ど、どこココ…
え？ちょっと待って、落ち着け…
階段を昇ってたよね？
んで、踏み外して、落ちる！と思ったら
ココ…

でも、さっきから気になるものが…
部屋の奥の席の後ろの…所謂代紋ってやつ？
え…なんか見たことあるような…
まさかね！まさかそんな事あるわけ無いんだけども…階段はどこへ？
後、買い物した物もないし…せっかく帰ってビールとツマミで疲れた心と身体を癒そうと思ってたのに！

そんな事を考えてると開くドア

「…」
『…』

あ、え！？…桐生さん…だ
いやちょっと待って！
なんで？え？動いてる！喋ってる！
って…なんか焦って出て行っちゃった

これは…もう一つしか考えられないんだけど…
階段を昇っていて…落ちかけて…この世界に？
こんなベタな展開！転生ってやつ？
え、待って
桐生さんがいるという事は…
真島さんとか、その他の方も？

はぁ…どうしよう
だって、お金も持ってないし
この世界の詳しいことそんなにわからないし！

とりあえず…待ってよう

暫くすると
桐生さんが真島さんを連れてきた

あ…真島さん…
桐生さんもだけど真島さんもデッカいな
私のいた世界でもそんなにいないデカさが二人揃うと凄い威圧感
でも、不思議と怖くない
より、なんか嬉しい！
そして、適応能力が凄い！こんな変な女が突然現れたことにも動揺してない…

そうすると次に錦山さんが来た！
わぁ…イケメンだぁ
本当にココは龍が如くなんだ…
錦山さんは、暗黒じゃないんだな、良かった！

そしてそして、冴島さんも来た！
わぁ…デッカい！
そして、真島さんと「兄弟」って呼び合うのなんか感動しちゃうぅ…