願い事は君
ララの隣にいてたいから、オレはギルベルトに徹する。ララの言葉ひとつひとつが、オレの宝物。
「僕は、君のことが、好きです」
「男のひとの丁寧な一人称が僕って変だわ」
「どうして、そんな酷いこと言うの?」
「変って酷いこと? わたししょっちゅう言われてたわ。当たり前のことでしょう」
映画、二人で撮りたいなんて言わなければよかった。ララの本性が出てくる。オレ、映画好きだったから知ってるよ。ファム・ファタールって。なんで、酷いこと言うの? オレ、ララに何かした?
「ねえ、わたしのお気に入りの服、わかる?」
「ララ? ごめんなさい。もうやめよう」
「学、きっとわたし、狂ってるわ。楽しいの。貴方がわたしのことをおひいさんにしてくれるから」
ララがオレを見ずに、オレに伝えたいことを言う。幸せなんてあるわけない。それがウソだったとわかるのが、ララはドキュメンタリーを撮っているつもりって、オレが編集していて、いつ撮ったのかわからないララのオレへの愛してるって言葉を、繰り返し繰り返し見ているとき。
「学、わたしね、学のことだーいすき♡ 学くんが、俳優さんだったから出会えたの。離ればなれのときはつらいけれど、でも、わたし好きよ。学のこと、ずっとあいしてる」
ララが芸能人になれないのを、オレはバカにしてた。嫌い。オレと一緒のところに落ちてくれないララなんて嫌い。
「学? まだ編集しているの?」
「終わったよ。ララ、やろ」
「今日はどっち?」
「いつもララが上でしょ」
「じゃあ、していい?」
やるって言っても、フェラされて終わり。ララがオレでも拒むのが悔しい。
「僕は、君のことが、好きです」
「男のひとの丁寧な一人称が僕って変だわ」
「どうして、そんな酷いこと言うの?」
「変って酷いこと? わたししょっちゅう言われてたわ。当たり前のことでしょう」
映画、二人で撮りたいなんて言わなければよかった。ララの本性が出てくる。オレ、映画好きだったから知ってるよ。ファム・ファタールって。なんで、酷いこと言うの? オレ、ララに何かした?
「ねえ、わたしのお気に入りの服、わかる?」
「ララ? ごめんなさい。もうやめよう」
「学、きっとわたし、狂ってるわ。楽しいの。貴方がわたしのことをおひいさんにしてくれるから」
ララがオレを見ずに、オレに伝えたいことを言う。幸せなんてあるわけない。それがウソだったとわかるのが、ララはドキュメンタリーを撮っているつもりって、オレが編集していて、いつ撮ったのかわからないララのオレへの愛してるって言葉を、繰り返し繰り返し見ているとき。
「学、わたしね、学のことだーいすき♡ 学くんが、俳優さんだったから出会えたの。離ればなれのときはつらいけれど、でも、わたし好きよ。学のこと、ずっとあいしてる」
ララが芸能人になれないのを、オレはバカにしてた。嫌い。オレと一緒のところに落ちてくれないララなんて嫌い。
「学? まだ編集しているの?」
「終わったよ。ララ、やろ」
「今日はどっち?」
「いつもララが上でしょ」
「じゃあ、していい?」
やるって言っても、フェラされて終わり。ララがオレでも拒むのが悔しい。
