2年生(親世代) 完結 (35話)
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35
「んで、シリウスは結局泊まったんだ?」
「うん。あたしはソファ」
身体ちっちゃくてよかったと思ったのは初めてよ。
「それにしても、あいつ起きてくるの遅くない?」
「仕方ないでしょ。朝見に行ったら熱下がってたからもう大丈夫だと思うんだけど」
「一晩中サクに看病してもらったの?いいわねぇ、シリウス・・・」
「そう?せっかくご馳走にしようと思ってたのにかぜひいてるんだもの」
当てが外れたわよ。
「まあまあ、そういわず。んで、今日はご馳走なの?」
「そのつもり」
だって材料買ってあるし。
しこみ、全部おわっちゃったし。
「なになに?」
「・・・貧弱なホグワーツのご馳走に感動しているみんなに日本のご馳走を教えてあげるわよっ」
失礼。
でもね!でもね!!あの彩の少ない食卓はなに!!
もうちょっと味に繊細さとかね!!
「お昼はサンドウィッチね~」
「わかった~」
と、いってもツナとシュリンプのマヨ和えとかスモークチキンとゆで卵をバゲットにはさんだ豪華版。
ハムとかきゅうりのサンドウィッチじゃないからね!!
いや、あれはあれでおいしいんだけど。
でもこういう中身いっぱいのサンドイッチの方がイギリスでは一般的らしい。
と、トントンと軽い足音がした。
シリウスが降りてきたらしい。
「お、おはよう、シリウス君。サクのベッドは寝心地良かった?」
なんでそういうことをきく!!
「・・・わりぃ・・・ベッド、というか・・・部屋、取っちまったんだな・・・」
「いいのよ。それは。着替えたならパジャマ出しといて」
「ん・・・」
さて。シリウス起きてきたなら朝食を…
台所に立つと、リリーが手伝うわ、と近づいてきた。
「いいわよ?二人と話してるとか…」
「だって、二人で内緒話始めちゃったんだもの」
ええ?
なんかこそこそ話してるジェームズとシリウスを見て、あたしはため息をつく。
なんともまぁ。楽しそうなことで。
「ねえ、サク?」
「なぁに?リリー」
「サクって、ジェームズがすきなの?シリウスがすきなの?」
「・・・・・・・・・はぃ?」
なぁんかこれ、前にもした会話のよーな気がするなぁ。
「あたし、あの二人に恋愛感情は持ってないわよ」
「え?そうなの?」
「うん。姉といたずら小僧な弟たちってかんじね」
大体20歳過ぎてるいい大人が外見年齢同じでも12歳に恋愛感情もったら犯罪でしょうが。
青少年育成保護条例違反。
「お姉さんかあ・・・サクって妹みたいだけどな」
「ええ?」
がーん。しょっく!!
「・・・・・・・・・ねえ、リリーはどっちがすきなの?」
「え・・・・っ?」
ぼむっと音がしそうな勢いで、リリーが真っ赤になった。
「そ、そ、そんな!好きなんかじゃないわよっ」
「あれえ?あやしいなぁ~・・・ねえ、どっち?」
「っもうっサクのいじわるっっ」
たぶんジェームズだろうけど~。
にやり。
「ねえ、リリー?内緒にするから」
えー、とためらいながらも、どこかうれしそうに、リリーは誰にも内緒よ、といってひそっとあたしの耳にささやいた。
「シリウスなの」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ええええええええええええええええええええええええええええっっっっっっ!!!!!!
なんですとー!?
し、し、し、し、シリウス!?
そいつは予想外だよ!!リリー!!
「でもリリー…シリウスって…純血一族よね…?」
「そうね」
「やっぱり、純血の人とじゃないと付き合わないんじゃないかしら…」
考えてみれば、シリウスの彼女たちってみんな純血じゃない??
あら?
えーと…まさか、純血主義ってこと…ないわよねえ。
「うん…でも、純血主義って間違ってるんでしょう?」
・・・・・・・・・・・・はい?
「マグル生まれを差別するのは間違った考え方だって、みんな言ってたもの。シリウスは頭の良い人だからそれぐらいわかってるはずじゃない?」
・・・・・・・・・・・・・ん・・・・・と・・・・・・・・
間違っては・・・うん。いるけどね。
穢れた血って呼んで迫害するのは、間違ってるけどね。
だけど。だけど。
それを強固に信じて正しいと思ってる純血一族の人たちに・・・それは通用しないと思うよ・・・?
「だから…うん。ちょっとがんばってみるつもり!」
「リ、リリー・・・?シリウスが純血主義だったら、どうするの?」
ざっくり傷つけられて終わりな気が…
さも意外、というように目を丸くして…リリーはにっこり笑った。
「そのときは純血主義って間違ってるのよって教えてあげればいいんじゃないかしら?正しいことを知らないって良いことじゃないでしょ?」
「そ、そうね・・・」
恐るべし。
子どもの正義感と思い込み。
いや~、確かにそういう年頃だけど…。
思春期、だよねえ。
自分の主義や考え方が確立されてきて、それが正しいと固く信じて、それを周囲にぶつける時期ではあるわよね。
それに、すっごく正義感も強くて…正しい、ということにこだわる時期でもあるわよ。うん。
だけど…だけど…っ
人間の考えとか主義主張って…正しいから、間違ってるから、で簡単に変えられるものじゃないよぅ?
まして、純血一族は純血主義こそ正しいって教育受けてるんだしさあ…。
う~ん・・・・・・・
ま、まずいかも・・・?
シリウスが純血主義ってわけではなさそうだけど。
なにしろ、混血のリーマスやアリス、マグル生まれのリリーともちゃんと正面から付き合ってるし…。
そうだよね…うん。
シリウスは純血主義じゃないよね~きっと。
・・・・・・・・・・・不安だ・・・。
「んで、シリウスは結局泊まったんだ?」
「うん。あたしはソファ」
身体ちっちゃくてよかったと思ったのは初めてよ。
「それにしても、あいつ起きてくるの遅くない?」
「仕方ないでしょ。朝見に行ったら熱下がってたからもう大丈夫だと思うんだけど」
「一晩中サクに看病してもらったの?いいわねぇ、シリウス・・・」
「そう?せっかくご馳走にしようと思ってたのにかぜひいてるんだもの」
当てが外れたわよ。
「まあまあ、そういわず。んで、今日はご馳走なの?」
「そのつもり」
だって材料買ってあるし。
しこみ、全部おわっちゃったし。
「なになに?」
「・・・貧弱なホグワーツのご馳走に感動しているみんなに日本のご馳走を教えてあげるわよっ」
失礼。
でもね!でもね!!あの彩の少ない食卓はなに!!
もうちょっと味に繊細さとかね!!
「お昼はサンドウィッチね~」
「わかった~」
と、いってもツナとシュリンプのマヨ和えとかスモークチキンとゆで卵をバゲットにはさんだ豪華版。
ハムとかきゅうりのサンドウィッチじゃないからね!!
いや、あれはあれでおいしいんだけど。
でもこういう中身いっぱいのサンドイッチの方がイギリスでは一般的らしい。
と、トントンと軽い足音がした。
シリウスが降りてきたらしい。
「お、おはよう、シリウス君。サクのベッドは寝心地良かった?」
なんでそういうことをきく!!
「・・・わりぃ・・・ベッド、というか・・・部屋、取っちまったんだな・・・」
「いいのよ。それは。着替えたならパジャマ出しといて」
「ん・・・」
さて。シリウス起きてきたなら朝食を…
台所に立つと、リリーが手伝うわ、と近づいてきた。
「いいわよ?二人と話してるとか…」
「だって、二人で内緒話始めちゃったんだもの」
ええ?
なんかこそこそ話してるジェームズとシリウスを見て、あたしはため息をつく。
なんともまぁ。楽しそうなことで。
「ねえ、サク?」
「なぁに?リリー」
「サクって、ジェームズがすきなの?シリウスがすきなの?」
「・・・・・・・・・はぃ?」
なぁんかこれ、前にもした会話のよーな気がするなぁ。
「あたし、あの二人に恋愛感情は持ってないわよ」
「え?そうなの?」
「うん。姉といたずら小僧な弟たちってかんじね」
大体20歳過ぎてるいい大人が外見年齢同じでも12歳に恋愛感情もったら犯罪でしょうが。
青少年育成保護条例違反。
「お姉さんかあ・・・サクって妹みたいだけどな」
「ええ?」
がーん。しょっく!!
「・・・・・・・・・ねえ、リリーはどっちがすきなの?」
「え・・・・っ?」
ぼむっと音がしそうな勢いで、リリーが真っ赤になった。
「そ、そ、そんな!好きなんかじゃないわよっ」
「あれえ?あやしいなぁ~・・・ねえ、どっち?」
「っもうっサクのいじわるっっ」
たぶんジェームズだろうけど~。
にやり。
「ねえ、リリー?内緒にするから」
えー、とためらいながらも、どこかうれしそうに、リリーは誰にも内緒よ、といってひそっとあたしの耳にささやいた。
「シリウスなの」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ええええええええええええええええええええええええええええっっっっっっ!!!!!!
なんですとー!?
し、し、し、し、シリウス!?
そいつは予想外だよ!!リリー!!
「でもリリー…シリウスって…純血一族よね…?」
「そうね」
「やっぱり、純血の人とじゃないと付き合わないんじゃないかしら…」
考えてみれば、シリウスの彼女たちってみんな純血じゃない??
あら?
えーと…まさか、純血主義ってこと…ないわよねえ。
「うん…でも、純血主義って間違ってるんでしょう?」
・・・・・・・・・・・・はい?
「マグル生まれを差別するのは間違った考え方だって、みんな言ってたもの。シリウスは頭の良い人だからそれぐらいわかってるはずじゃない?」
・・・・・・・・・・・・・ん・・・・・と・・・・・・・・
間違っては・・・うん。いるけどね。
穢れた血って呼んで迫害するのは、間違ってるけどね。
だけど。だけど。
それを強固に信じて正しいと思ってる純血一族の人たちに・・・それは通用しないと思うよ・・・?
「だから…うん。ちょっとがんばってみるつもり!」
「リ、リリー・・・?シリウスが純血主義だったら、どうするの?」
ざっくり傷つけられて終わりな気が…
さも意外、というように目を丸くして…リリーはにっこり笑った。
「そのときは純血主義って間違ってるのよって教えてあげればいいんじゃないかしら?正しいことを知らないって良いことじゃないでしょ?」
「そ、そうね・・・」
恐るべし。
子どもの正義感と思い込み。
いや~、確かにそういう年頃だけど…。
思春期、だよねえ。
自分の主義や考え方が確立されてきて、それが正しいと固く信じて、それを周囲にぶつける時期ではあるわよね。
それに、すっごく正義感も強くて…正しい、ということにこだわる時期でもあるわよ。うん。
だけど…だけど…っ
人間の考えとか主義主張って…正しいから、間違ってるから、で簡単に変えられるものじゃないよぅ?
まして、純血一族は純血主義こそ正しいって教育受けてるんだしさあ…。
う~ん・・・・・・・
ま、まずいかも・・・?
シリウスが純血主義ってわけではなさそうだけど。
なにしろ、混血のリーマスやアリス、マグル生まれのリリーともちゃんと正面から付き合ってるし…。
そうだよね…うん。
シリウスは純血主義じゃないよね~きっと。
・・・・・・・・・・・不安だ・・・。