16、嘘の仮面
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久美が
消えた
何も言わず
「どういうことやねん!」
「それが、バイトの途中で居なくなったらしい」
「で、手がかりも無いんか」
「ああ」
「クソッ!」
なんでや…
約束したのに
離れとうないって
言ったやんか…
なんでや…
「兄さん、最後に会ったときなんにも変なとこなかったのか?」
「何もあらへん」
「アイツは…久美は…俺と離れたくないって言ったんや…」
「なのに…なんでや…」
忽然と姿を消した久美は
すぐに俺らの前に現れることになる
それは、絶望と嘘と憎しみの再会だった