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20、今からずっと
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そして、助け出されたとき以来の本部へ
「よう!久美!」
『あ、桐生さん!』
「元気か?」
『はい!モリモリですよ』
「良かったな」
『この度は、本当にありがとうございました!』
「久美を助けるなんて、当たり前のことだ」
「ヒッヒッヒ桐生ちゃん、一番張り切っとたな」
『え?そうなんですか?』
「そりゃ…お、お前…」
「まーだ、諦めとらんぞこの男」
「な、何言ってんだ!」
『桐生さん…』
「お、俺はその…」
「久美ちゃん!」
『あ、錦山さん!』
「はぁ…本当に無事で良かったよ」
『錦山さんも、ありがとうございました!』
「久美ちゃんの笑顔のためならなんてことないぜ」
『ま、またぁ…』
「おい!錦!久美の笑顔は俺だって守るぞ」
「久美!」
『あ、大吾さんと峯さん!』
「無事で何よりです」
『大吾さんも峯さんもお世話になりました!』
「今回は峯が頑張ってくれたからな」
『え?そうなんですか?』
「私は…その四代目の命令に従っただけです」
「峯、照れるなよ!」
「な、何を!」
「峯はのぅ、私財なげうっても久美のこと救けてくれよったんやで?」
『そんな…』
「金なんて…また稼げばいいんです、でも…久美さんは…久美さんの代わりは居ないですから…」
『峯さん…いつの間に?』
「ちょ、待てや!久美はワシのもんやぞ!」
「ああ、今のところはそうでしょう」
「あん?」
「これからどうなるかわからないですけどね」
「おん?ええ度胸やなぁ〜いっちょやったるか?あん?」
『ちょっと!なんで喧嘩になるんですか!』
「久美やないか」
『あ、冴島さん!ちょっと真島さん止めて下さーい』
「あ?なんや兄弟」
「峯が宣戦布告してきおったから受けてただけや」
「ちょっと待て、それなら俺も参戦する」
「ああ!なら俺も!」
「俺も負けないですよ!」
「んなら、良うわからんがワシもやっとくかの」
『ちょ、ちょっと皆さん!何を言ってるんですかー!』
「エエでぇー!まとめてかかってこいやぁー!」
何故…こうなる…
東城会のひろーい庭で
屈強な男たちが楽しそうに喧嘩してる
ああ…痛そう
なのにみんな笑顔
この人たちはほんとっ
どうしょうもないなぁ
そんな事を思いながら
その光景を見つめる私も
知らず知らずに笑顔になってた
「久美〜!愛しとるでぇ〜!」
私は、きっとコレからも笑顔でいられる
あなたの側だから
あなたがいるから青い空がもっと青く見えて、あなたがいるから風がこんなに心地よくて、あなたがいるから私は笑顔でいられるの
今日からもずっとずっと
あなたのそばで…
end
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