トットランド編
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ブルック視点
途中でペンギンを降ろし、首都であるスイートシティ付近でシャークサブマージ三号を降り、どうやって城へ潜入するかという情報集めの為に街へ向かうと、アイランドで配布されている新聞では元“王下七武海”の一人である『海峡のジンベエ』の音が載っていた。
どうやら彼が傘下として加わっていたのはビッグマムの下だったらしく、新聞の記事に寄れば傘下を抜ける為の『落とし前』にビビって抜ける宣言を撤回したらしい。彼らしからぬ行動に、ブルックとしては記事が事実だとしてもジンベエを信じたい気持ちがあった。
ペドロが気付いた家の中には、南西の海岸へサンジを連れてきてくれる筈だったプリンが居て、どうやらこちらはこちらで取り巻きに捕まって身動きが取れていなかったらしいと判明する。だがそうなるとルフィが見たというサンジの姿はどうなっているのかと思えば、プリンのドレス選びを監視していた丸い胴体の男が兵士に声を掛けられて外へと出てきた。
『タマゴ男爵』というらしいその男へ兵士が報告するところによれば、昨日ショコラタウンへ停泊した段階で、ブルック達の動きは筒抜けだったようである。
「“誘惑の森”に迷い込んだ“麦わら”の四人! ――もう逃げ場はありません。捕らえたも同然」
ルフィ達が捕まったのかと驚いた。
「――しかし、あと三名の行方が知れず」
ルフィ達が捕まったという事実に驚いている暇はなく、今度はブルック達の事を兵士が話し始める。ブルックのソウルキングとしてのイベントポスターと、誰かが描いたのだろうペドロの似顔絵。
そして“ペンギン”の似顔絵だ。
ペンギンの似顔絵に関しては、ゾウへ居た頃の防寒帽姿ではなく、ローに借りた帽子を被って髪を下ろしている姿だった。当たり前と言えば当たり前か。
ペドロが兵士にヒョウのミンクだと間違えられているのをタマゴ男爵がジャガーだと訂正する。更にはペドロの行動に心当たりがあるとまで言っていた。
「――だがこの『女』は分からんな。手配書は無かったのか?」
「はい。生憎この女に該当する手配書はなく、麦わらの一味でもないようで」
「三人で別行動をしているのだろう。とにかくお前たち、ペコムズを捜せ!」
エライ事になってきている。
さっそく手配する為にか去っていく兵士をこっそり見送り、考え込むようにペドロが呟いた。
「あの顔では仕方ないかも知れんが、ペンギンは見事に勘違いされているな」
「そうデスネー。ペンギンさんも苦労なさっていたんでしょう」
何せ防寒帽を被っていた理由が『死告シャイタンに似ている』ではなく『女顔だから』だ。元からシャイタン本人であることを隠す為ではないのである。
途中でペンギンを降ろし、首都であるスイートシティ付近でシャークサブマージ三号を降り、どうやって城へ潜入するかという情報集めの為に街へ向かうと、アイランドで配布されている新聞では元“王下七武海”の一人である『海峡のジンベエ』の音が載っていた。
どうやら彼が傘下として加わっていたのはビッグマムの下だったらしく、新聞の記事に寄れば傘下を抜ける為の『落とし前』にビビって抜ける宣言を撤回したらしい。彼らしからぬ行動に、ブルックとしては記事が事実だとしてもジンベエを信じたい気持ちがあった。
ペドロが気付いた家の中には、南西の海岸へサンジを連れてきてくれる筈だったプリンが居て、どうやらこちらはこちらで取り巻きに捕まって身動きが取れていなかったらしいと判明する。だがそうなるとルフィが見たというサンジの姿はどうなっているのかと思えば、プリンのドレス選びを監視していた丸い胴体の男が兵士に声を掛けられて外へと出てきた。
『タマゴ男爵』というらしいその男へ兵士が報告するところによれば、昨日ショコラタウンへ停泊した段階で、ブルック達の動きは筒抜けだったようである。
「“誘惑の森”に迷い込んだ“麦わら”の四人! ――もう逃げ場はありません。捕らえたも同然」
ルフィ達が捕まったのかと驚いた。
「――しかし、あと三名の行方が知れず」
ルフィ達が捕まったという事実に驚いている暇はなく、今度はブルック達の事を兵士が話し始める。ブルックのソウルキングとしてのイベントポスターと、誰かが描いたのだろうペドロの似顔絵。
そして“ペンギン”の似顔絵だ。
ペンギンの似顔絵に関しては、ゾウへ居た頃の防寒帽姿ではなく、ローに借りた帽子を被って髪を下ろしている姿だった。当たり前と言えば当たり前か。
ペドロが兵士にヒョウのミンクだと間違えられているのをタマゴ男爵がジャガーだと訂正する。更にはペドロの行動に心当たりがあるとまで言っていた。
「――だがこの『女』は分からんな。手配書は無かったのか?」
「はい。生憎この女に該当する手配書はなく、麦わらの一味でもないようで」
「三人で別行動をしているのだろう。とにかくお前たち、ペコムズを捜せ!」
エライ事になってきている。
さっそく手配する為にか去っていく兵士をこっそり見送り、考え込むようにペドロが呟いた。
「あの顔では仕方ないかも知れんが、ペンギンは見事に勘違いされているな」
「そうデスネー。ペンギンさんも苦労なさっていたんでしょう」
何せ防寒帽を被っていた理由が『死告シャイタンに似ている』ではなく『女顔だから』だ。元からシャイタン本人であることを隠す為ではないのである。