2年生(親世代) 完結 (35話)
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
31
レギュラスが再びシリウスの前に現れたのは、その日の夕食。
見るからに…やるき満っ々だった。
「・・・・・・あのな、レギュラス。ここは学校なんだ」
「何をおっしゃいます。スリザリンではこれぐらい当たり前のことです。兄上は何の縁にしろ、グリフィンドールに入られましたが、その生活にご不自由を覚えられるような待遇はあってはなりません!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・不自由なんて思ってねえんだけどなあ・・・」
「潔くあきらめなさい。じゃ。強く生きてねっ」
すちゃっと片手を挙げて挨拶して、あたしたちはさっさとシリウスを見捨てて自由で楽しいお食事タイムに突入した。
シリウスの前にはナイフが3本、フォークが3本、バターナイフにスープ用スプーン。デザート用スプーンがきれいにナプキンと一緒に並べられている。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はぁ・・・」
のそのそとナプキンを広げながら、シリウスは運ばれてくる料理に暗い顔。
いいじゃないの。これが日常なら。
・・・でも、まぁ?
いつものおしゃべりいっぱい、楽しさいっぱい、悪巧みも盛りだくさんな食事に比べりゃ、ものたりないだろーね。
あっはっは。
「兄上、一品目は・・・」
「・・・お前も食べなさい」
「ではお相伴させていただきますっ」
そんな声を聞きながら、あたしたちは顔を見合わせて肩を震わせていた。
「なんてかわいそうなシリウス」
「代れるものなら代わってあげたいよ・・・」
「かわいそうで見てられないよね・・・」
とかいいつつ、わろうてるやん。
さて。あたしはそんな遠慮ないから。
「あはははははは。見てたら楽しいわ」
遠慮なく笑ってあげよう。
そんなことが数日も続けば、当然、限界というものはある。
うん。
よれよれっとジェームズに抱えられるように入ってきたシリウスが談話室のソファに倒れこむように座り込んだ。
「俺、もう限界・・・・・」
でしょうともっ
「よく耐えてるよな、シリウス!」
「でももう大丈夫だからねっ」
「ブラック!俺たちがついてるぞ!」
「シリウス!はい!もう我慢しなくてもいいからね!」
はいっと、リーマスが差し出したのは。
「ちょこれえええとおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!」
はいはい、もう・・・仕方のない・・・。
ぐわしっとわしづかみにして紙を向くのももどかしくそのまま口に持っていこうとするのをあわててリーマスが銀紙をはずしている。
まあ、世話のやけること。
「うまーい!!」
3口でたべおったよ、この犬。
板チョコを3口・・・。
でかい口・・・。
「はい、シリウス。どうぞ」
「ちょこけーきっ」
ほんとに、なんだってこんなにチョコレートがすきなのかしら。
変なの。
はぐはぐとみんなから差し出されるお菓子を次から次へと胃に収めるシリウスの顔にべったりチョコレートがついていた。
「ああ、もう。ほら、口の周りについてるわよ」
ハンカチでぬぐってやればその間だけおとなしく顔を差し出してまた食べだすし。
おなか壊しても知らないから。
それもえぐえぐ泣きながら食べるこたぁないでしょうが。
「もうっもう・・・っレギュラスに邪魔されて校内じゃまともに物食べられないしっ」
「お菓子どころか・・・だったもんねえ」
「授業にまでレギュラスのスパイ紛れ込んでるからなぁ」
ほんとにさ。
すぐに報告行くんだから。
そうすると飛んでくるのよね。そっくりな弟が。
そんな下等な菓子など兄上にふさわしくありませんっとか言って。
「仕方ねえって。ブラック家の直系なんだし、あいつ。下僕には事欠かないだろ」
「お前は嫡男だろうが!」
まったくだ。
今の様子見てると、嫡男のほうが立場弱いわよ!?
「でも、この子見てるとブラック家の嫡男とかって感じしないわよね」
「ほんとほんと。かわいいもん」
「美形だしー、お金持ちだしー、その上性格もかわいいしって言うならブラックだろうとなんだろうと大歓迎よね」
「ねえ、お菓子あげるからお姉さんとお付き合いしてみない?」
…あのですね、お姉さま方。
その子、どっからどーみてもお子様でしょーが・・・。
ぐりぐりっと6年や7年のお姉さま方に頭をなでられつつお菓子を手に乗せてもらってご満悦のシリウスはわき目を振ることなく食べ続ける。
「ほら、紅茶」
「ありがと、サクラ 」
仕方ないやつよね。
たっぷりの紅茶を入れたマグカップをその手に握らせて。
ああ、まったく。
こないだの忠告してきたシリウスはなんだったのかしら・・・。
ほんとに同一人物!?
もー、こういうときとああいうときと普段と、ぜんぜん違う人間みたい。
手がかかるったら・・・。
まあ、憎めない・・・けどねえ?
「ああ、ほら!喉に詰まらせるじゃないの!」
背中を叩いて、お茶を飲ませて。
はいはい、よしよし、と頭をなでてやりながら、あたしはふかーいふかーいため息をついた。
レギュラスが再びシリウスの前に現れたのは、その日の夕食。
見るからに…やるき満っ々だった。
「・・・・・・あのな、レギュラス。ここは学校なんだ」
「何をおっしゃいます。スリザリンではこれぐらい当たり前のことです。兄上は何の縁にしろ、グリフィンドールに入られましたが、その生活にご不自由を覚えられるような待遇はあってはなりません!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・不自由なんて思ってねえんだけどなあ・・・」
「潔くあきらめなさい。じゃ。強く生きてねっ」
すちゃっと片手を挙げて挨拶して、あたしたちはさっさとシリウスを見捨てて自由で楽しいお食事タイムに突入した。
シリウスの前にはナイフが3本、フォークが3本、バターナイフにスープ用スプーン。デザート用スプーンがきれいにナプキンと一緒に並べられている。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はぁ・・・」
のそのそとナプキンを広げながら、シリウスは運ばれてくる料理に暗い顔。
いいじゃないの。これが日常なら。
・・・でも、まぁ?
いつものおしゃべりいっぱい、楽しさいっぱい、悪巧みも盛りだくさんな食事に比べりゃ、ものたりないだろーね。
あっはっは。
「兄上、一品目は・・・」
「・・・お前も食べなさい」
「ではお相伴させていただきますっ」
そんな声を聞きながら、あたしたちは顔を見合わせて肩を震わせていた。
「なんてかわいそうなシリウス」
「代れるものなら代わってあげたいよ・・・」
「かわいそうで見てられないよね・・・」
とかいいつつ、わろうてるやん。
さて。あたしはそんな遠慮ないから。
「あはははははは。見てたら楽しいわ」
遠慮なく笑ってあげよう。
そんなことが数日も続けば、当然、限界というものはある。
うん。
よれよれっとジェームズに抱えられるように入ってきたシリウスが談話室のソファに倒れこむように座り込んだ。
「俺、もう限界・・・・・」
でしょうともっ
「よく耐えてるよな、シリウス!」
「でももう大丈夫だからねっ」
「ブラック!俺たちがついてるぞ!」
「シリウス!はい!もう我慢しなくてもいいからね!」
はいっと、リーマスが差し出したのは。
「ちょこれえええとおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!」
はいはい、もう・・・仕方のない・・・。
ぐわしっとわしづかみにして紙を向くのももどかしくそのまま口に持っていこうとするのをあわててリーマスが銀紙をはずしている。
まあ、世話のやけること。
「うまーい!!」
3口でたべおったよ、この犬。
板チョコを3口・・・。
でかい口・・・。
「はい、シリウス。どうぞ」
「ちょこけーきっ」
ほんとに、なんだってこんなにチョコレートがすきなのかしら。
変なの。
はぐはぐとみんなから差し出されるお菓子を次から次へと胃に収めるシリウスの顔にべったりチョコレートがついていた。
「ああ、もう。ほら、口の周りについてるわよ」
ハンカチでぬぐってやればその間だけおとなしく顔を差し出してまた食べだすし。
おなか壊しても知らないから。
それもえぐえぐ泣きながら食べるこたぁないでしょうが。
「もうっもう・・・っレギュラスに邪魔されて校内じゃまともに物食べられないしっ」
「お菓子どころか・・・だったもんねえ」
「授業にまでレギュラスのスパイ紛れ込んでるからなぁ」
ほんとにさ。
すぐに報告行くんだから。
そうすると飛んでくるのよね。そっくりな弟が。
そんな下等な菓子など兄上にふさわしくありませんっとか言って。
「仕方ねえって。ブラック家の直系なんだし、あいつ。下僕には事欠かないだろ」
「お前は嫡男だろうが!」
まったくだ。
今の様子見てると、嫡男のほうが立場弱いわよ!?
「でも、この子見てるとブラック家の嫡男とかって感じしないわよね」
「ほんとほんと。かわいいもん」
「美形だしー、お金持ちだしー、その上性格もかわいいしって言うならブラックだろうとなんだろうと大歓迎よね」
「ねえ、お菓子あげるからお姉さんとお付き合いしてみない?」
…あのですね、お姉さま方。
その子、どっからどーみてもお子様でしょーが・・・。
ぐりぐりっと6年や7年のお姉さま方に頭をなでられつつお菓子を手に乗せてもらってご満悦のシリウスはわき目を振ることなく食べ続ける。
「ほら、紅茶」
「ありがと、サクラ 」
仕方ないやつよね。
たっぷりの紅茶を入れたマグカップをその手に握らせて。
ああ、まったく。
こないだの忠告してきたシリウスはなんだったのかしら・・・。
ほんとに同一人物!?
もー、こういうときとああいうときと普段と、ぜんぜん違う人間みたい。
手がかかるったら・・・。
まあ、憎めない・・・けどねえ?
「ああ、ほら!喉に詰まらせるじゃないの!」
背中を叩いて、お茶を飲ませて。
はいはい、よしよし、と頭をなでてやりながら、あたしはふかーいふかーいため息をついた。