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赤いあなた
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場所は体育倉庫裏
『カルマくん…これは…?』
『んー?ああ、壁ドンってやつだね』
赤い髪をした長身の男は軽く言う
ことは10分前に遡る
体育の授業でのことだ。
イリーナ先生が渚に
濃厚無差別ディープキスをした。
気絶するほどの濃厚なキスらしい。
イリーナ先生は言った
『最低でも20hitは出来るようになりなさい』と。
そして何故、私とこの赤い髪をした男ーーー
赤羽カルマがこの場所で、こんな状態に
なっているのか。
『仕方ないじゃん、ビッチ先生が決めたことなんだし』
そう、イリーナ先生は
最低20hitの濃厚キスが出来るようになるまで
下校禁止というのだ。
残念ながら体育担当の烏間先生は
今日は不在だ。
殺せんせーはハワイに飛んでいる。
多分、体育の授業中は戻ってこないだろう。
そして、イリーナ先生からの男女ペア指定で
私とカルマくんが選ばれ
各男女はそれぞれ指定された場所へと
追いやられた。
カルマくんと濃厚キスが出来なければ
今日は帰れないのだ。
でもカルマくんは秀才だ。
イリーナ先生からもキステクランキングでは
4位に指定されているカルマくん。
(先生…いつの間にそんなランキングを…?)
『A、はい、俺にキスして』
この男は余裕な態度をしている。
が、、
『そんなこと言ったって…私、経験ないもん…』
恋人もいたことない私が
急にキスなんて出来るわけがない。
実際、イリーナ先生の濃厚キスを見た時も
恥ずかしくて目を逸らしてしまった。
そして困ることに目の前の彼、カルマくんは
私の想い人だ。
イリーナ先生は多分見抜いていたのだろう。
私の気持ちに…
嬉しいようなありがた迷惑のような。
…でもいかに授業とはいえ
他の女の子とキスはして欲しくないのが
本音である。
『そっかそっかじゃあ俺がファーストキスの相手なんだ』
『カルマくんは…やっぱり経験あるんだよね?』
『あるよー、じゃあ俺がお手本みせてやるよ』
『え!?わっ!ちょっと待って!』
長身をかがめて、近づいてくる
整った顔…
『…大丈夫。じっとしてて。』
低く、掠れる声
その声だけで高鳴る心臓は
どれだけ彼に恋しているのかが分かる
急すぎてどんな顔したらいいのか
わからない。
ああ!もうどうにでもなれ!
ギュッと目を瞑ると
ーーちゅっ。
…触れるだけの優しいキス
『あはは、顔真っ赤!かっわいい〜』
『なっ!?』
『いきなりディープキスされると思った?』
ベーっと舌を出すカルマ君
『まぁ初めてなんだし初めから本番だとキツイっしょ』
『あ…』
カルマくんは素行不良。喧嘩っ早いけれど
相手をしっかりと気遣うことの出来る
優しい面もある。
そこに惚れたのだ。
『…ありがとう、カルマくん』
『別に…じゃあ、Aは何にも考えず、俺が言うことだけに集中して?』
『…わかった。』
ドキドキと心臓がうるさい。
カルマくんには聞こえていないだろうか。
緊張と少しの恐怖心。
イリーナ先生みたいなキスをされたら
どうすればいいのだろうか…
いや、考えるな
カルマくんに任せよう
『A…目、閉じて』
カルマくんに言われるまま目を閉じる
さっきと同じ、触れるだけのキス
『口、少し開けれる?』
ーー少し開けるとカルマ君の舌が入ってくる
『ふっ…んっ』
クチュクチュと重なり合う舌
この舌はどうすればいいのかな…
カルマ君の舌、柔らかくて熱い…
頭がふわふわする
『っ…はぁ…ん』
どれくらい経っただろか。
角度を変えて深くキスをしてくる
カルマくんに身体と頭が追いつかない
ーーーーダメだ、立っていられない…
『…おっと!大丈夫か?』
『ん…カルマ…くん』
『…っ、その顔、やばいね』
『ふぇ…?んんっ!?』
かなりソソると言いながら
再度キスをされる
今のカルマくんは積極的だ
授業はよくサボるのに…
『カル…く…まっ『待たない』
さっきよりも深く、長く、、
もうカルマくんに身を委ねるしか
私には出来なかった。
・
・
・
・
・
『あー…その、ごめんね』
『……』
彼の腕の中でぐったりな私
想像以上にディープキスが凄くて
全身に力が入らない。
腰から力が抜けるような濃厚なキス。
彼は勉強もスポーツも…キスさえも
何をしても完璧だ…
『っていうかお手本でこんなになっちゃって
A実践大丈夫なわけ?』
『カ、カルマくんが…その…上手すぎるからいけないの!』
このテクニックで何人の女の人を
落としてきたのだろうか
『あのさー、今自分がどんな顔してるか分かる?』
『は?』
『顔真っ赤で、目が潤んでて、もっとして欲しそうな顔してる』
『なっ!?』
ほら、もっと赤くなった
と言いながら頬にキスをしてくる彼
彼の顔も心なしか赤い気がするのは
気のせいだろうか
『あーあのさ、俺実はAのこと好きなんだよね』
『え?』
『だーかーら!好きなの!Aが!』
ムスッとしながらも、言い方は優しくて
『わ、私も…好き…です』
カルマくんを見上げると
とても驚いた顔をしたのも束の間
笑顔になりギュッと抱きしめてくれた
『実はさー、体育始まる前にビッチ先生がこのキスの特訓すること言ってたんだよね』
カルマくんが言うには
体育が始まる前に、イリーナ先生と
殺せんせーが話しているところを
聞いてしまったらしく
イリーナ先生に私とペアを組ませて欲しいと
頼んだらしい。
烏間先生の隠し撮り写真を交換条件に…
(イリーナ先生それでいいんだ…)
『じゃあこれで心置きなくキス出来るってわけだよね』
『え、あの…カルマ君?』
そう言いながら悪魔のように笑う
カルマであった。
・
・
・
・
・
後々イリーナ先生から
私は受けのキスが上手いらしく
それはそれで素晴らしいと褒められた。
『A、好きだよ』
『うん、私もカルマくんのこと好き』
そう言って触れるだけのキスをした
学校の帰り道
ーーーENDーーー
『カルマくん…これは…?』
『んー?ああ、壁ドンってやつだね』
赤い髪をした長身の男は軽く言う
ことは10分前に遡る
体育の授業でのことだ。
イリーナ先生が渚に
濃厚無差別ディープキスをした。
気絶するほどの濃厚なキスらしい。
イリーナ先生は言った
『最低でも20hitは出来るようになりなさい』と。
そして何故、私とこの赤い髪をした男ーーー
赤羽カルマがこの場所で、こんな状態に
なっているのか。
『仕方ないじゃん、ビッチ先生が決めたことなんだし』
そう、イリーナ先生は
最低20hitの濃厚キスが出来るようになるまで
下校禁止というのだ。
残念ながら体育担当の烏間先生は
今日は不在だ。
殺せんせーはハワイに飛んでいる。
多分、体育の授業中は戻ってこないだろう。
そして、イリーナ先生からの男女ペア指定で
私とカルマくんが選ばれ
各男女はそれぞれ指定された場所へと
追いやられた。
カルマくんと濃厚キスが出来なければ
今日は帰れないのだ。
でもカルマくんは秀才だ。
イリーナ先生からもキステクランキングでは
4位に指定されているカルマくん。
(先生…いつの間にそんなランキングを…?)
『A、はい、俺にキスして』
この男は余裕な態度をしている。
が、、
『そんなこと言ったって…私、経験ないもん…』
恋人もいたことない私が
急にキスなんて出来るわけがない。
実際、イリーナ先生の濃厚キスを見た時も
恥ずかしくて目を逸らしてしまった。
そして困ることに目の前の彼、カルマくんは
私の想い人だ。
イリーナ先生は多分見抜いていたのだろう。
私の気持ちに…
嬉しいようなありがた迷惑のような。
…でもいかに授業とはいえ
他の女の子とキスはして欲しくないのが
本音である。
『そっかそっかじゃあ俺がファーストキスの相手なんだ』
『カルマくんは…やっぱり経験あるんだよね?』
『あるよー、じゃあ俺がお手本みせてやるよ』
『え!?わっ!ちょっと待って!』
長身をかがめて、近づいてくる
整った顔…
『…大丈夫。じっとしてて。』
低く、掠れる声
その声だけで高鳴る心臓は
どれだけ彼に恋しているのかが分かる
急すぎてどんな顔したらいいのか
わからない。
ああ!もうどうにでもなれ!
ギュッと目を瞑ると
ーーちゅっ。
…触れるだけの優しいキス
『あはは、顔真っ赤!かっわいい〜』
『なっ!?』
『いきなりディープキスされると思った?』
ベーっと舌を出すカルマ君
『まぁ初めてなんだし初めから本番だとキツイっしょ』
『あ…』
カルマくんは素行不良。喧嘩っ早いけれど
相手をしっかりと気遣うことの出来る
優しい面もある。
そこに惚れたのだ。
『…ありがとう、カルマくん』
『別に…じゃあ、Aは何にも考えず、俺が言うことだけに集中して?』
『…わかった。』
ドキドキと心臓がうるさい。
カルマくんには聞こえていないだろうか。
緊張と少しの恐怖心。
イリーナ先生みたいなキスをされたら
どうすればいいのだろうか…
いや、考えるな
カルマくんに任せよう
『A…目、閉じて』
カルマくんに言われるまま目を閉じる
さっきと同じ、触れるだけのキス
『口、少し開けれる?』
ーー少し開けるとカルマ君の舌が入ってくる
『ふっ…んっ』
クチュクチュと重なり合う舌
この舌はどうすればいいのかな…
カルマ君の舌、柔らかくて熱い…
頭がふわふわする
『っ…はぁ…ん』
どれくらい経っただろか。
角度を変えて深くキスをしてくる
カルマくんに身体と頭が追いつかない
ーーーーダメだ、立っていられない…
『…おっと!大丈夫か?』
『ん…カルマ…くん』
『…っ、その顔、やばいね』
『ふぇ…?んんっ!?』
かなりソソると言いながら
再度キスをされる
今のカルマくんは積極的だ
授業はよくサボるのに…
『カル…く…まっ『待たない』
さっきよりも深く、長く、、
もうカルマくんに身を委ねるしか
私には出来なかった。
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『あー…その、ごめんね』
『……』
彼の腕の中でぐったりな私
想像以上にディープキスが凄くて
全身に力が入らない。
腰から力が抜けるような濃厚なキス。
彼は勉強もスポーツも…キスさえも
何をしても完璧だ…
『っていうかお手本でこんなになっちゃって
A実践大丈夫なわけ?』
『カ、カルマくんが…その…上手すぎるからいけないの!』
このテクニックで何人の女の人を
落としてきたのだろうか
『あのさー、今自分がどんな顔してるか分かる?』
『は?』
『顔真っ赤で、目が潤んでて、もっとして欲しそうな顔してる』
『なっ!?』
ほら、もっと赤くなった
と言いながら頬にキスをしてくる彼
彼の顔も心なしか赤い気がするのは
気のせいだろうか
『あーあのさ、俺実はAのこと好きなんだよね』
『え?』
『だーかーら!好きなの!Aが!』
ムスッとしながらも、言い方は優しくて
『わ、私も…好き…です』
カルマくんを見上げると
とても驚いた顔をしたのも束の間
笑顔になりギュッと抱きしめてくれた
『実はさー、体育始まる前にビッチ先生がこのキスの特訓すること言ってたんだよね』
カルマくんが言うには
体育が始まる前に、イリーナ先生と
殺せんせーが話しているところを
聞いてしまったらしく
イリーナ先生に私とペアを組ませて欲しいと
頼んだらしい。
烏間先生の隠し撮り写真を交換条件に…
(イリーナ先生それでいいんだ…)
『じゃあこれで心置きなくキス出来るってわけだよね』
『え、あの…カルマ君?』
そう言いながら悪魔のように笑う
カルマであった。
・
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後々イリーナ先生から
私は受けのキスが上手いらしく
それはそれで素晴らしいと褒められた。
『A、好きだよ』
『うん、私もカルマくんのこと好き』
そう言って触れるだけのキスをした
学校の帰り道
ーーーENDーーー
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