空白の二年間編2
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バンダナ視点
七武海となるに当たって、海軍からの召喚状が届けられた。形ばかりではあるのだろうが実際に会って話をしておく場を設けるという事だろう。あとは七武海になりたがった理由を探る為か。
質の良い召喚状を手に文面を眺めている船長を囲んで、問題は『どうやって行くか』だ。
七武海へなることが決まっても、海軍へどんな思惑があるのか分からない現状、船長一人で行かせられる訳が無いというのがクルー全体の意見だった。かといって全員で行くというのも変な話である。
海軍へ舐められず、しかし船長を守れるように。それが理想だ。
なのに。
「一人で行けば充分だろ」
船長はそんな事をいう。
「えー! もうちょっと海軍に示威を示しましょうよ!」
「じゃあお前海軍本部うろつきたいか?」
「嫌です! オレ居残りで良いっす!」
海軍へ舐められたくはないが、海軍本部へ足を踏み入れるのは正直怖い。クルーの多くがそう思っているのも確かで、船長も既にそれを理解していた。
バンダナだって船長と一緒とはいえ化物級の強豪が勢ぞろいする海軍本部なんて、好んで行きたいとは思わない。ジャンバールなど元は天竜人の奴隷なので、それが世界政府の犬である海軍の本拠地へ顔を出すなど、船長が七武海になったとはいえ簡単に出来る事ではなかった。
となると絶対にジャンバールは居残り組へ回される。他のハート内実力者として上がる名前の中にはバンダナの名前もあったが、船の操舵を担当している事もあって連れて行かせるかの賛否は半々だ。
大体、こういった話し合いの結果はいつも同じだというのに、何故いつも繰り返すのだろうと呆れてもしまう。それだけ船長が心配だという意識の現われでもあるのだろうが、そろそろ無駄な時間浪費だとも感じられる訳で。
そのいつもの結果の終着点は、話し合いから少し離れた所で絶対に船長が連れて行かないだろうベポとジャンバールと一緒に休憩していた。
バンダナが話し合いを抜け出してそちらへ邪魔をすれば、ベポの手先の練習かジグソーパズルをしていたらしいペンギンが顔を上げる。
「話し合いは終ったんですか?」
「いやさあ。普通副船長が率先して話すもんじゃないのかい?」
「俺は船長の決定に従うだけですしぃ? それにちゃんと聞いてはいますよ」
「ペンギンは海軍本部へ行くのは嫌じゃないのか?」
ピースを摘んだジャンバールに言われて、持っていたピースを嵌めたペンギンが首を傾げた。
「会いたくねぇ奴は何人か居るけど、声を聞かれなけりゃ俺だってバレるとは思えねぇからなぁ。後は戦闘になったりしなけりゃ」
「ペンギン海軍に知り合い居るの?」
「うーん。親しいかって言われたら話は別だけどコングとかぁ?」
七武海となるに当たって、海軍からの召喚状が届けられた。形ばかりではあるのだろうが実際に会って話をしておく場を設けるという事だろう。あとは七武海になりたがった理由を探る為か。
質の良い召喚状を手に文面を眺めている船長を囲んで、問題は『どうやって行くか』だ。
七武海へなることが決まっても、海軍へどんな思惑があるのか分からない現状、船長一人で行かせられる訳が無いというのがクルー全体の意見だった。かといって全員で行くというのも変な話である。
海軍へ舐められず、しかし船長を守れるように。それが理想だ。
なのに。
「一人で行けば充分だろ」
船長はそんな事をいう。
「えー! もうちょっと海軍に示威を示しましょうよ!」
「じゃあお前海軍本部うろつきたいか?」
「嫌です! オレ居残りで良いっす!」
海軍へ舐められたくはないが、海軍本部へ足を踏み入れるのは正直怖い。クルーの多くがそう思っているのも確かで、船長も既にそれを理解していた。
バンダナだって船長と一緒とはいえ化物級の強豪が勢ぞろいする海軍本部なんて、好んで行きたいとは思わない。ジャンバールなど元は天竜人の奴隷なので、それが世界政府の犬である海軍の本拠地へ顔を出すなど、船長が七武海になったとはいえ簡単に出来る事ではなかった。
となると絶対にジャンバールは居残り組へ回される。他のハート内実力者として上がる名前の中にはバンダナの名前もあったが、船の操舵を担当している事もあって連れて行かせるかの賛否は半々だ。
大体、こういった話し合いの結果はいつも同じだというのに、何故いつも繰り返すのだろうと呆れてもしまう。それだけ船長が心配だという意識の現われでもあるのだろうが、そろそろ無駄な時間浪費だとも感じられる訳で。
そのいつもの結果の終着点は、話し合いから少し離れた所で絶対に船長が連れて行かないだろうベポとジャンバールと一緒に休憩していた。
バンダナが話し合いを抜け出してそちらへ邪魔をすれば、ベポの手先の練習かジグソーパズルをしていたらしいペンギンが顔を上げる。
「話し合いは終ったんですか?」
「いやさあ。普通副船長が率先して話すもんじゃないのかい?」
「俺は船長の決定に従うだけですしぃ? それにちゃんと聞いてはいますよ」
「ペンギンは海軍本部へ行くのは嫌じゃないのか?」
ピースを摘んだジャンバールに言われて、持っていたピースを嵌めたペンギンが首を傾げた。
「会いたくねぇ奴は何人か居るけど、声を聞かれなけりゃ俺だってバレるとは思えねぇからなぁ。後は戦闘になったりしなけりゃ」
「ペンギン海軍に知り合い居るの?」
「うーん。親しいかって言われたら話は別だけどコングとかぁ?」