番外編
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ケーキを食べ終えた後。
さくらは手塚家で手塚の誕生日のお祝いのご馳走を頂いていた。
日も暮れてきたので、帰ることに。
「ご馳走様でした!」
「母さん、さくらを送ってくる」
「わかったわ。さくらちゃん、こちらこそケーキありがとね」
「いえいえ。では、失礼します」
「また来てね。国光、今日は誕生日なんだし、せっかくだからもう少しさくらちゃんといたら?」
にこにこ言う、手塚の母にさくらの顔は茹でだこに。
「せっかくの母さんの申し出だ。さくら、少し散歩でもしていくか?」
「……うん」
さくらが頷いたのを確認すると、手塚はさくらの手を取って歩き始めた。
しばらく、他愛もない話をしていると、さくらがにこっと微笑んだ。
「ねえ、公園に行かない?」
「公園?良いが、何かするのか?」
「うん……ちょっとね」
当たりは薄暗く、照明も点灯し始めていた。
星がキラキラと輝いている。
さくらはそれ以上何も言わず、前を向いて歩いていく。
公園に着くと、さくらは周りに人がいないことを確認する。
服の中からごそごそと夢の鍵を取り出した。
「夢の力を秘めし鍵よ、真の姿を我の前に示せ。―――封印解除!!」
キィィィンと音が鳴ると、鍵は杖へと変化した。
それを手に取り、くるくる回す。
「さくら?何をしようって言うんだ?」
首を傾げる手塚ににっこり笑った。
「見てて。飛翔(フライト)!鏡像(ミラー!)」
二枚のカードが発動する。
リボン状のフライトと、それをコピーしたもう一つのフライト。
さくらは一つのフライトを手塚に渡し、もう一つを自分につけた。
「これでばっちり。行こう!」
地面を蹴り、ふわっと宙に浮く。
そして手を手塚に差し出す。
手塚もさくらの手を取って、宙へと舞い上がった。
今まで黙ってたしろちゃんも、「ボクも一緒にいく!」と真の姿になり、飛び上がった。
「わぁ、綺麗だね」
街中の明かりを見ながら、さくらはうっとりしていた。
しっかりと手塚の手を握って。
「どんな景色よりもお前の方が綺麗だ」
「えっ……?」
手塚の言葉に赤くなったその時だった。
さくらのポケットから七大手塚専用カード達が飛び出してきた。
まばゆい光が二人を照らす。
すると二人の手にはきらきらと光を放つ、二つの指輪が舞い降りてきた。
NURTURE(庇護) ― 「心も体も、いつまでも守り続けよう」
FAVOR(加護) ― 「これから先、何があろうと必ず幸運が導くだろう」
EXCLUSIVE(特別)― 「これで、お前たちの絆は誰にも浸せぬ」
PRIVILEGE(特権) ― 「さくら様の秘密に触れうる唯一の資格者―――国ちゃん、お前だけだ」
COURTESY(威厳) ― 「ならばこの夜を、誓いの刻とせよ」
LOYALTY(忠愛) ― 「主よ、さくら様……我らの願いはただ一つ。お二人が決して離れぬこと」
AFFECTION(溺愛) ― 「二人の愛を何度でも結びなおす、永遠の光」
「ゆ、ゆ、ゆゆゆゆ、指輪!?」
さくらは手の中にある、指輪に大パニック。
「結婚指輪みたい……」
そう呟くと、手塚はさくらの指輪を左手薬指にはめる。
そして、そっと指輪に口づけを落とす。
「……っ!」
さくらは赤くなる。
「カードも粋なことするね」
しろちゃんは横で微笑ましそうに見ている。
「さくら、俺の指にもはめてくれ」
「あっ、うん……」
赤くなりながらも、さくらは手塚の指輪を左手薬指にはめた。
手塚同様、さくらも手塚の指輪に口づける。
「国ちゃん、さくら様に祝福を!」
カード達の合図とともに、手塚の口づけが落ちてくる。
さくらはそっと目を閉じ、口づけを受け入れる。
しろちゃんが鐘の音を鳴らすように翼を震わせ、夜空に光の輪が広がった。
二人は指を絡めあいながら、永遠を誓うように星々の間を漂い続けた。
「本当に結婚式みたい……」
「あぁ。いつか、実現させるさ」
「えっ?」
プロポーズにもとれる言葉。
さくらの頬はリンゴのように染まった。
「さくら、お祝いしてくれてありがとう。来年もそのまた来年もずっと祝ってくれるか?」
手塚の言葉にさくらは涙ぐんで、彼の胸へ飛び込んだ。
「もちろんだよ!国ちゃん、お誕生日おめでとう!!」
手塚もまた、さくらの背中へ腕を回した。
「ありがとう、さくら。ずっとそばにいてくれ」
「うん!」
今度はさくらから、手塚に約束の口づけを贈った。
その瞬間、カード達が一斉に煌めき、夜空は明るくプラチナの粉が舞っていたのだった。
さくらは手塚家で手塚の誕生日のお祝いのご馳走を頂いていた。
日も暮れてきたので、帰ることに。
「ご馳走様でした!」
「母さん、さくらを送ってくる」
「わかったわ。さくらちゃん、こちらこそケーキありがとね」
「いえいえ。では、失礼します」
「また来てね。国光、今日は誕生日なんだし、せっかくだからもう少しさくらちゃんといたら?」
にこにこ言う、手塚の母にさくらの顔は茹でだこに。
「せっかくの母さんの申し出だ。さくら、少し散歩でもしていくか?」
「……うん」
さくらが頷いたのを確認すると、手塚はさくらの手を取って歩き始めた。
しばらく、他愛もない話をしていると、さくらがにこっと微笑んだ。
「ねえ、公園に行かない?」
「公園?良いが、何かするのか?」
「うん……ちょっとね」
当たりは薄暗く、照明も点灯し始めていた。
星がキラキラと輝いている。
さくらはそれ以上何も言わず、前を向いて歩いていく。
公園に着くと、さくらは周りに人がいないことを確認する。
服の中からごそごそと夢の鍵を取り出した。
「夢の力を秘めし鍵よ、真の姿を我の前に示せ。―――封印解除!!」
キィィィンと音が鳴ると、鍵は杖へと変化した。
それを手に取り、くるくる回す。
「さくら?何をしようって言うんだ?」
首を傾げる手塚ににっこり笑った。
「見てて。飛翔(フライト)!鏡像(ミラー!)」
二枚のカードが発動する。
リボン状のフライトと、それをコピーしたもう一つのフライト。
さくらは一つのフライトを手塚に渡し、もう一つを自分につけた。
「これでばっちり。行こう!」
地面を蹴り、ふわっと宙に浮く。
そして手を手塚に差し出す。
手塚もさくらの手を取って、宙へと舞い上がった。
今まで黙ってたしろちゃんも、「ボクも一緒にいく!」と真の姿になり、飛び上がった。
「わぁ、綺麗だね」
街中の明かりを見ながら、さくらはうっとりしていた。
しっかりと手塚の手を握って。
「どんな景色よりもお前の方が綺麗だ」
「えっ……?」
手塚の言葉に赤くなったその時だった。
さくらのポケットから七大手塚専用カード達が飛び出してきた。
まばゆい光が二人を照らす。
すると二人の手にはきらきらと光を放つ、二つの指輪が舞い降りてきた。
NURTURE(庇護) ― 「心も体も、いつまでも守り続けよう」
FAVOR(加護) ― 「これから先、何があろうと必ず幸運が導くだろう」
EXCLUSIVE(特別)― 「これで、お前たちの絆は誰にも浸せぬ」
PRIVILEGE(特権) ― 「さくら様の秘密に触れうる唯一の資格者―――国ちゃん、お前だけだ」
COURTESY(威厳) ― 「ならばこの夜を、誓いの刻とせよ」
LOYALTY(忠愛) ― 「主よ、さくら様……我らの願いはただ一つ。お二人が決して離れぬこと」
AFFECTION(溺愛) ― 「二人の愛を何度でも結びなおす、永遠の光」
「ゆ、ゆ、ゆゆゆゆ、指輪!?」
さくらは手の中にある、指輪に大パニック。
「結婚指輪みたい……」
そう呟くと、手塚はさくらの指輪を左手薬指にはめる。
そして、そっと指輪に口づけを落とす。
「……っ!」
さくらは赤くなる。
「カードも粋なことするね」
しろちゃんは横で微笑ましそうに見ている。
「さくら、俺の指にもはめてくれ」
「あっ、うん……」
赤くなりながらも、さくらは手塚の指輪を左手薬指にはめた。
手塚同様、さくらも手塚の指輪に口づける。
「国ちゃん、さくら様に祝福を!」
カード達の合図とともに、手塚の口づけが落ちてくる。
さくらはそっと目を閉じ、口づけを受け入れる。
しろちゃんが鐘の音を鳴らすように翼を震わせ、夜空に光の輪が広がった。
二人は指を絡めあいながら、永遠を誓うように星々の間を漂い続けた。
「本当に結婚式みたい……」
「あぁ。いつか、実現させるさ」
「えっ?」
プロポーズにもとれる言葉。
さくらの頬はリンゴのように染まった。
「さくら、お祝いしてくれてありがとう。来年もそのまた来年もずっと祝ってくれるか?」
手塚の言葉にさくらは涙ぐんで、彼の胸へ飛び込んだ。
「もちろんだよ!国ちゃん、お誕生日おめでとう!!」
手塚もまた、さくらの背中へ腕を回した。
「ありがとう、さくら。ずっとそばにいてくれ」
「うん!」
今度はさくらから、手塚に約束の口づけを贈った。
その瞬間、カード達が一斉に煌めき、夜空は明るくプラチナの粉が舞っていたのだった。