3年生(親世代) 完結 (52話)
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9
あたしは、ふくろう小屋に向かっていた。
うきうきと、足取りも軽く、今日はどのふくろうに頼もうかな、なんて考えながら。
きっと、手紙を楽しみにしてくれているだろう。
そんなことを考えながらふとあげた目に、黒い髪の少女が移る。
アンドロメダ。
そう呼びかけようとして、気づいた。
「危ない・・・・・・!」
ふくろう小屋の出入り口の階段の上。
手すりにもなっている壁の上に、アンドロメダが座っていた。
そのアンドロメダを向き合うようにたっているそいつが、ゆっくりと、アンドロメダに手を伸ばす。
それに、驚くでもなく、ただ、そいつを見つめているアンドロメダの肩を、そいつは・・・押した。
アンドロメダの身体が、さえぎるものは何一つない、宙に浮かぶ。
上げようとした悲鳴が、喉の奥で凍りつく。
声が、出なかった。
あまりにことに。
「何をするのよ・・・っ」
走っても走っても、砂をけるような感触ばかりで、近づけない。
あの人に、近づけない。
アンドロメダを。
助けなきゃ。
ひどくゆっくりと落ちていくアンドロメダの身体が、完全に壁から離れたそのとき。
そいつが、ゆっくりとこっちを向いた。
そして、にこり、と笑う。
さも、良いことをしたでしょう、といわんばかりに。
そいつは、あたしの顔をしていた。
あたしは、ふくろう小屋に向かっていた。
うきうきと、足取りも軽く、今日はどのふくろうに頼もうかな、なんて考えながら。
きっと、手紙を楽しみにしてくれているだろう。
そんなことを考えながらふとあげた目に、黒い髪の少女が移る。
アンドロメダ。
そう呼びかけようとして、気づいた。
「危ない・・・・・・!」
ふくろう小屋の出入り口の階段の上。
手すりにもなっている壁の上に、アンドロメダが座っていた。
そのアンドロメダを向き合うようにたっているそいつが、ゆっくりと、アンドロメダに手を伸ばす。
それに、驚くでもなく、ただ、そいつを見つめているアンドロメダの肩を、そいつは・・・押した。
アンドロメダの身体が、さえぎるものは何一つない、宙に浮かぶ。
上げようとした悲鳴が、喉の奥で凍りつく。
声が、出なかった。
あまりにことに。
「何をするのよ・・・っ」
走っても走っても、砂をけるような感触ばかりで、近づけない。
あの人に、近づけない。
アンドロメダを。
助けなきゃ。
ひどくゆっくりと落ちていくアンドロメダの身体が、完全に壁から離れたそのとき。
そいつが、ゆっくりとこっちを向いた。
そして、にこり、と笑う。
さも、良いことをしたでしょう、といわんばかりに。
そいつは、あたしの顔をしていた。