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二十五章 真夏の夜※
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暑い…
年々酷暑…
なのに何故?
そんな通気性皆無のジャケットを着て、黒い革の手袋をしてるんだ
見てるこっちが暑い
「俺は夏に負けへん!」
とか、夏に喧嘩売ってる
蛇柄のアロハでも売ってないかな
でも、家の中では半裸
お風呂上がりは常にパンイチ
元々、男性の裸…というか体には興味もなかったし、なんなら見たくないと思う方だったけど…
未だに目のやり場に困る…
スタイル良すぎる…
腹筋に腰のクビレ…
鼻血出そう―
「久美、ちょいコッチ」
チラチラ真島さんを盗み見ながらキッキンで後片付けをしていたら呼ばれた
『どうしたんですか?』
「見てみ」
『わぁ…』
遠くに美しく夜空に咲く花
ここは高層だから見えるんだぁ
窓の側の床に座る
「綺麗やなぁ」
『そうだ!』
私は冷蔵庫から缶ビールを持ってくる
「おう、エエな」
『フフッ乾杯!』
「もっと近くで見たいな」
『そうですね、音も聞きたい』
「でも、外暑いんよなぁ」
『夜でもちっとも涼しくならないですもんね』
「昔は夕方には涼しい風が吹いてきたもんやけどな」
『どのくらい昔の話ですか?フフッ』
「ジジイ扱いしおって」
私は真島さんの肩にもたれる
そうすると必ず髪を撫でてくれる
「お、ラストか?」
『すごーい!』
連発で何十発も上がる花火
夜空が一気に明るくなる
最後にものすごく大きな花が咲いた
『この、終わる瞬間ってなんか寂しくなります』
「せやな〜」
二人で花火の煙が漂う真っ暗な空を見つめてる
ふと、窓ガラスに映る真島さんを見る
…そんなに優しい顔して
どんどん好きになっていく
「なんやニヤけた顔して」
『ニヤけてません!』
「久美」
『はい?』
「幸せやなぁ〜」
『はい』
「独りやないって…こんなエエもんなんやな」
『ホントに』
「ありがとな、久美」
『え?』
「俺にこないな気持ち教えてくれて」
『私こそ』
肩に回した真島さんの手にグッと力が入る
私はその胸に顔を埋めて腰に手を回す
大好き…
年々酷暑…
なのに何故?
そんな通気性皆無のジャケットを着て、黒い革の手袋をしてるんだ
見てるこっちが暑い
「俺は夏に負けへん!」
とか、夏に喧嘩売ってる
蛇柄のアロハでも売ってないかな
でも、家の中では半裸
お風呂上がりは常にパンイチ
元々、男性の裸…というか体には興味もなかったし、なんなら見たくないと思う方だったけど…
未だに目のやり場に困る…
スタイル良すぎる…
腹筋に腰のクビレ…
鼻血出そう―
「久美、ちょいコッチ」
チラチラ真島さんを盗み見ながらキッキンで後片付けをしていたら呼ばれた
『どうしたんですか?』
「見てみ」
『わぁ…』
遠くに美しく夜空に咲く花
ここは高層だから見えるんだぁ
窓の側の床に座る
「綺麗やなぁ」
『そうだ!』
私は冷蔵庫から缶ビールを持ってくる
「おう、エエな」
『フフッ乾杯!』
「もっと近くで見たいな」
『そうですね、音も聞きたい』
「でも、外暑いんよなぁ」
『夜でもちっとも涼しくならないですもんね』
「昔は夕方には涼しい風が吹いてきたもんやけどな」
『どのくらい昔の話ですか?フフッ』
「ジジイ扱いしおって」
私は真島さんの肩にもたれる
そうすると必ず髪を撫でてくれる
「お、ラストか?」
『すごーい!』
連発で何十発も上がる花火
夜空が一気に明るくなる
最後にものすごく大きな花が咲いた
『この、終わる瞬間ってなんか寂しくなります』
「せやな〜」
二人で花火の煙が漂う真っ暗な空を見つめてる
ふと、窓ガラスに映る真島さんを見る
…そんなに優しい顔して
どんどん好きになっていく
「なんやニヤけた顔して」
『ニヤけてません!』
「久美」
『はい?』
「幸せやなぁ〜」
『はい』
「独りやないって…こんなエエもんなんやな」
『ホントに』
「ありがとな、久美」
『え?』
「俺にこないな気持ち教えてくれて」
『私こそ』
肩に回した真島さんの手にグッと力が入る
私はその胸に顔を埋めて腰に手を回す
大好き…