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二十六章 ケンカ
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組の車を呼んで
家に帰る
いつもより怪我をしてる俺を見て、西田がギョッとした顔をした
鍵を開けて中に入ると明かりもついてない
まさか帰ってきてないのか?
一人で帰ったから何かあったんじゃないか
とりあえず、リビングの電気をつけて
寝室を見に行く
ベッドに膨らみがあった
ホッとしてキッチンに行き冷蔵庫からミネラルウォーターを取って一気に飲み干した
不貞腐れて寝とるんか…
俺も大人げなかったな
桐生ちゃんの気持ちあそこまでとは思わなかったわ
何やっとん俺…
何がしたいん?
なんや自分でもようわからん
ベッドに行ってその膨らみの横に腰掛ける
「久美…」
『…』
「怒っとるんか?」
『…』
「怒鳴って…スマン…」
膨らみの中から、マメが出てきた
俺の膝の上に乗って何かを訴えるように
俺の顔をただ見つめてる
マメにも抗議されとるみたいや
「桐生ちゃんは、俺が認めた男や、だからこそ一番のライバルなんや」
「カッコエエやろ?アイツ」
「信頼してるから桐生ちゃんに久美のこと任せたりもしとった」
「そのくせヤキモチ…も妬いとったわ」
「アホやな…俺」
「エエ歳こいて」
「呆れたやろ?愛想尽きたか?」
マメのことを撫でながら
久美へ話しかけた
モゾモゾっとその膨らみが動く
『私は、誰よりも真島さんの事が好きです!』
布団に潜ったままで聞こえる久美の声は
少し震えとる気がした
「スマン」
『どうして信じてくれないんですか』
「信じとるよ」
『嘘!』
「嘘やないって」
『こんなに好きなのに…』
『これ以上…どうすればいいの』
俺は布団をめくって久美の事を抱きしめる
膝の上からマメが飛び退く
カタカタと震えながら初めて見るくらい
泣いとった
「もう疑ったりせん、絶対や」
『ッヒッック…』
「泣かんといてや」
『誰よりッも…ヒッ…ッ一番ッ…んッ…好きなのにぃ!』
久美が、しゃくりあげながら抱きついてきた
背中をポンポンとしながら
「わかっとるよ、俺も誰よりも久美のことが好きやで?」
『んッ…ヒッ…ッ』
「ごめんやで、な?」
少し身体を離して真っ赤に腫らした目で
俺の事を見る
『怪我…してる…ッ…』
「なんてことないわ」
『もう!』
「ごめんって」
また俺に抱きつく久美が
可愛いて可愛いて…
抱きたくなったけど…今日はやめとこう
俺は、久美のことは
大切に大切にしたいんや
己の欲やら嫉妬をぶつけたりはもうしとうない
「泣かせてしもうたな、ホンマ俺アホやな」
『ヤキモチ…』
「ん?」
『ヤキモチ…妬いてたの?』
「せやな」
『フフッ』
「コラ、笑うなや、泣いたカラスがもう笑ったやん」
『真島さんみたいな、…カッコよくて何でも持ってて…いつも飄々としてる人でも、ヤキモチで…どうにもならなくなる感情…あるんだ』
「お前、俺の事なんやと思うとるん?、ただの男やで」
「惚れとる女誰にも取られとうないやろ」
『ちょっと…嬉しい…かも』
「あん?」
『いつも…カッコイイのに、いつも私の数段上を歩いてるのに…なんか凄く近く感じちゃった…かも』
「だからぁ〜俺はそんなもんやない、特に久美のことになったら情けない男やで」
『そんな事…ないよ、すっごく素敵な男だよ、だからこんなに…好きなんだもん』
「ヒヒッ、嬉しいのぅ」
『なんか…』
「ん?」
『もっと…私のことは特に…自信もって欲しい…』
「…」
『ヤクザ……だからとか、なんか…引け目があるのかもしれないけど…だから…なんか…わざと自分の事傷つけようと…してるみたいにみえる』
「…」
『ごめんなさい、上手く…言えないけど…』
まだ少ししゃくり上げながらそんなことを言う久美の頭を撫でた
コイツ…ホンマ心が強くて綺麗なんやな
「そうだったかもしれんな」
「俺が今までやってきたことなんて、誰にも自慢できることやあらへん」
「桐生ちゃんには…特にその辺負けてるって気持ちもあったかもな」
『それでも…私は―真島さんの事が…好きなんです、そのままの…真島さんを好きになったんです』
俺は、傷を沢山背負った久美を守るつもりで
久美に守られてたんかもしれんな
ホンマ、強い女や
「わかったわ、久美は一生俺のもんやな」
『もちろんです』
「何があっても離さん」
『はい』
背中をトントンとしながら
俺にもたれ掛かる久美の息遣いを
聞いてた
なんて安心出来るんや
少し離れて様子を見てたマメが
ベッドの上に戻ってきたら、久美の手にすり付いとる
「マメ、久美の事慰めてくれとったんか?ありがとや」
頭を撫でてやると、気持ちよさそうにゴロゴロと喉を鳴らす
少し重みを感じて
顔を覗き込んでみたら、久美がスヤスヤと
寝とった
泣き疲れたか…
ベッドに寝かせて、額にキスをする
俺は、とんでもない宝物を手に入れたんやないか…
これさえあれば、何も怖くない
コイツの為なら何だって出来る
そうや、自分のことを傷つけるのは
もうやめや
だってもう大切なものが手からこぼれ落ちてしまうと怖がる必要は無いんだから――
家に帰る
いつもより怪我をしてる俺を見て、西田がギョッとした顔をした
鍵を開けて中に入ると明かりもついてない
まさか帰ってきてないのか?
一人で帰ったから何かあったんじゃないか
とりあえず、リビングの電気をつけて
寝室を見に行く
ベッドに膨らみがあった
ホッとしてキッチンに行き冷蔵庫からミネラルウォーターを取って一気に飲み干した
不貞腐れて寝とるんか…
俺も大人げなかったな
桐生ちゃんの気持ちあそこまでとは思わなかったわ
何やっとん俺…
何がしたいん?
なんや自分でもようわからん
ベッドに行ってその膨らみの横に腰掛ける
「久美…」
『…』
「怒っとるんか?」
『…』
「怒鳴って…スマン…」
膨らみの中から、マメが出てきた
俺の膝の上に乗って何かを訴えるように
俺の顔をただ見つめてる
マメにも抗議されとるみたいや
「桐生ちゃんは、俺が認めた男や、だからこそ一番のライバルなんや」
「カッコエエやろ?アイツ」
「信頼してるから桐生ちゃんに久美のこと任せたりもしとった」
「そのくせヤキモチ…も妬いとったわ」
「アホやな…俺」
「エエ歳こいて」
「呆れたやろ?愛想尽きたか?」
マメのことを撫でながら
久美へ話しかけた
モゾモゾっとその膨らみが動く
『私は、誰よりも真島さんの事が好きです!』
布団に潜ったままで聞こえる久美の声は
少し震えとる気がした
「スマン」
『どうして信じてくれないんですか』
「信じとるよ」
『嘘!』
「嘘やないって」
『こんなに好きなのに…』
『これ以上…どうすればいいの』
俺は布団をめくって久美の事を抱きしめる
膝の上からマメが飛び退く
カタカタと震えながら初めて見るくらい
泣いとった
「もう疑ったりせん、絶対や」
『ッヒッック…』
「泣かんといてや」
『誰よりッも…ヒッ…ッ一番ッ…んッ…好きなのにぃ!』
久美が、しゃくりあげながら抱きついてきた
背中をポンポンとしながら
「わかっとるよ、俺も誰よりも久美のことが好きやで?」
『んッ…ヒッ…ッ』
「ごめんやで、な?」
少し身体を離して真っ赤に腫らした目で
俺の事を見る
『怪我…してる…ッ…』
「なんてことないわ」
『もう!』
「ごめんって」
また俺に抱きつく久美が
可愛いて可愛いて…
抱きたくなったけど…今日はやめとこう
俺は、久美のことは
大切に大切にしたいんや
己の欲やら嫉妬をぶつけたりはもうしとうない
「泣かせてしもうたな、ホンマ俺アホやな」
『ヤキモチ…』
「ん?」
『ヤキモチ…妬いてたの?』
「せやな」
『フフッ』
「コラ、笑うなや、泣いたカラスがもう笑ったやん」
『真島さんみたいな、…カッコよくて何でも持ってて…いつも飄々としてる人でも、ヤキモチで…どうにもならなくなる感情…あるんだ』
「お前、俺の事なんやと思うとるん?、ただの男やで」
「惚れとる女誰にも取られとうないやろ」
『ちょっと…嬉しい…かも』
「あん?」
『いつも…カッコイイのに、いつも私の数段上を歩いてるのに…なんか凄く近く感じちゃった…かも』
「だからぁ〜俺はそんなもんやない、特に久美のことになったら情けない男やで」
『そんな事…ないよ、すっごく素敵な男だよ、だからこんなに…好きなんだもん』
「ヒヒッ、嬉しいのぅ」
『なんか…』
「ん?」
『もっと…私のことは特に…自信もって欲しい…』
「…」
『ヤクザ……だからとか、なんか…引け目があるのかもしれないけど…だから…なんか…わざと自分の事傷つけようと…してるみたいにみえる』
「…」
『ごめんなさい、上手く…言えないけど…』
まだ少ししゃくり上げながらそんなことを言う久美の頭を撫でた
コイツ…ホンマ心が強くて綺麗なんやな
「そうだったかもしれんな」
「俺が今までやってきたことなんて、誰にも自慢できることやあらへん」
「桐生ちゃんには…特にその辺負けてるって気持ちもあったかもな」
『それでも…私は―真島さんの事が…好きなんです、そのままの…真島さんを好きになったんです』
俺は、傷を沢山背負った久美を守るつもりで
久美に守られてたんかもしれんな
ホンマ、強い女や
「わかったわ、久美は一生俺のもんやな」
『もちろんです』
「何があっても離さん」
『はい』
背中をトントンとしながら
俺にもたれ掛かる久美の息遣いを
聞いてた
なんて安心出来るんや
少し離れて様子を見てたマメが
ベッドの上に戻ってきたら、久美の手にすり付いとる
「マメ、久美の事慰めてくれとったんか?ありがとや」
頭を撫でてやると、気持ちよさそうにゴロゴロと喉を鳴らす
少し重みを感じて
顔を覗き込んでみたら、久美がスヤスヤと
寝とった
泣き疲れたか…
ベッドに寝かせて、額にキスをする
俺は、とんでもない宝物を手に入れたんやないか…
これさえあれば、何も怖くない
コイツの為なら何だって出来る
そうや、自分のことを傷つけるのは
もうやめや
だってもう大切なものが手からこぼれ落ちてしまうと怖がる必要は無いんだから――