぜんぜん。あんな、一緒にいて気の休まらない人と恋愛するのはごめんよ」
「そうだろうとも」
切り出された大きなチョコレートケーキは見事なビターチョコのコーティングがかかっていて。その下のスポンジはふっくらふわふわで。間に挟まれてるミルクチョコレートと思しきチョコ生クリームはふんわりつやつやしている。
もしかしなくても間に見えるのはダークチェリーじゃないだろうかっ!
「ありがとー!」
おいしそー!!
「んまーい!」
しあわせー!
「そうじゃそうじゃ。あんなもんと恋愛しなくていい。このじじいとお茶してるほうが楽しいじゃろう」
「うん。ダンブルドアと張るっていったら・・・アルファードさんとイーシャ先生ぐらいかなっ」
あの二人なら目の保養だし、アルファードさんならゆったりとした優雅な時間、イーシャ先生ならのんびりほんわかな時間すごせそう。
ダンブルドアだと楽しくってのんびりしてて、ゆったりよね!
「でも今はダンブルドアと一緒にいるのが楽しいわ」
「よしよし」
ってなんで喜んでんの。
なんか、久しぶりに会ったおじいちゃんみたいな反応なんだけど。
・・・ダンブルドアもあたしを家族の一人って認めてくれてるってことかな。
だったらうれしい。
あたしにとっても、ダンブルドアは家族だもの。
「ねえねえ、ダンブルドア。あたしなんで呼ばれたの?」
「ん?ちと訊きたいことがあっての」
「え、訊きたいこと?」
なんでしょね。
「なになに?」
「ミス・ブラックの件なんじゃ」
「ミス・ブラック…?アンドロメダなら、幸せになると思うけど…」
「それは良かった。じゃが、そちらではなく、もう一人・・・いや、ベラトリクス・ブラックのことじゃ」
「ベラ?ベラなら元気よ」
前に手紙が来たのがおとといだったかしら。
「ほう?今は何をしておるかわかるかの?」
「だんな様といっしょにイギリス中を回ってるって言ってたけど。あ、今はベラトリクス・レストレンジね」
ま、デス・イーターやりながらだけどさ。
「ふむ」
ダンブルドアは少し考え込んで、そのキラキラした目であたしを見た。
目だけは年をとらないっていうけど、スリザリンと思うと妙に違和感を覚える目なのよね。
「お前さんに一つ頼みがある」
「なに?」
これだけお世話になってるし、まあ・・・出来ることならするけど。
「彼女の居場所を聞き出すことは可能かの?」
「・・・えーと」
聞き出す、っていうか・・・。
「コレですぐわかるけど・・・?」
「・・・・・・・・・・・そうじゃったな・・・」
うん。この水晶玉で。
それぐらいの遠見は出来るようになったし・・・。
「頼めるかの?」
「おまかせあれー」
基本的に。
友達を売るのはお断りだけど、デス・イーターの情報を教えるのはやぶさかではございません。
むしろ友達が犯罪に手を染めるのを黙ってみているほうがひどい話だと思います。
「おじ様、およびですか?」
「おお、来たか。ウィリアム、伝言など頼んですまないのう」
「いえいえ、いつでもどうぞ」
さっといなくなるウィルを見送って、どすん、とソファに腰を下ろす。
「ねえ、ダンブルドア!」
「どうした?」
「あたしって、そんなに鈍い?」
ダンブルドア、思わず目をぱちくり。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・鈍い、かのう・・・?」
あんまりそう思わんが、と言い置いて、ダンブルドアもあたしの向かいに腰掛けた。
「鈍いって言われたり、なんかやたらと哀れみのこもった目を向けられたり!全く失礼な」
「まあ、落ち着いてお茶でもどうじゃ?」
「いただくわ」
「カステラとカスタードと生クリーム入りのシュークリームもあるぞ?」
「両方食べるっ!」
「ついでにチョコレートケーキは食べんかの?もらいものじゃが、この店のはおいしいんじゃ」
「いただきます・・・っていらだってる子どもをなだめるようなやり方しないでよね・・・」
脱力。
まったくもー。
「ねえねえ、あたしって、シリウスが好きなのかな?」
「なんじゃと?」
「皆に言われるのよね。シリウスが好きなんだろう、とか。素直になれとか」
「すきなのか!?」
「あたしはシリウスをそういう対象としてみたことないのよ。なのに皆に言われるし、鈍いって言われるし」
「そうか」
「…ダンブルドア?あたし、22か23なのよ。なのに、どうして12,3歳の子を相手に恋愛しなきゃならないの?どうせならまだ年の近いルシウスとか、こないだ会ったアルファードさんとかポッター先生あたりのほうがつりあってると思わない?」
「思うとも。だが、あの2人は本命がいるし、ミスター・マルフォイは・・・どうじゃ。好みかの?」
「ぜんぜん。あんな、一緒にいて気の休まらない人と恋愛するのはごめんよ」
「そうだろうとも」
切り出された大きなチョコレートケーキは見事なビターチョコのコーティングがかかっていて。その下のスポンジはふっくらふわふわで。間に挟まれてるミルクチョコレートと思しきチョコ生クリームはふんわりつやつやしている。
もしかしなくても間に見えるのはダークチェリーじゃないだろうかっ!
「ありがとー!」
おいしそー!!
「んまーい!」
しあわせー!
「そうじゃそうじゃ。あんなもんと恋愛しなくていい。このじじいとお茶してるほうが楽しいじゃろう」
「うん。ダンブルドアと張るっていったら・・・アルファードさんとイーシャ先生ぐらいかなっ」
あの二人なら目の保養だし、アルファードさんならゆったりとした優雅な時間、イーシャ先生ならのんびりほんわかな時間すごせそう。
ダンブルドアだと楽しくってのんびりしてて、ゆったりよね!
「でも今はダンブルドアと一緒にいるのが楽しいわ」
「よしよし」
ってなんで喜んでんの。
なんか、久しぶりに会ったおじいちゃんみたいな反応なんだけど。
・・・ダンブルドアもあたしを家族の一人って認めてくれてるってことかな。
だったらうれしい。
あたしにとっても、ダンブルドアは家族だもの。
「ねえねえ、ダンブルドア。あたしなんで呼ばれたの?」
「ん?ちと訊きたいことがあっての」
「え、訊きたいこと?」
なんでしょね。
「なになに?」
「ミス・ブラックの件なんじゃ」
「ミス・ブラック…?アンドロメダなら、幸せになると思うけど…」
「それは良かった。じゃが、そちらではなく、もう一人・・・いや、ベラトリクス・ブラックのことじゃ」
「ベラ?ベラなら元気よ」
前に手紙が来たのがおとといだったかしら。
「ほう?今は何をしておるかわかるかの?」
「だんな様といっしょにイギリス中を回ってるって言ってたけど。あ、今はベラトリクス・レストレンジね」
ま、デス・イーターやりながらだけどさ。
「ふむ」
ダンブルドアは少し考え込んで、そのキラキラした目であたしを見た。
目だけは年をとらないっていうけど、スリザリンと思うと妙に違和感を覚える目なのよね。
「お前さんに一つ頼みがある」
「なに?」
これだけお世話になってるし、まあ・・・出来ることならするけど。
「彼女の居場所を聞き出すことは可能かの?」
「・・・えーと」
聞き出す、っていうか・・・。
「コレですぐわかるけど・・・?」
「・・・・・・・・・・・そうじゃったな・・・」
うん。この水晶玉で。
それぐらいの遠見は出来るようになったし・・・。
「頼めるかの?」
「おまかせあれー」
基本的に。
友達を売るのはお断りだけど、デス・イーターの情報を教えるのはやぶさかではございません。
むしろ友達が犯罪に手を染めるのを黙ってみているほうがひどい話だと思います。