3年生(親世代) 完結 (52話)
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8
「でねー・・・やっぱり仲直りできなくてー・・・」
「で、お前さんはいつまでわしの部屋でぐずぐずと愚痴る気じゃ?」
「気が済むまで」
「やめんか」
「いや」
毎度おなじみの懲りないやり取りを繰り広げて。
「ねえ・・・マグル生まれって、悪いことなの?」
「お前さんはどう思う?」
「・・・どうでもいい。正直に言って。だって、マグル生まれでも魔法族でも・・・リリーは、リリーだよ」
マグルの中で育って、いろんな思いをして。
だから、今のリリーがある。
だから、マグル生まれであるリリーがあたしは好き。
「そうか。ならそれでよいのではないかのう?」
「でも、魔法族・・・特に純血主義の人たちはこだわるでしょ?」
「それなりの理由があるからな」
理由?
どんな?
人を生まれで差別して苛め倒して泣かせることになんの理由があるの?
「色々な理由が」
「・・・理由・・・じゃあ、人を殺すのも、傷つけるのも、理由があればやっていいの?」
「そんなことは誰も言うておらん」
「デスイーターは理由があるからマグルを殺すし、マグル生まれを差別するんでしょ?」
しぶーいしぶーいお顔になったダンブルドアがいらだたしげにごん、と机を叩いた。
じいちゃん、手は痛くないか。
「殺人と一緒にするでない」
「・・・でもね、ダンブルドア。心を傷つけて、死に近づけるのも・・・立派な殺人だよ・・・?」
本当に、心が傷つくというのは辛いものだから。
「・・・命を奪うというのはな、そんな生易しい行為ではないぞ」
「・・・・・・・・・・・・・・」
むぅ。納得できない。
だってさ、人の心傷つけて自殺させちゃったら、それは立派な殺人じゃないー?
「いつか…誰かを奪われたとき、命を手にかけたとき・・・よく、わかるじゃろう」
「・・・・・・・・・いつかじゃ意味ないし」
今、知りたい。
大体、誰かを手にかけるなんて、嫌だし。
「だが、お前さん自身がその理不尽さを経験しない限り、こればかりはいくら言葉を尽くしてもわかるまい。・・・まして、サク> 「頑固ってなによぉ」
いや、多少は自覚ありますけどね。
ムカ。
「若いって良いのぅ…こぉんな些細な事で大騒ぎできるんじゃから・・・」
「ほんとよねえ・・・」
「・・・お前さんのことじゃ」
「知ってる」
ほんのい・や・が・ら・せv
「友は、大切にすると良い。何よりも、大切にする価値のあるものじゃ」
「そうね。大切にする価値のある友だちなら」
ちゃんとわかってる。
大切にしたい友達は、本当に貴重なものだから。
そういったあたしを、ダンブルドアはまじまじと見つめて、ひどく真摯な目で、言った。
「それは、自分で作るものじゃよ」
「でねー・・・やっぱり仲直りできなくてー・・・」
「で、お前さんはいつまでわしの部屋でぐずぐずと愚痴る気じゃ?」
「気が済むまで」
「やめんか」
「いや」
毎度おなじみの懲りないやり取りを繰り広げて。
「ねえ・・・マグル生まれって、悪いことなの?」
「お前さんはどう思う?」
「・・・どうでもいい。正直に言って。だって、マグル生まれでも魔法族でも・・・リリーは、リリーだよ」
マグルの中で育って、いろんな思いをして。
だから、今のリリーがある。
だから、マグル生まれであるリリーがあたしは好き。
「そうか。ならそれでよいのではないかのう?」
「でも、魔法族・・・特に純血主義の人たちはこだわるでしょ?」
「それなりの理由があるからな」
理由?
どんな?
人を生まれで差別して苛め倒して泣かせることになんの理由があるの?
「色々な理由が」
「・・・理由・・・じゃあ、人を殺すのも、傷つけるのも、理由があればやっていいの?」
「そんなことは誰も言うておらん」
「デスイーターは理由があるからマグルを殺すし、マグル生まれを差別するんでしょ?」
しぶーいしぶーいお顔になったダンブルドアがいらだたしげにごん、と机を叩いた。
じいちゃん、手は痛くないか。
「殺人と一緒にするでない」
「・・・でもね、ダンブルドア。心を傷つけて、死に近づけるのも・・・立派な殺人だよ・・・?」
本当に、心が傷つくというのは辛いものだから。
「・・・命を奪うというのはな、そんな生易しい行為ではないぞ」
「・・・・・・・・・・・・・・」
むぅ。納得できない。
だってさ、人の心傷つけて自殺させちゃったら、それは立派な殺人じゃないー?
「いつか…誰かを奪われたとき、命を手にかけたとき・・・よく、わかるじゃろう」
「・・・・・・・・・いつかじゃ意味ないし」
今、知りたい。
大体、誰かを手にかけるなんて、嫌だし。
「だが、お前さん自身がその理不尽さを経験しない限り、こればかりはいくら言葉を尽くしてもわかるまい。・・・まして、サク> 「頑固ってなによぉ」
いや、多少は自覚ありますけどね。
ムカ。
「若いって良いのぅ…こぉんな些細な事で大騒ぎできるんじゃから・・・」
「ほんとよねえ・・・」
「・・・お前さんのことじゃ」
「知ってる」
ほんのい・や・が・ら・せv
「友は、大切にすると良い。何よりも、大切にする価値のあるものじゃ」
「そうね。大切にする価値のある友だちなら」
ちゃんとわかってる。
大切にしたい友達は、本当に貴重なものだから。
そういったあたしを、ダンブルドアはまじまじと見つめて、ひどく真摯な目で、言った。
「それは、自分で作るものじゃよ」