本部でお世話になってたけど、やっぱり部屋を探さないと不味いよなぁ…
桐生さんに相談してみよう

会長室へ向かう
途中で、冴島さんに会った

「おう、久美｣
「あー！冴島さん！」

デッカーい！
思わず飛びついちゃった

「お、おい！どうしたんや」
『あ、すいません！つい…へへ』
「おなごが、そんなことしたらアカンで」
『はーい』
「何やっとったんや？」
『あ、そうそう、桐生さんの所に行こうと思って。部屋を探すのにどうしたら良いかなと』
「なんや、ここ出ていくんか？」
『うーん、いつまでもお世話になるのも悪いなぁと』
「そうなんか、そりゃ寂しくなるわ」
『遊びに来てください！なんて、まだ探してもいないけど…あは』
「せやな、フフ」

冴島さんも、桐生さんに用事だというから
一緒に行くことに

コンコン

「誰だ」
『私と冴島さんでーす』
「は？あ、入れ」

桐生さんが、真面目にお仕事してた
フフッ

「二人でどうした」
『あ、いえ、別々の用事です。そこで会ったので』
『冴島さん、お先にどうぞ。お仕事でしょうし』
「おお、悪いな」

そして、私はソファで寛ぐ
桐生さんが頂き物のチョコを出してくれた
子供扱いだなぁ
なんて思ったけど、チョコ大好きだしいっか

チョコを嗜んでいると、冴島さんも座ってきた

『あ、ほわりまひた？』
モゴモゴしながら喋る
「おお、終わったで」
んでは…