BLEACH
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「紬ー、お茶飲むか?」
「あ、うん。のむー」
彼女はこたつに入り、天板に頬をつけてだらっとしている。
うとうと微睡んでいて、時折眠気の混ざった声を漏らしている様子は、まるで猫のようだ。
彼女のためにお茶を淹れるため立ち上がり台所へ向かう。湯呑みを取り出し、茶を淹れる準備を始めた。
やかんから湯気がゆらゆら揺れるのを眺めていると、背後に気配を感じた。
視線を少し動かしてそちらを見ると、彼女がこちらに近づいてきているようだった。
「紬?何かあったか?」
「んー?いやちょっとね……」
一旦言葉を切ると、スススと静かに距離を詰めてきた。
何するつもりなんだと振り返る前に、ぴとりと背中に張り付かれる感触があった。
そしてそのまま、ぎゅーっと抱きつかれる。わざわざ追いかけてきてくっついてくるなんて……と少し感動してしまった。
「お湯が沸くまでちょっと待っててな?」
「んー……」
返事なのか、くぐもった声を吐き出してそのまま抱きついている。可愛い。
「ねーねー、ちょっと触ってもいい?」
しばらくそうやってひっつかれていると、突然そんなお願いをされた。
「は?触る?」
思わず疑問形で返すと、えへへと照れ笑いでごまかされた。
確実にろくでもない理由のような気がするが、笑顔が可愛いから敢えて何も言わないことにした。
「まぁ別にいいけど……どこ触りたいんだ?」
「いろいろー」
返事の後、ガシッと腰を掴んで、そのまま腰回りやウエストを撫でる様に触ってきた。
「おおー……やっぱり細……細身だとは思ってたけどここまでとは……」
「あのー、紬さん?」
「んー?」
返事しながらも、俺の腰回りをペタペタと触っては、感嘆の声をあげている。
……これは一体どういう状態なんだろうか。
ぺたぺたと柔い力で形を確かめる様に撫でられたり掴まれたりするのは非常にくすぐったい。
むず痒いようで心地良いような妙な気分になってしまう。
こんな事されているのに全く嫌悪感を抱かないのは、相手が彼女だからなのか……はたまた単に経験が足りないのか……一体どっちなんだろうなと思ったところで考える事を放棄した。
「……これさぁ、やっぱりセクハラになるのかな」
しばらく触り倒したあと、急に彼女がそんなことをぽつりと呟いた。
自分からしているくせに困った顔をされてもどう返せばいいのか分からないのだが。
「いや、まあ……セクハラと言えばセクハラな気もするが……」
「でも同意の上ならギリギリスキンシップの範疇だよね、ね?」
ぐいぐいと押してくる彼女に、俺は思わずたじろいだ。
あと話が長くなりそうなのでお湯を沸かしていたコンロの火を消しておいた。
「いや、でもなぁ……。俺は紬に触られるのは嫌じゃないから構わないけど、他の奴にこんな事したら問題になる気がするぞ」
そう伝えると、彼女は少しムッとした表情になり口を尖らせる。
「こんなこと檜佐木くん以外にしないし」
拗ねたように呟くと、そのままぎゅっと抱き着かれる。彼女の体温がじんわりと伝わってきて心地良い。
「……すき」
「俺も」
胸に顔を押し付けている為に、くぐもった声ではっきり聞き取れなかったが、彼女が発した言葉を即座に肯定する。
それが嬉しかったのか、もう一度同じ言葉を繰り替えされる。
そのまま無言でお互い抱き締め合っていたのだが、しばらくして彼女がもぞもぞと動いたと思えば、尻を鷲掴まれた。
「お、檜佐木くんお尻ちっちゃいね」
「おい」
俺のツッコミを無視してそのまま揉みしだいてくる。
服越しだから別にいいが、いかんせん手つきが怪しい。
いやらしく撫でられているような動きでむず痒いような感覚に襲われて背筋が伸びてしまう。
「いやぁ、細いなぁー……」
「あのなぁ……なんで俺の尻撫でてんの……?」
気になっていたことを口にすれば、彼女はキョトンとした顔を見せた後、首をかしげながら俺の腰に抱き着き直してきた。そのまま自分の頬をすりすりと寄せてくる。
まるで猫のような仕草で可愛らしいが、やっていることはセクハラだ。
「いや……檜佐木くん細いからさぁ、ちょっと興味本位で」
「興味本位でセクハラすんな!?」
思わずツッコミを入れてしまう。しかし彼女は気にした様子もなく、俺の腰回りをさわさわと撫でている。
「だってさぁ、檜佐木くん細いのにちゃんと筋肉ついてるからなんかこう……いいよね」
いいよね、と言われても困るのだが。でも彼女に褒められているのだと思うと満更でもない自分がいるのも事実だ。
「いやまぁ、褒められるのは嬉しいけどさ……」
そう言って複雑な気持ちを抱えながらも彼女の行動を容認してしまう自分はつくづく甘いなと思う。
というか完全にセクハラなのに抵抗しない俺にも非があるのだろうか。
これが惚れた弱みというやつなのか?いやでも普通セクハラされてたら抵抗するよな?うん、そうだよな?などと脳内会議を開きかけた時、彼女が唐突に顔を上げた。
何事かと思い彼女の顔を見ると、何故か満面の笑みを浮かべていた。可愛い。ではなくてだな、どうした急に。
「檜佐木くんがあれこれ悩んで1人でわたわたしてるとこ可愛くて好きだなーって」
なんて笑う彼女に思わず脱力してしまった。
なんだこの小悪魔的な感じは。天然なのか計算高いのか未だによく分からない時があるが、多分どちらも入っているんだろう。
「はぁ……」
溜息が出た。
こういうやり取りをしている時の紬は何というか無邪気過ぎるというか悪意がないというかとにかくタチが悪い。
振り回されることに慣れてしまった自分も自分だが。
「ため息つくと幸せ逃げちゃうよ」
心配そうな顔をしたあとよしよしと頭を撫でられる。
俺が呆れている原因の一端を担っているのはお前なんだが。
「誰のせいだと思ってんだよ……」とぼやくように言えば、「わたしのせい」と返ってくる。確信犯かよ。
「檜佐木くんの幸せが逃げてもその分私が幸せにするね」
「はいはいありがとう」
適当な返事を返しつつ、頭を撫でる手を止めさせる。その代わりに指を絡めるようにして手を繋いだ。
いわゆる恋人繋ぎってやつだ。そのままギュッと握り込むと、彼女も応えるように力を込めてきた。
「なんか呆れた顔してない?」
「誰かさんが変な事を言ってくるからな」
軽口を叩き合いつつも、結局湯が沸くまでの間こうやって手を握り合ったまま過ごしたのだった。
「あ、うん。のむー」
彼女はこたつに入り、天板に頬をつけてだらっとしている。
うとうと微睡んでいて、時折眠気の混ざった声を漏らしている様子は、まるで猫のようだ。
彼女のためにお茶を淹れるため立ち上がり台所へ向かう。湯呑みを取り出し、茶を淹れる準備を始めた。
やかんから湯気がゆらゆら揺れるのを眺めていると、背後に気配を感じた。
視線を少し動かしてそちらを見ると、彼女がこちらに近づいてきているようだった。
「紬?何かあったか?」
「んー?いやちょっとね……」
一旦言葉を切ると、スススと静かに距離を詰めてきた。
何するつもりなんだと振り返る前に、ぴとりと背中に張り付かれる感触があった。
そしてそのまま、ぎゅーっと抱きつかれる。わざわざ追いかけてきてくっついてくるなんて……と少し感動してしまった。
「お湯が沸くまでちょっと待っててな?」
「んー……」
返事なのか、くぐもった声を吐き出してそのまま抱きついている。可愛い。
「ねーねー、ちょっと触ってもいい?」
しばらくそうやってひっつかれていると、突然そんなお願いをされた。
「は?触る?」
思わず疑問形で返すと、えへへと照れ笑いでごまかされた。
確実にろくでもない理由のような気がするが、笑顔が可愛いから敢えて何も言わないことにした。
「まぁ別にいいけど……どこ触りたいんだ?」
「いろいろー」
返事の後、ガシッと腰を掴んで、そのまま腰回りやウエストを撫でる様に触ってきた。
「おおー……やっぱり細……細身だとは思ってたけどここまでとは……」
「あのー、紬さん?」
「んー?」
返事しながらも、俺の腰回りをペタペタと触っては、感嘆の声をあげている。
……これは一体どういう状態なんだろうか。
ぺたぺたと柔い力で形を確かめる様に撫でられたり掴まれたりするのは非常にくすぐったい。
むず痒いようで心地良いような妙な気分になってしまう。
こんな事されているのに全く嫌悪感を抱かないのは、相手が彼女だからなのか……はたまた単に経験が足りないのか……一体どっちなんだろうなと思ったところで考える事を放棄した。
「……これさぁ、やっぱりセクハラになるのかな」
しばらく触り倒したあと、急に彼女がそんなことをぽつりと呟いた。
自分からしているくせに困った顔をされてもどう返せばいいのか分からないのだが。
「いや、まあ……セクハラと言えばセクハラな気もするが……」
「でも同意の上ならギリギリスキンシップの範疇だよね、ね?」
ぐいぐいと押してくる彼女に、俺は思わずたじろいだ。
あと話が長くなりそうなのでお湯を沸かしていたコンロの火を消しておいた。
「いや、でもなぁ……。俺は紬に触られるのは嫌じゃないから構わないけど、他の奴にこんな事したら問題になる気がするぞ」
そう伝えると、彼女は少しムッとした表情になり口を尖らせる。
「こんなこと檜佐木くん以外にしないし」
拗ねたように呟くと、そのままぎゅっと抱き着かれる。彼女の体温がじんわりと伝わってきて心地良い。
「……すき」
「俺も」
胸に顔を押し付けている為に、くぐもった声ではっきり聞き取れなかったが、彼女が発した言葉を即座に肯定する。
それが嬉しかったのか、もう一度同じ言葉を繰り替えされる。
そのまま無言でお互い抱き締め合っていたのだが、しばらくして彼女がもぞもぞと動いたと思えば、尻を鷲掴まれた。
「お、檜佐木くんお尻ちっちゃいね」
「おい」
俺のツッコミを無視してそのまま揉みしだいてくる。
服越しだから別にいいが、いかんせん手つきが怪しい。
いやらしく撫でられているような動きでむず痒いような感覚に襲われて背筋が伸びてしまう。
「いやぁ、細いなぁー……」
「あのなぁ……なんで俺の尻撫でてんの……?」
気になっていたことを口にすれば、彼女はキョトンとした顔を見せた後、首をかしげながら俺の腰に抱き着き直してきた。そのまま自分の頬をすりすりと寄せてくる。
まるで猫のような仕草で可愛らしいが、やっていることはセクハラだ。
「いや……檜佐木くん細いからさぁ、ちょっと興味本位で」
「興味本位でセクハラすんな!?」
思わずツッコミを入れてしまう。しかし彼女は気にした様子もなく、俺の腰回りをさわさわと撫でている。
「だってさぁ、檜佐木くん細いのにちゃんと筋肉ついてるからなんかこう……いいよね」
いいよね、と言われても困るのだが。でも彼女に褒められているのだと思うと満更でもない自分がいるのも事実だ。
「いやまぁ、褒められるのは嬉しいけどさ……」
そう言って複雑な気持ちを抱えながらも彼女の行動を容認してしまう自分はつくづく甘いなと思う。
というか完全にセクハラなのに抵抗しない俺にも非があるのだろうか。
これが惚れた弱みというやつなのか?いやでも普通セクハラされてたら抵抗するよな?うん、そうだよな?などと脳内会議を開きかけた時、彼女が唐突に顔を上げた。
何事かと思い彼女の顔を見ると、何故か満面の笑みを浮かべていた。可愛い。ではなくてだな、どうした急に。
「檜佐木くんがあれこれ悩んで1人でわたわたしてるとこ可愛くて好きだなーって」
なんて笑う彼女に思わず脱力してしまった。
なんだこの小悪魔的な感じは。天然なのか計算高いのか未だによく分からない時があるが、多分どちらも入っているんだろう。
「はぁ……」
溜息が出た。
こういうやり取りをしている時の紬は何というか無邪気過ぎるというか悪意がないというかとにかくタチが悪い。
振り回されることに慣れてしまった自分も自分だが。
「ため息つくと幸せ逃げちゃうよ」
心配そうな顔をしたあとよしよしと頭を撫でられる。
俺が呆れている原因の一端を担っているのはお前なんだが。
「誰のせいだと思ってんだよ……」とぼやくように言えば、「わたしのせい」と返ってくる。確信犯かよ。
「檜佐木くんの幸せが逃げてもその分私が幸せにするね」
「はいはいありがとう」
適当な返事を返しつつ、頭を撫でる手を止めさせる。その代わりに指を絡めるようにして手を繋いだ。
いわゆる恋人繋ぎってやつだ。そのままギュッと握り込むと、彼女も応えるように力を込めてきた。
「なんか呆れた顔してない?」
「誰かさんが変な事を言ってくるからな」
軽口を叩き合いつつも、結局湯が沸くまでの間こうやって手を握り合ったまま過ごしたのだった。
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