4年生(親世代) 完結 (35話)
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35
あぢぃ。
すんごい暑い!
今年なんなわけー!
ホグワーツでこんなに暑いって何事・・・。
男子はそりゃいいわよ!水浴びーとか言ってさ!
でもあんたたちが浸かってるその湖、思いっきり水魔いるからね!
くそー・・・。
ん?
あれ、ひょっとしなくても。
・・・暑いのって、ペンギンになってるせい、だったりして?
あっはっは。
久々にペット・・・じゃない!アニメーガスになって、あたしはびろーんとシリウスのベッドの上に伸びていた。
はー、極楽極楽。
といいたいところだけれど、いかんせん暑い。
あー、もう夏なのねえって言ったって、まだ6月なのよね。
もーいーくつねーるーとーなーつーやーすーみー♪
「ねえ、大丈夫?」
うざい。
無視。
「し、シリウス呼んだほうがいいかなッ!」
やかましい。
「暑い?ねえ、暑い?」
暑いに決まってんでしょうが。
ええいっ!うろうろするな!!
余計暑苦しい!
「いたッ」
べちっと近くに摺り寄せられた頭を手を伸ばしてはたく。
暑いに決まってんでしょうが!!
あんたにはどうにも出来ないんだからおとなしくしてれ!
目でじーっと訴えるとうつむいて去っていった。
よし。
「あのね、あのね、いま涼しくなる魔法かけてあげるから待っててね!」
・・・・・・・・・少しは良いところあるんじゃないの。ピーター。
だけどさあ、やっぱり・・・なんか、あたしの癇に障るのよね。
自分でちゃんと物事決めないところとか。
考えずに人にただついていくとことか。
確かにジェームズやシリウスみたいにリーダー性のある人たちにくっついてれば自分で考えるとか、判断しなくて良いし、楽だとは思うわよ。
思うけど、それってどうなのさ。
とりあえず人が行くからそっちにいってみよーって、それでその選択の責任も自分で取るならともかく、子世代読む限りではそんなそぶりもないし!
自分で自分の責任を取っているジェームズやシリウス。
自分の責任ではないのに重い運命を受け止めようとしているリーマス。
そんな彼らと並んでいるだけに、その差があまりに歴然と見えてしまう。
多分、それだけじゃないんだろうけど。
誰も何もしてくれない。
誰もこちらを向いてくれない。
あたしの気持ちを誰もわかってくれない。
それは、昔のあたしがそうだった。
あたしはこんなに辛い思いをしているのに。
なんてことはない。
自分が特別でありたかった。
自分が大切にされたかった。
みんなに注目されるような人でありたかった。
無駄にうらやんで。
だけど、そんなの、なんの意味もないのに。
そう、あたしはここに来て思うようになった。
あたしはあたしであればいい。
もちろん社会的に間違っていることはやってはいけないけれど。
あたしは誰かのために生きているわけじゃない。
たった一度の人生だ。大切に生きていこう。
使い古された言葉だけれど、真実だ。
人生はたった一度。
あたしは、奇跡のようにやり直すチャンスが来た。
それも、この世界で。
元の世界に戻っても、この経験があれば、もっと自分らしく生きていける。
そう、思えるようになった。
・・・みんなのおかげで。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
ところで。
暑い。
ピーターなにしとんじゃい。
んー?
さっきまで教科書ひっくり返してる音聞こえてたんだけど。
・・・・ってだばだば涙流してるしッ
「み、見つからないよぉ~・・・」
なぬ?
冷却の魔法は今年の最初に習ったでしょーが!!
仕方ないなあ・・・。
ぽてっとベッドからとび降りて、てけてけっと近寄る。
じと。
ほんっとに馬鹿なんだから!!
大体、テストだけシリウスたちに頼ってなんとかしてるからそうなるのよ!
日本みたいにだまーって聞いてて塾にいって勉強して、なんてとこじゃないんだからさー。
自分で勉強しないと結局自分に跳ね返ってくるってのに。
ま、それは日本も同じだけどね。
・・・人生の選択は人それぞれだけど、選べたのに選ばなかったのと、選ぶことも出来ないのじゃかなり違うと思うけどぉ?
ていっと蹴りを入れてついでに机に飛び乗る。
あの呪文はーっと。
ぱらぱらっとページを開いて・・・あ、みっけ。
ここよ、ここ!これ!!
こんぐらい見つけなさいよ!
「すごーい!!」
すごくないからとっととかけろ!
失敗したらタダじゃ置かないからね!
ま、成功したことだし、いつもはピーターが触ろうとすると噛み付いたりつつくんだけど、たまには触らせてあげよう。
にこにこしながらなでているピーター見てると、悪い人には思えないんだけど。
根は絶対に悪くないんだけど、やっぱり・・・やってることは悪いのよねえ。
大それた悪さするわけじゃない。
だけど、多分、とても悪いことをしても悪いことをしたっていう実感もなしに「だって仕方なかったんだ!」って言いそうで。
ああ、イヤだ。
・・・・・・あ、だからシリウスとジェームズを裏切るのか。
うーん。
それで二人死なせて一人監獄に送って・・・。
自分が行けってのよ。
仕方ないで人を監獄に送るな。
絶対阻止してやるんだから!!
「おかえりー」
「あれ?珍しいな、お前、いっつもこいつに触らせてもらえなかったのに」
「うん!あのね、魔法かけてあげたんだ。そうしたら今日は触らせてくれたんだよ!」
「魔法?冷却の魔法だね」
シリウスとジェームズにニコニコと笑いながらピーターがあたしを抱えて振り回した。
「グエっ」
何考えてんのよ!!馬鹿ピーター!!
「よかったな、遊んでもらえて」
ちょっとぉ!!覚えてなさいよ、シリウス!
あたしの頭なでてる場合じゃないでしょが!くぉらぁ!!
「それにしても、一人で出来たのか、ピーター」
「うん」
「よく頑張ったな」
優しい目でシリウスがピーターの頭をなでる。
甘やかしすぎよ!!
「あのね!この子すっごく頭いいんだよ!!」
ん?
「魔法がこのページに載ってるって教えてくれたんだ!」
次の瞬間、シリウスの拳が、ごすっとピーターの頭の上に落とされた。
「ペンギンに教えられてどうする!!特訓だ!特訓!!」
「あーあ。ピーターも黙っておけばいいのに…ねえ?」
ずるずるとシリウスに引きずられていくピーターの腕から逃れて、にこやか~に手を振るあたしに、ジェームズがそう笑いかけた。
・・・ん?ひょっとしてバレてる?
あは、あはは・・・・・・ジェームズならありうるなあ・・・。
「来年はOWLだぞ!わかってんのか!?」
「わ、わかってるよぉ・・・」
「わかってんなら、ペンギンに教えられてないでそれぐらい自分でかけろ!!」
スパルタ教育の声が響き渡る中、あたしはのんきーに思っていたのだった。
OWLってなんだっけね?
あぢぃ。
すんごい暑い!
今年なんなわけー!
ホグワーツでこんなに暑いって何事・・・。
男子はそりゃいいわよ!水浴びーとか言ってさ!
でもあんたたちが浸かってるその湖、思いっきり水魔いるからね!
くそー・・・。
ん?
あれ、ひょっとしなくても。
・・・暑いのって、ペンギンになってるせい、だったりして?
あっはっは。
久々にペット・・・じゃない!アニメーガスになって、あたしはびろーんとシリウスのベッドの上に伸びていた。
はー、極楽極楽。
といいたいところだけれど、いかんせん暑い。
あー、もう夏なのねえって言ったって、まだ6月なのよね。
もーいーくつねーるーとーなーつーやーすーみー♪
「ねえ、大丈夫?」
うざい。
無視。
「し、シリウス呼んだほうがいいかなッ!」
やかましい。
「暑い?ねえ、暑い?」
暑いに決まってんでしょうが。
ええいっ!うろうろするな!!
余計暑苦しい!
「いたッ」
べちっと近くに摺り寄せられた頭を手を伸ばしてはたく。
暑いに決まってんでしょうが!!
あんたにはどうにも出来ないんだからおとなしくしてれ!
目でじーっと訴えるとうつむいて去っていった。
よし。
「あのね、あのね、いま涼しくなる魔法かけてあげるから待っててね!」
・・・・・・・・・少しは良いところあるんじゃないの。ピーター。
だけどさあ、やっぱり・・・なんか、あたしの癇に障るのよね。
自分でちゃんと物事決めないところとか。
考えずに人にただついていくとことか。
確かにジェームズやシリウスみたいにリーダー性のある人たちにくっついてれば自分で考えるとか、判断しなくて良いし、楽だとは思うわよ。
思うけど、それってどうなのさ。
とりあえず人が行くからそっちにいってみよーって、それでその選択の責任も自分で取るならともかく、子世代読む限りではそんなそぶりもないし!
自分で自分の責任を取っているジェームズやシリウス。
自分の責任ではないのに重い運命を受け止めようとしているリーマス。
そんな彼らと並んでいるだけに、その差があまりに歴然と見えてしまう。
多分、それだけじゃないんだろうけど。
誰も何もしてくれない。
誰もこちらを向いてくれない。
あたしの気持ちを誰もわかってくれない。
それは、昔のあたしがそうだった。
あたしはこんなに辛い思いをしているのに。
なんてことはない。
自分が特別でありたかった。
自分が大切にされたかった。
みんなに注目されるような人でありたかった。
無駄にうらやんで。
だけど、そんなの、なんの意味もないのに。
そう、あたしはここに来て思うようになった。
あたしはあたしであればいい。
もちろん社会的に間違っていることはやってはいけないけれど。
あたしは誰かのために生きているわけじゃない。
たった一度の人生だ。大切に生きていこう。
使い古された言葉だけれど、真実だ。
人生はたった一度。
あたしは、奇跡のようにやり直すチャンスが来た。
それも、この世界で。
元の世界に戻っても、この経験があれば、もっと自分らしく生きていける。
そう、思えるようになった。
・・・みんなのおかげで。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
ところで。
暑い。
ピーターなにしとんじゃい。
んー?
さっきまで教科書ひっくり返してる音聞こえてたんだけど。
・・・・ってだばだば涙流してるしッ
「み、見つからないよぉ~・・・」
なぬ?
冷却の魔法は今年の最初に習ったでしょーが!!
仕方ないなあ・・・。
ぽてっとベッドからとび降りて、てけてけっと近寄る。
じと。
ほんっとに馬鹿なんだから!!
大体、テストだけシリウスたちに頼ってなんとかしてるからそうなるのよ!
日本みたいにだまーって聞いてて塾にいって勉強して、なんてとこじゃないんだからさー。
自分で勉強しないと結局自分に跳ね返ってくるってのに。
ま、それは日本も同じだけどね。
・・・人生の選択は人それぞれだけど、選べたのに選ばなかったのと、選ぶことも出来ないのじゃかなり違うと思うけどぉ?
ていっと蹴りを入れてついでに机に飛び乗る。
あの呪文はーっと。
ぱらぱらっとページを開いて・・・あ、みっけ。
ここよ、ここ!これ!!
こんぐらい見つけなさいよ!
「すごーい!!」
すごくないからとっととかけろ!
失敗したらタダじゃ置かないからね!
ま、成功したことだし、いつもはピーターが触ろうとすると噛み付いたりつつくんだけど、たまには触らせてあげよう。
にこにこしながらなでているピーター見てると、悪い人には思えないんだけど。
根は絶対に悪くないんだけど、やっぱり・・・やってることは悪いのよねえ。
大それた悪さするわけじゃない。
だけど、多分、とても悪いことをしても悪いことをしたっていう実感もなしに「だって仕方なかったんだ!」って言いそうで。
ああ、イヤだ。
・・・・・・あ、だからシリウスとジェームズを裏切るのか。
うーん。
それで二人死なせて一人監獄に送って・・・。
自分が行けってのよ。
仕方ないで人を監獄に送るな。
絶対阻止してやるんだから!!
「おかえりー」
「あれ?珍しいな、お前、いっつもこいつに触らせてもらえなかったのに」
「うん!あのね、魔法かけてあげたんだ。そうしたら今日は触らせてくれたんだよ!」
「魔法?冷却の魔法だね」
シリウスとジェームズにニコニコと笑いながらピーターがあたしを抱えて振り回した。
「グエっ」
何考えてんのよ!!馬鹿ピーター!!
「よかったな、遊んでもらえて」
ちょっとぉ!!覚えてなさいよ、シリウス!
あたしの頭なでてる場合じゃないでしょが!くぉらぁ!!
「それにしても、一人で出来たのか、ピーター」
「うん」
「よく頑張ったな」
優しい目でシリウスがピーターの頭をなでる。
甘やかしすぎよ!!
「あのね!この子すっごく頭いいんだよ!!」
ん?
「魔法がこのページに載ってるって教えてくれたんだ!」
次の瞬間、シリウスの拳が、ごすっとピーターの頭の上に落とされた。
「ペンギンに教えられてどうする!!特訓だ!特訓!!」
「あーあ。ピーターも黙っておけばいいのに…ねえ?」
ずるずるとシリウスに引きずられていくピーターの腕から逃れて、にこやか~に手を振るあたしに、ジェームズがそう笑いかけた。
・・・ん?ひょっとしてバレてる?
あは、あはは・・・・・・ジェームズならありうるなあ・・・。
「来年はOWLだぞ!わかってんのか!?」
「わ、わかってるよぉ・・・」
「わかってんなら、ペンギンに教えられてないでそれぐらい自分でかけろ!!」
スパルタ教育の声が響き渡る中、あたしはのんきーに思っていたのだった。
OWLってなんだっけね?