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久尾津シオンの朝は早い。
特にsssが対天使のオペレーションを行った翌日は大変だ。前日に仲間たちの使った武器の状態や、弾薬残数のチェックなど……。とにかく戦線メンバーが次の作戦に何の不安もなく取り掛かれるようにすることが彼女の仕事であった。
そういう訳で久尾津は朝から武器庫や寮や……あちこちを忙しそうに走り回っていた。破損した武器は存外少なかったようで、ギルドに新しいものを取りに行くまでもなく。
つまりクリーニングをして弾薬補充のみで事足りるということだ。久尾津にとっては忙しい事態である。
「久尾津さん、具合はどう?」
そう彼女に声をかけたのは戦線のリーダー・ゆりだ。あくまで手元の銃に視線を落としたまま、久尾津はのほほんと答える。
「新しい銃に取り替えなくて大丈夫だよー。
こうして綺麗にして、弾を補充すれば十分!……全員分そうだったから少しだけ時間かかっちゃうけど……今日一日貰えれば間に合わせるよ」
「そう……わかったわ、ありがとう。他のみんなに伝えておくわ。
それから、朝ごはんに行かない?そろそろ食堂も混み始めるわよ」
「もうそんな時間なの?教えてくれてありがとう!!もう少しで終わるから先に行ってて、ゆりっぺ」
「…それじゃあお言葉に甘えて…、先に行くわ。朝早くからありがとう、久尾津さん」
ゆりは優しく微笑み、その場を後にする。さらっと労いの言葉も入れてくれた事に久尾津は嬉しくなりつつ、さらに手を動かした。
特にsssが対天使のオペレーションを行った翌日は大変だ。前日に仲間たちの使った武器の状態や、弾薬残数のチェックなど……。とにかく戦線メンバーが次の作戦に何の不安もなく取り掛かれるようにすることが彼女の仕事であった。
そういう訳で久尾津は朝から武器庫や寮や……あちこちを忙しそうに走り回っていた。破損した武器は存外少なかったようで、ギルドに新しいものを取りに行くまでもなく。
つまりクリーニングをして弾薬補充のみで事足りるということだ。久尾津にとっては忙しい事態である。
「久尾津さん、具合はどう?」
そう彼女に声をかけたのは戦線のリーダー・ゆりだ。あくまで手元の銃に視線を落としたまま、久尾津はのほほんと答える。
「新しい銃に取り替えなくて大丈夫だよー。
こうして綺麗にして、弾を補充すれば十分!……全員分そうだったから少しだけ時間かかっちゃうけど……今日一日貰えれば間に合わせるよ」
「そう……わかったわ、ありがとう。他のみんなに伝えておくわ。
それから、朝ごはんに行かない?そろそろ食堂も混み始めるわよ」
「もうそんな時間なの?教えてくれてありがとう!!もう少しで終わるから先に行ってて、ゆりっぺ」
「…それじゃあお言葉に甘えて…、先に行くわ。朝早くからありがとう、久尾津さん」
ゆりは優しく微笑み、その場を後にする。さらっと労いの言葉も入れてくれた事に久尾津は嬉しくなりつつ、さらに手を動かした。