1年生(親世代) 完結 (99話)
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12
「さあ、グリフィンドール寮へようこそ!」
監督生だという先輩が芝居がかった調子で言おうとしたところで、あたしは肩を叩かれた。
振り返って・・・・
「ひぃっ」
「なんですか、それは。失礼な」
サキホドノキオクがしみついているあたしには…恐怖です・・・はい・・・
マクゴナガル先生さま・・・・・・
「ダンブルドア校長がお呼びです。一緒にいらっしゃい」
「あ、はい」
なんだぁ?
あ、ひょっとして・・・さっきの、帽子脅したの・・・バレた・・・かな?てへっ
脅したって言っちゃいけないわよね。あたしのお願いを聞いてもらったのよv
「リリー、あたしちょっと行ってくるわ」
「だいじょうぶ?」
「うん。また後でね~」
側にいたリリーにだけ言い置いて、あたしはマクゴナガル先生の後ろを付いていった。
そう。ガーゴイルに守られた、校長室へと。
「なんですか~?おじさま」
「おお、よくきたのぅ」
にこにこと笑うダンブルドアがそこにいた。
「どうだった?わしの演説は」
「かっこよかったですよ。本性と違って」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
沈黙。
「・・・・・・非常用じゃというたじゃろう・・・・・・」
泣きまねするな。良い年したじいさんが。
「何か言うたかの?」
「いいえ。なにも」
輝く笑顔の応酬。
なにが非常用よ。常時使用じゃないの。
「まあいい。そこにすわりなさい」
いかにもすわり心地のよさそうな一人がけ用のソファが二つ、テーブルの周囲に配置されていた。
「はぁい」
通る時に歴代校長先生方の肖像画に一礼することを忘れずに。
あたしはソファに座って・・・ようやく力が抜けた気がした。
なんだかんだ言って、あたしもそれなりに緊張していたようで。
入学式、とか…やっぱり緊張するものなのよね。あの大広間はただでさえ背筋を伸ばさせずに置かない雰囲気を持っていたし。
なにより・・・あたしが知っている未来を、口走ってしまわないかどうかのほうが気になった。
「まずはグリフィンドール寮、入寮おめでとう、というべきかな」
「・・・・・・スリザリンのほうがふさわしい、とか思ってます?」
「おもっとらんよ。言ったはずじゃ」
『選ばれたこと、ではなく・・・選んだことに意味がある。それが、一番大切』
あたしと、ダンブルドアの声が重なった。
そう。あたしは、それを忘れてはいけない。
流されて生きてきた日本じゃない。
あたしが、選ばなくてはならないのだから。
「さて…組み分け帽子が嘆いていたぞ?」
「あらぁvなんのこと?」
「燃やすと脅したそうじゃな?」
「・・・・・・・・・しゃべったわね、あのぼろ帽子」
なんてことするのよ。
「それもまた、お前さんの選択じゃ。それでいい」
「・・・いいのか」
でも、選択、と言われたことにほっとした。
そう。選んだのだ。
あたしは。
彼らと一緒に、7年間を過ごすことを。
「ところでの、呼んだのは他でもない」
「なに?」
「サクラ。未来を知っているかもしれない、と言ったのう?」
「ええ。一部の生徒に限っては」
ハリーポッターの中に記述されていた生徒についてはね。
「シリウス・ブラックもその一人かい?」
「・・・・・・そうよ」
あたしの答えに、ダンブルドアが深いため息をついた。
「そうか・・・・・・そうだったか・・・」
さっきの組み分けの話だろうか。
さしものダンブルドアも驚いていたものね。
「グリフィンドールに入ることを知っておったか」
「知っていたわ」
「・・・今宵・・・多くのフクロウがスリザリンから飛んだ」
その言葉に、どきっとした。
「すでに、ブラック家には知らせが入っているだろう…一族の継嗣が…グリフィンドールに入った、と」
「・・・・・・明日には吼えメールかしら」
「それだけですめばよいが・・・な」
ダンブルドアが何を考えているのか、何を憂慮しているのか、あたしにはわからなかったけれど。
それでも、なにかを憂えているのはわかった。
「シリウスは…ホグワーツを卒業するわ。彼は、グリフィンドール生だもの」
それが、あたしの知る未来。
そして、それをたがえさせるつもりはまったくないの。
「それならば、良い。・・・安心じゃ」
「よかった。・・・あ、そうだ。あたしの親戚のことなんだけど・・・突っ込まれると思うのよね。ジェームズは勘が鋭いし。シリウス天然だし、リリーは頭よさそうだし。どういうことにしておけばいいかしら」
「そうさのう・・・・・・ではこういうことでどうだ?」
そして・・・あたしとダンブルドアは結構夜遅くまで綿密な打ち合わせをした。
・・・考えてみれば、家出る前にやっときゃよかったんじゃないの!?
ひいいい明日から授業なのにぃぃぃぃぃぃ
「さあ、グリフィンドール寮へようこそ!」
監督生だという先輩が芝居がかった調子で言おうとしたところで、あたしは肩を叩かれた。
振り返って・・・・
「ひぃっ」
「なんですか、それは。失礼な」
サキホドノキオクがしみついているあたしには…恐怖です・・・はい・・・
マクゴナガル先生さま・・・・・・
「ダンブルドア校長がお呼びです。一緒にいらっしゃい」
「あ、はい」
なんだぁ?
あ、ひょっとして・・・さっきの、帽子脅したの・・・バレた・・・かな?てへっ
脅したって言っちゃいけないわよね。あたしのお願いを聞いてもらったのよv
「リリー、あたしちょっと行ってくるわ」
「だいじょうぶ?」
「うん。また後でね~」
側にいたリリーにだけ言い置いて、あたしはマクゴナガル先生の後ろを付いていった。
そう。ガーゴイルに守られた、校長室へと。
「なんですか~?おじさま」
「おお、よくきたのぅ」
にこにこと笑うダンブルドアがそこにいた。
「どうだった?わしの演説は」
「かっこよかったですよ。本性と違って」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
沈黙。
「・・・・・・非常用じゃというたじゃろう・・・・・・」
泣きまねするな。良い年したじいさんが。
「何か言うたかの?」
「いいえ。なにも」
輝く笑顔の応酬。
なにが非常用よ。常時使用じゃないの。
「まあいい。そこにすわりなさい」
いかにもすわり心地のよさそうな一人がけ用のソファが二つ、テーブルの周囲に配置されていた。
「はぁい」
通る時に歴代校長先生方の肖像画に一礼することを忘れずに。
あたしはソファに座って・・・ようやく力が抜けた気がした。
なんだかんだ言って、あたしもそれなりに緊張していたようで。
入学式、とか…やっぱり緊張するものなのよね。あの大広間はただでさえ背筋を伸ばさせずに置かない雰囲気を持っていたし。
なにより・・・あたしが知っている未来を、口走ってしまわないかどうかのほうが気になった。
「まずはグリフィンドール寮、入寮おめでとう、というべきかな」
「・・・・・・スリザリンのほうがふさわしい、とか思ってます?」
「おもっとらんよ。言ったはずじゃ」
『選ばれたこと、ではなく・・・選んだことに意味がある。それが、一番大切』
あたしと、ダンブルドアの声が重なった。
そう。あたしは、それを忘れてはいけない。
流されて生きてきた日本じゃない。
あたしが、選ばなくてはならないのだから。
「さて…組み分け帽子が嘆いていたぞ?」
「あらぁvなんのこと?」
「燃やすと脅したそうじゃな?」
「・・・・・・・・・しゃべったわね、あのぼろ帽子」
なんてことするのよ。
「それもまた、お前さんの選択じゃ。それでいい」
「・・・いいのか」
でも、選択、と言われたことにほっとした。
そう。選んだのだ。
あたしは。
彼らと一緒に、7年間を過ごすことを。
「ところでの、呼んだのは他でもない」
「なに?」
「サクラ。未来を知っているかもしれない、と言ったのう?」
「ええ。一部の生徒に限っては」
ハリーポッターの中に記述されていた生徒についてはね。
「シリウス・ブラックもその一人かい?」
「・・・・・・そうよ」
あたしの答えに、ダンブルドアが深いため息をついた。
「そうか・・・・・・そうだったか・・・」
さっきの組み分けの話だろうか。
さしものダンブルドアも驚いていたものね。
「グリフィンドールに入ることを知っておったか」
「知っていたわ」
「・・・今宵・・・多くのフクロウがスリザリンから飛んだ」
その言葉に、どきっとした。
「すでに、ブラック家には知らせが入っているだろう…一族の継嗣が…グリフィンドールに入った、と」
「・・・・・・明日には吼えメールかしら」
「それだけですめばよいが・・・な」
ダンブルドアが何を考えているのか、何を憂慮しているのか、あたしにはわからなかったけれど。
それでも、なにかを憂えているのはわかった。
「シリウスは…ホグワーツを卒業するわ。彼は、グリフィンドール生だもの」
それが、あたしの知る未来。
そして、それをたがえさせるつもりはまったくないの。
「それならば、良い。・・・安心じゃ」
「よかった。・・・あ、そうだ。あたしの親戚のことなんだけど・・・突っ込まれると思うのよね。ジェームズは勘が鋭いし。シリウス天然だし、リリーは頭よさそうだし。どういうことにしておけばいいかしら」
「そうさのう・・・・・・ではこういうことでどうだ?」
そして・・・あたしとダンブルドアは結構夜遅くまで綿密な打ち合わせをした。
・・・考えてみれば、家出る前にやっときゃよかったんじゃないの!?
ひいいい明日から授業なのにぃぃぃぃぃぃ