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18,奪還へ
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大吾と峯の調査によって
大方の予想が出来た
兄さんやみんなを集めて久美の奪還計画を練る
「ほな、なんや。久美は俺らのためにあないなことになったんか?」
「恐らくそうだ、俺や兄さん他幹部の暗殺計画があったらしい」
「で、沼田に雇われた殺し屋の娘が久美だと…」
「兄弟、どないするんや」
「んなもん簡単や、沼田やろ元凶は、アイツやりゃ久美は自由や」
「でも、殺し屋の娘って…」
「何屋だろうが関係あらへん、お前らだって久美がどんな境遇だろうと気にせんやろ?」
「確かにな」
「やる事は決まっとる、沼田ぶっ飛ばして久美を連れて帰る、それだけや」
「でも、近江に手を出したら戦争にもなりかねんぞ」
「俺達への殺しの依頼の証拠でもあればな…」
「んなら久美の父親に話聞いてみるか」
東城会の幹部達がこれだけ一気に動くと不味いので、先ずは峯が沼田に近づく事になった
父親の方は、兄弟とワシで行ってみる
ワシ一人でも平気や言ったが、もしもそこで向こうが手を出してきた時のためやと
相手は殺しのプロ、念の為っちゅうことや
「私は、金で奴を釣ってみます」
「近江の若頭になるくらいやから、油断は禁物やで、せっかくあんな思いをしてまで…久美は俺達の命を救ってくれたんや、絶対に全員無事でアイツに会わなアカンねん」
さすが沼田は汚いことを考えるだけあって
峯の金に目が眩んどるようや
どこまでも胸糞悪い奴やで
そのまま峯には計画を続行させ、懐に入らせる
「久美さんにも会いましたよ」
「どやった?」
「私を見て驚いてましたけど…助けを求めてきたりも特にありませんでしたね」
「それが出来ない状況やからな、俺らが殺されると思っとるんやから、ったく…そない簡単にやられるかっちゅうねん」