東城会直系錦山組組長 錦山彰


今日は、本部で仕事があるから朝から本部に来た
桐生のとこにでも顔出すか…

会長室のドアを開けると、桐生と真島さん…と女…女？
また桐生がお持ち帰りしたのか？

話を聞いてみるとどうやら違うらしい
よく見りゃ可愛いじゃん
名前は【久美】ちゃん
へぇ～面白くなりそうだな

久美ちゃんが、桐生と昼飯を食いに行ったらしい
俺も今度誘おうかな〜
ちょっと様子でも見に行くか

久美ちゃんがいる応接室をノックする

『はい』
「錦山だけど、今いいか？」
『あ、はい、どうぞ』

入ると久美ちゃんは、ソファに座って
スマホをいじってる

「何してんだ？」
『いや、なんか手がかりがないかと思ってググってました』
「ハハハッなんてググるんだよ」
『えっと、階段落ちる 違う世界…とかですかね』
「ククッ…んでなんて出てくるんだ？」
『参考になるものはちっとも…でも小説とかではよくありますよね』
「まぁな〜でも本当に起きるなんてな」
『私も階段から落ちて転生なんて…なんか夢みたいです』
「んでも、それでなんで俺達の事知ってんだ？元々はこの世界にいたわけじゃないなら」
『あ、えっと…元の世界でも皆さん有名ですから』
「えー！？世界線を跨いで！？」
『ま、まあ…そうですね。でも、皆さんとっても素敵ですもん』

へぇ～可愛く笑うな
エクボがいいな