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三章 日常が色付く時
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仕事を終わらせて外に出ると
もうすぐ夏が来るからかまだまだ空は明るかった
明るいうちに帰れるってなんか得した気分がして、無駄に彷徨いちゃう
パッと目に入ったお店に入ってみる
普段なら絶対やらないけど
気分が良くて少し飲みたい気分だった
扉を開くと目の前にカウンター
そのカウンターの奥に綺麗な女性
きっとここのママかな
「いらっしゃい」
『1人なんですけど…いいですか?』
「どーぞどーぞ、カウンターでいいかしら」
『あ、はい!』
カウンターに座るとドリンクメニューを渡された
『あ、とりあえずビールで』
「はーい」
ビールを出してもらって
ゴクゴクと飲む
『っはぁ〜!』
「エエ飲みっぷりやな〜」
ハッとして振り返ると
ブースの席にグレーの桐生さんと真島さんがいる
『え!?なんで!?』
「ここは、俺たちの行きつけの店だ」
『あ、そうなんですか…』
まずいとこに来ちゃったな…
この前、あんな事言われたばっかりなのに
ビールを飲んだら帰ろうと
残りを流し込む
「あら、次は何お飲みになります?」
『あ、すいません!この後ちょっと』
「んな、逃げなくてもエエやろ?」
だって…
『いえ、ホントにあの…用事が』
「駆けつけ一杯入れてく程の用事なんかヒヒッ」
『…』
「兄さんやめろよ」
「あん?」
「困ってるじゃないか」
「ああ、スマンのぅ」
『では、あの…失礼します!ママ、ご馳走様』
と、お金を置いていく
「あ!また来てくださいね!」