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聶藍SSまとめ

「朝が来なければいいのに」

「朝が来なければいいのに」
ぽつり、心地良い温もりに包まれながら。灯りも無く、薄暗いなか。
「ずっと、私だけの貴方で居て欲しいなど」
過ぎた願いでしょうか、最後は微かに。
時が止まればいい、らしくも無く願うのは何故だろうか。緩やかに此方の髪を撫でる、無骨な手。刹那の沈黙、その後に。
「……お前には朝が似合う」
曦臣、と。
普段のそれとは違い。何処か優しくも、悲しくも思える声が聴こえる。
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