2年生(親世代) 完結 (35話)
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1
ああ・・・お日様って、黄色かったっけ・・・。
そういえば、まぶしいわねー
でも、あたし歩いてないのになんでここにいるのかしらねー
やっぱり、あのくそジジイの魔法!?
むかつくー!!!!
だるい。眠い。疲れた・・・。
・・・半日ぐらい、このまま揺られっぱなしだったわよね・・・?
・・・寝るでしょう。
ここはもう寝るしかないでしょう!
おやすみなさーい。
―――――ガタゴトガッシャーン!キャー!パリーン。
・・・そんなアホな擬音が聞こえてきても無視無視。
相手になんてしないわよ・・・
――――たすけてぇ!!
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
―――――なにやってんだ!
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
―――――…で・・・・・・・だからな・・・も・・・だ・・・・・・
―――――お前・・・っ!!
「やかましいっっ!!!!シレンシオ!!!」
もがもご、と変な音が聞こえて、騒音は静まった。
「おやすみなさーい」
バタン、と扉を閉めて10秒・・・。
「うわっなにやってんだよお前ら!!」
とっても聞き覚えのある声が、そう叫んだ。
「・・・・・・・・・・・・・・シリウス」
「・・・・・・・・・・・・・・サク?」
「あんた、あたしにけんか売ってんのー!!!!」
「なんのことだー!!」
「やかましいっっレダ・・・!」
「まて!それは人に向けて使っちゃならん呪文だ!!」
そんなもの関係ないっっ
あたしの安眠を邪魔するなー!!
「さっすがブラック家の御曹司ー!ありがと!!」
あの後、シリウスが廊下に転がっていた連中の魔法を終わらせてついでにこのコンパートメントに近寄らないように他のコンパートメントに伝言までさせてくれて。
あたしは安息の時間を手に入れたのだった!!
「お前なぁ・・・新学期早々暴走しすぎだっつの」
「あはは。ごめんごめん。ちょっと眠くて判断力が鈍ってたのよ」
まさかあたしの八つ当たりにピーターやセブルスのみならずジェームズまで引っかかってたとはー。
「・・・お前なら正気でもやりかねないと思うけどな」
そんなことあるわけないじゃないの!
「あたしは常識人よ?変な言いがかりつけないでよ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そうか」
「なに?納得してないって顔ね」
「いや、本人がそう信じてるならいいんじゃないか?」
「信じてるもなにも、あたしは極普通の女の子だってば」
「はいはい」
うわ、気のない返事。気に食わないったら。
「でも、なんかお前に会うのも久しぶりだな」
・・・・・・・・・その笑顔に免じて許してあげるわよ。
ほんっと綺麗な顔って得よねえ!!
そんな風にすっごくうれしそうに笑われたら許すしかないじゃない!!
「…元気だったか?」
「元気だったら寝てるわけないじゃないの。・・・病気だったわけじゃないからその口を開かないでちょうだい」
「どうかしたのか?」
「眠いだけよ・・・ずぅっと勉強でしたから」
「あ、お前最後の日で宿題終わらせるタイプだな?終わったのか?」
は?宿題?
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「まさか、お前」
「・・・シリウス」
「なんだよ」
「シュクダイって何のコト?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「あたしはそんなの聞いてないわよ。聞かなかったし見てないわよ」
「そんなこ・・・」
「あたしは聞いてないって言ってるでしょ。聞いてなければやれないんだから聞かないのよ!!」
「・・・・・・子どもか。お前は」
「うるさいわね」
黙らせるわよ。
子どもに子どもと言われる屈辱!!
この恨みはらさでおくべきか!!
「あ、ところでねー、シリウス」
「んー?」
「あなた、何しにここに来たの?」
「・・・コンパートメントにいてもつまらんからふらふらしてた」
「・・・・・・・・・・・・ああ、ブラック家御用達コンパートメント」
「おう」
うわさは聞いている。
なんでも、列車の椅子が特別仕様のふっかふかだとか。
内装が絹張りで天井からは小さなシャンデリアがぶら下がってて、紅茶セットが用意されていて軽くコンパートメント3つ分はありそうな広さだとか。
・・・そんな特別扱いあっちゃいかんだろうよ。
ねえ?ダンブルドア?
「ベラは卒業したのよね?」
「したとも。夏休みはあいつのおかげで散々だった」
「え?何々」
「結婚したんだよ。ロドルファスと。夏休みは親族上げてのお祝いで。レストレンジ家とを行ったりきたり。疲れた疲れた」
「はぁ・・・・・・」
そりゃ、おめでとうございます・・・。
「んで、今年は・・・」
「あ!レギュラスが入学よね!」
「・・・まぁな」
おんや。渋い顔。
「あいつはブラック家の“期待の星”だからさ」
「あら、シリウスは期待されてないの?」
「誰にされるかよ。俺はブラック家の問題児だ」
・・・そうかしら。
当主になるんだって、義務を果たすって言ってたのに。
「家を、守るんでしょ?」
「俺の考え方ってのは、いちいちあいつらの考えに反する。その上グリフィンドールじゃ、ラスのやつにみんな期待するだろうよ」
「・・・ふぅん」
「・・・それだけか」
「だって。ブラック家の次期当主はあなたで、家を継ぐって、ふさわしい人間になるって決めたのはシリウスでしょ?だったらそれでいいじゃないの。誰も異議を唱えようがないんだし」
「・・・そう、だけどよ」
「あたしはね、シリウス。義務も、自由も、自分で選ぶものだと思う。そしてね」
あたしは、ね。こう思う。
「選んだものには、責任がついて回るの。そのことを選んだらその結果も、それについてくることも、受け入れなきゃいけない。それが、選ぶって言うことだと思うから」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
居心地悪そうにもぞもぞっとしたシリウスがそっぽを向いて・・・聞こえるか聞こえないかの声で、つぶやいた。
「それぐらい、わかってんだよ」
「・・・・・・それなら、いいのよ」
それでも迷って、悩んで・・・・・・・
と、突然扉が開いて・・・・・・。
「兄上!こんなところにいらしたんですね!!」
「・・・ラス?」
「こんなところにいらっしゃらないでコンパートメントに戻りましょう。いっぱいお話聞かせてください!」
うわ。プチシリウス!!
「あああああ!!あのときの暴力女!!・・・っさては兄上をたぶらかしにきたな!?帰れ悪霊!!」
「なんだとー!!」
「サクラ !人の弟に手をあげるなー!!」
「この悪魔!!兄上に近づくなー!!」
「なんだとー!このクソガキっっ」
だまらしちゃるかー!!
あたしとレギュラスが争うコンパートメントの片隅に張り付いているシリウスが、なんかつぶやいてたけど、あたしは知らない。
「・・・・・・・・・・・・・・はは、こんなのが 6年続くのかよ・・・・・・」
ああ・・・お日様って、黄色かったっけ・・・。
そういえば、まぶしいわねー
でも、あたし歩いてないのになんでここにいるのかしらねー
やっぱり、あのくそジジイの魔法!?
むかつくー!!!!
だるい。眠い。疲れた・・・。
・・・半日ぐらい、このまま揺られっぱなしだったわよね・・・?
・・・寝るでしょう。
ここはもう寝るしかないでしょう!
おやすみなさーい。
―――――ガタゴトガッシャーン!キャー!パリーン。
・・・そんなアホな擬音が聞こえてきても無視無視。
相手になんてしないわよ・・・
――――たすけてぇ!!
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
―――――なにやってんだ!
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
―――――…で・・・・・・・だからな・・・も・・・だ・・・・・・
―――――お前・・・っ!!
「やかましいっっ!!!!シレンシオ!!!」
もがもご、と変な音が聞こえて、騒音は静まった。
「おやすみなさーい」
バタン、と扉を閉めて10秒・・・。
「うわっなにやってんだよお前ら!!」
とっても聞き覚えのある声が、そう叫んだ。
「・・・・・・・・・・・・・・シリウス」
「・・・・・・・・・・・・・・サク?」
「あんた、あたしにけんか売ってんのー!!!!」
「なんのことだー!!」
「やかましいっっレダ・・・!」
「まて!それは人に向けて使っちゃならん呪文だ!!」
そんなもの関係ないっっ
あたしの安眠を邪魔するなー!!
「さっすがブラック家の御曹司ー!ありがと!!」
あの後、シリウスが廊下に転がっていた連中の魔法を終わらせてついでにこのコンパートメントに近寄らないように他のコンパートメントに伝言までさせてくれて。
あたしは安息の時間を手に入れたのだった!!
「お前なぁ・・・新学期早々暴走しすぎだっつの」
「あはは。ごめんごめん。ちょっと眠くて判断力が鈍ってたのよ」
まさかあたしの八つ当たりにピーターやセブルスのみならずジェームズまで引っかかってたとはー。
「・・・お前なら正気でもやりかねないと思うけどな」
そんなことあるわけないじゃないの!
「あたしは常識人よ?変な言いがかりつけないでよ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そうか」
「なに?納得してないって顔ね」
「いや、本人がそう信じてるならいいんじゃないか?」
「信じてるもなにも、あたしは極普通の女の子だってば」
「はいはい」
うわ、気のない返事。気に食わないったら。
「でも、なんかお前に会うのも久しぶりだな」
・・・・・・・・・その笑顔に免じて許してあげるわよ。
ほんっと綺麗な顔って得よねえ!!
そんな風にすっごくうれしそうに笑われたら許すしかないじゃない!!
「…元気だったか?」
「元気だったら寝てるわけないじゃないの。・・・病気だったわけじゃないからその口を開かないでちょうだい」
「どうかしたのか?」
「眠いだけよ・・・ずぅっと勉強でしたから」
「あ、お前最後の日で宿題終わらせるタイプだな?終わったのか?」
は?宿題?
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「まさか、お前」
「・・・シリウス」
「なんだよ」
「シュクダイって何のコト?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「あたしはそんなの聞いてないわよ。聞かなかったし見てないわよ」
「そんなこ・・・」
「あたしは聞いてないって言ってるでしょ。聞いてなければやれないんだから聞かないのよ!!」
「・・・・・・子どもか。お前は」
「うるさいわね」
黙らせるわよ。
子どもに子どもと言われる屈辱!!
この恨みはらさでおくべきか!!
「あ、ところでねー、シリウス」
「んー?」
「あなた、何しにここに来たの?」
「・・・コンパートメントにいてもつまらんからふらふらしてた」
「・・・・・・・・・・・・ああ、ブラック家御用達コンパートメント」
「おう」
うわさは聞いている。
なんでも、列車の椅子が特別仕様のふっかふかだとか。
内装が絹張りで天井からは小さなシャンデリアがぶら下がってて、紅茶セットが用意されていて軽くコンパートメント3つ分はありそうな広さだとか。
・・・そんな特別扱いあっちゃいかんだろうよ。
ねえ?ダンブルドア?
「ベラは卒業したのよね?」
「したとも。夏休みはあいつのおかげで散々だった」
「え?何々」
「結婚したんだよ。ロドルファスと。夏休みは親族上げてのお祝いで。レストレンジ家とを行ったりきたり。疲れた疲れた」
「はぁ・・・・・・」
そりゃ、おめでとうございます・・・。
「んで、今年は・・・」
「あ!レギュラスが入学よね!」
「・・・まぁな」
おんや。渋い顔。
「あいつはブラック家の“期待の星”だからさ」
「あら、シリウスは期待されてないの?」
「誰にされるかよ。俺はブラック家の問題児だ」
・・・そうかしら。
当主になるんだって、義務を果たすって言ってたのに。
「家を、守るんでしょ?」
「俺の考え方ってのは、いちいちあいつらの考えに反する。その上グリフィンドールじゃ、ラスのやつにみんな期待するだろうよ」
「・・・ふぅん」
「・・・それだけか」
「だって。ブラック家の次期当主はあなたで、家を継ぐって、ふさわしい人間になるって決めたのはシリウスでしょ?だったらそれでいいじゃないの。誰も異議を唱えようがないんだし」
「・・・そう、だけどよ」
「あたしはね、シリウス。義務も、自由も、自分で選ぶものだと思う。そしてね」
あたしは、ね。こう思う。
「選んだものには、責任がついて回るの。そのことを選んだらその結果も、それについてくることも、受け入れなきゃいけない。それが、選ぶって言うことだと思うから」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
居心地悪そうにもぞもぞっとしたシリウスがそっぽを向いて・・・聞こえるか聞こえないかの声で、つぶやいた。
「それぐらい、わかってんだよ」
「・・・・・・それなら、いいのよ」
それでも迷って、悩んで・・・・・・・
と、突然扉が開いて・・・・・・。
「兄上!こんなところにいらしたんですね!!」
「・・・ラス?」
「こんなところにいらっしゃらないでコンパートメントに戻りましょう。いっぱいお話聞かせてください!」
うわ。プチシリウス!!
「あああああ!!あのときの暴力女!!・・・っさては兄上をたぶらかしにきたな!?帰れ悪霊!!」
「なんだとー!!」
「サクラ !人の弟に手をあげるなー!!」
「この悪魔!!兄上に近づくなー!!」
「なんだとー!このクソガキっっ」
だまらしちゃるかー!!
あたしとレギュラスが争うコンパートメントの片隅に張り付いているシリウスが、なんかつぶやいてたけど、あたしは知らない。
「・・・・・・・・・・・・・・はは、こんなのが 6年続くのかよ・・・・・・」