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12、動き出す
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東城会本部のすぐ近くに、1台の車
中の人間が見つめていたのは
今、中に入って行った女
「間違えないか?」
「はい」
そして、車は闇の中へ消えて行った
今日はバイトはお休みなんだけど、やることないなぁ…
神室町行きたいけど…大吾さん行くかな
本部の中を歩き回ってみる
誰かに会わないかな…
『あ!錦山さん!』
「おう!」
「今日は休みか?」
『はい、でもなんにもすることないんで、神室町でも行こうかと』
「なんだそっか、なら一緒に行くか」
『えー!行くんですか?神室町』
「ああ、今から組に帰るとこ」
『やった!』
ガッツポーズ!
「もう行けるのか?」
『はい!』
「外に車待たせてるから」
『はーい!』
錦山組の車に乗って神室町へ
「どこ行こうと思ってたんだ?」
『あ、セレナに行こうかな〜って』
「なんだ、なら俺も行こうかな」
『行きましょ行きましょ!』
「奢ってやるよ」
『イエーイ!』
そして、セレナへ到着
カランカラン
『こんばんは』
「あら、久美ちゃん」
「久美やないか」
「おう、久美」
『あ!冴島さんと大吾さん』
「なーんだ二人きりになるにはセレナは向かないな」
「錦山さん、抜け駆けは駄目ですよ」
「何言ってんだ、抜け駆けしなきゃ手にはいらねぇよ」
「せやな、遠慮なんかしとる暇ないで」
「ま、マジかよ…」
いやいや、そんな皆さんで攻めて来られたら
私が保ちません!
『ま、まぁ…飲みましょ』
「久美は?ビールか?」
『はい!』
みんなでお疲れさんと乾杯!
「桐生の奴が、ホントに久美ちゃんが出ていっちゃうって落ち込んでよ〜」
「でも、そのうち一人暮らしすんだろ?」
『ですね〜』
『まだ、お金貯めてるんです。だから、もっと先になるかも』
「まあ、俺達に取ってはそっちのほうがいいけどな、桐生はいつも側に久美が居るようなもんだから寂しいんだろ」
『居てもなんの役にも立ってませんけどね』
「んな事ないぜ、桐生がちゃんと仕事する」
『アハハハ!めっちゃ役に立ってた!』
「ワシ等も本部に呼ばれても嫌やなくなったわ」
『わぉ!私凄い!』
「一人暮らししたら、遊びに行くわ」
『是非是非!』
「アカンやろ、おなごの部屋に男入れたら」
『もう、冴島さん、お父さんみたい!』
「お父さんは、嫌やな」
『冴島さんなら、歓迎しまーす』
「あ?なんでや」
『変なことして来なそうだから!』
「なんや、男として見られてないみたいやな」
『え?』
「ワシかて、押し倒すぞ!」
『キャー!』
『アハハハ!やだもう!』